加賀の里山逍遥
2005.04.より登山順

[加賀]  宇谷山   63m  (小松市宇谷町)
[加賀]  差谷山  178m (小松市菩提町)112
[加賀]  日用山  348m  (小松市日用町)
[加賀]  法皇山   48m  (小松市勅使町)

滝ヶ原点、横北点、河原点
第12回 2022.02.24. 「法皇山」
第11回 2022.02.19. 「宇谷山」

第10回 2021.03.20. 「差谷山」
第 9回 2021.03.17. 
「宇谷山」
第 8回 2021.01.20. 「法皇山」法皇山古墳駐車場より一周。

第 7回 2020.06.17. 
「宇谷山」ほとけの里口-より往復。
第 6回 2020.06.13. 「宇谷山」ほとけの里口より往復。
第 5回 2019.03.27. 「宇谷山」ほとけの里口より。
牛谷参道を降りてカタクリより登り返す。
第 4回 2018.04.15. 「宇谷山」牛谷参道より栄谷寺跡。三角点経由で、ほとけの里口へ降りる。
第 3回 2018.04.08. 法皇山古墳より宇谷町カタクリ群落地
。「宇谷山」三角点経由で栄谷寺跡。
第 2回 2010.05.03
 
「日用山」
第 1回 2010.04.19.
 「差谷山」「宇谷山」

  2023年10月14日(土)13回 ほとけの里より「宇谷山」周回





 10.45分。S女史と低山徘徊。宇谷町の「ほとけの里」に車を置く。案内板に「白山三箇寺・温谷寺跡入口」となっている。









 山裾の獣除け柵を開けて入り込む。石仏の並ぶ道。








 途中の分岐を今日は左から。








 急な階段。大きな木が倒れ込んでいる。








 尾根の上まで上り分岐を右に進むと、尾根の瘤に三角点。







 「4等三角点・宇谷・63m」。ここを「宇谷山」の頂上としている。三角点探訪で13年前に登っている。








 未だ「ほとけの里」は無かったが、今では周りは石塔や石仏、








 祠などが立ち並ぶ。








 今日はいつもと反対周りの予定。少し戻って「宇谷カタクリ群生地」の方へ降りる。







 分岐まで降りる。標識は傷んできた。









 「宇谷カタクリ群生地」を通り抜ける。







 広い作業道に出て右折、「栄谷寺跡牛谷参道」の方へ。








 牛谷参道の入口標識より、また山に入る。








 栄谷寺跡と温谷寺跡に上れる参道だ。









 なだらかで気持ちの良い散策路。







 アキギリ                          ハギ








 アカメ谷登り口からの参道と合流。右に登る。










 すぐ「栄谷 行者窟」がある。修行をした穴。







 その先に「温谷寺跡」と「栄谷寺跡」の分岐。栄谷寺跡の方へ進む。尾根道。








 尾根の下に降りる分岐。「栄谷寺行者窟群」の標識。







 尾根の斜面に行者窟群が並ぶ。壊れた穴が多い。








 尾根に戻り分岐。左は栄谷寺中心伽藍跡。右の奥之院の礼拝所に進む。







 奥之院への途中熊のうんち発見、奥之院のベンチも熊に齧られていたので、怖くなってここでの昼食を諦め戻る。








 栄谷寺中心伽藍跡も諦めて戻る。









 分岐で温谷寺跡の方へ戻る。








 「高宮白山神社遥拝所」に到着。白山が見えた。手前の山の上に「円行山生雲」の建物が見える。








 掘立てあずま屋のベンチで、白山を眺めて昼食。









 下山開始。大きな木がある。








 温谷寺跡の標識。この辺りに「温谷寺」があったらしい。







 一周してきてほとけの里り降りる分岐。









 ほとけの里の方には鳥居があり小さな社もある。






 手前の道を降りる。石仏が並ぶ。






 校倉造りの建物が二つある。鍵が掛かり中は見れない。










 ほとけの里の入口まで戻ってきた。ヤマップではこの山にはランドマークが付いていない。良い散策が出来るので「宇谷山」にしても良いと思う。





  ■次回登山は、10/19「三方岩岳」へ■


  2022年02月24日(木)12回 「法皇山」周回





 朝起きたら雪が積もっていてビックリ。S女史と錦城山を徘徊する予定を急遽中止。所が暖かくて晴れてきた。ちょっと近くを徘徊しようと「法皇山」を遅くから歩く事になった。11.30に法皇山駐車場到着。5日前に近くの「宇谷山」を徘徊した時は、この駐車場には雪が無かった。今日は15センチも積もっている。車であまり入り込むと出られなくなりそう。後ろの山が「法皇山」である。





 横穴数8。ABCDの4グループ。その間に遊歩道。




 1番から15番まで、順路の通りに歩く予定。







 Dグループの道を登る。










 横穴式石室。








 7番で広場に降りる。途中でカンジキを履いたS女史が追いついて来た。







 カンジキは付けなくても、何とか歩ける。ここから戻るように「法皇山」の頂上方へ進む。









 Bグループがある。頂上にベンチがある。








 海の方面。







 頂上から右に一段下りた所に横穴がある。横穴の上が頂上だ。










 頂上まで戻って、ペンチをテーブルにして昼食。







 下山開始。広場まで降りる。広場の向かい側がCグループの古墳群になっているが、横穴らしきものは見えない。







 今度はため池の方へ降りてゆく。頂上の下辺りに横穴群。これもBグループ。









 大きなため池の方へ降りる。

















 加賀温泉駅の観音像。







 ため池から階段を降りると。Aグループの横穴古墳。









 法皇山の名前の由来。65代花山天皇は2年で引退、花山法皇となる。その後全国の寺院を巡り、それが西国33ヶ所観音霊場になったとか。ここの古墳も花山法皇ゆかりなのだとか。駐車場まで戻ってきた。







          ■次回登山は、2/26加賀の「錦城山」へ■





  2022年02月19日(土)11回 ほとけの里より「宇谷山」周回





 カンジキの必要なさそうな超低山を探して「宇谷山」を徘徊に来た。S女史と県道11号線の栄谷町、円山古墳の先を山に向かって折れると山裾に「ほとけの里」の入口があり、車が2台ほど置ける。10.15分。








 山に向かうと柵があり、開け閉めして入る。









 石像が並ぶ地点に分岐、どちらからでも上れる。








 今日は戻るように左から登ろう。階段が続き途中に休憩所があり、石像がいっぱい置いてある。















 尾根の上まで登り着き、右に尾根を少し歩くと、一番高い頃に「4等三角点」がある。点名は「宇谷」で標高は「68m」である。








 一番高いので、ここを「宇谷山」の頂上にしている。








 右下が小さな広場で、小さな社殿や石像がある。この辺りがほとけの里の中心部らしい。「春夏苑」と登り口に書いてあった。







 尾根を進むと石塔。戒名が彫ってあるので個人の墓かも知れない。










 「大坊谷上白山遥拝所」と書いてあるので寄ってみる。







 ベンチがあり、白山の方が切り開いてある。白山は見えた事は無かったが、今日はかすかに見える。






 先へ進む。この辺りに三箇寺の「温谷寺」があったらしい。温谷寺は「うたにでら」と読むらしい。















 巨大なシイノキがある。






 「高宮白山神社・白山遥拝所」があった。目を凝らすとここからも白山が見える。




















 「毘沙門上遥拝所」からは、木が茂り白山方面は見えない。








 分岐を南谷の方へ直進する。








 「栄谷寺行者窟群」を通る。山肌に穴が空いている。行者が入って修行下らしい。








 更に進んで「漆谷奥之院遥拝所」まで往復する。








 突き当りの広場にベンチがあるが、ここの「白山遥拝所」は木が茂っていて山は見えず。








 戻って今度は「漆谷栄谷寺中心伽藍跡」へ行く。ここに大伽藍のお寺があったようだ








 その先の「縦穴行者窟跡まで往復。井戸みたいな深い穴がある。落ちたら大変、上がってこれないぞ。








 戻って今日は「牛谷参道」を降りる。直進すれば「アカメ谷登り口」に下りられる。







 参道の真ん中に座り込んで昼食にする。誰も通る事は無いだろう。









 今日は長靴徘徊で、丁度よい残雪だ。







 牛谷参道の登り口に降り立った。作業道を左に戻って焼く。









 「カタクリ群生地」への入口から登り返す。








 丸山古墳の斜面がカタクリ群生地だ。群生地を抜けると左に「温谷寺跡」へ登り返す小さな橋がある。








 尾根に登り着くと「鞍掛山」が見える。右の雪山は「大日山」だな。







 尾根はそのまま、朝に通った「宇谷山」に出る二度目の頂上。









 降りは反対側の遊歩道を降りる。変わったむ形の慰霊碑や赤い鳥居の小さな社もある。













 校倉造りの無建物の横を通る。鍵が掛かっていて中は覗けない。










 登り口のあずま屋まで降りてきた。










 柵を開け閉めして戻る。






     ■次回登山は、2/24加賀の「法皇山」へ■ 上の項






  2021年03月20日(土)10回 主谷林道「差谷山」-鉄塔巡視路-水谷林道



 相棒S女史を3日前に宇谷山を案内したら、今度は自分の秘密の散歩道を案内するという。自宅から歩く山道らしい。S女史は鞍掛山の麓の住人である。まず
「差谷山」に登る。主谷林道の途中から鞍掛山の反対側の山に登る。三角点があり点名が差谷なので勝手に「差谷山」として記録してある。





 滝ヶ原町を抜けて主谷林道に入り、水と緑のふれあい公園で相棒と待ち合わせ。満車だ。家から歩いて来たS女史を乗せ、石橋の東口橋の先の200m位の、道の広い所に車を置く。9.40分。








 その先に関西電力の鉄塔巡視路登り口がある。赤い案内板を登る。荷物は持たず。







 初めは谷沿い。









 岩の頃がるヒノキの林。







 25分で尾根の上の鉄塔に到着。「関西電力大黒部幹線157番」である。右側がちょっと高く巡視路が続いている。



 下にゴルフ場が広がり、小松ドームが見える。









 登って来た方に富士写ヶ岳が見える。



 三角点は尾根を、左に海の方へ進む。ここから道は無いが藪は薄いので楽に進める。





 スミレ            タムシバ満開          ツバキ




 ゴルフ場。木場潟・柴山潟が見える。








 向こうの高い地点が、三角点のあるピークらしいな。








 11年ぶりに三角点に到着。展望は無し。私はここを「差谷山」と勝手に命名している。







 三角点情報・「差谷山」
 三角点名・差谷
等級・3等三角点
標高・178m






 三角点にタッチして同じ道を降りる。林道に置いた車が見えてきた。11.25分。

 車で滝ヶ原町まで戻り、町の中に車を置き、走って来た主谷林道の、川の反対側の農道を歩いてゆく。






 「水と緑のふれあい公園」の、川の反対側の農道を歩いてゆく。







 石橋の「東口橋」の横をを通る。橋の向かい側の道路から、さっき「差谷山」に登って来た。草で石橋が良く見えないな。関西電力の送電下を通過。








 突き当りの広場に到着。このお墓の間から「北陸電力加賀東金津線」の鉄塔巡視路が始まっている。








 初めに少し坂がある。









 前方に鉄塔が見えてきた。







 「北陸電力加賀東金津線105」の鉄塔に到着。12.40分。展望がある。ここよりも次の鉄塔106の方が展望が良いというので、昼食は次の鉄塔だ。







 次の鉄塔はすぐ近くに見えたが、尾根の上を遠回りして遠かった









 キブシ            タムシバ           マンサク




 「北陸電力加賀東金津線106」の鉄塔に到着。広いピークで大展望である。




 小松空港辺りだな。




 小松ドームと木場潟。







 鉄塔の下で昼食。鞍掛山は手前の山の陰らしい。見えない。









 13.50分出発。次の鉄塔が見えるが、目の前のピークを越えて行くようだな。




 柴山潟方面。






 鞍掛山が見えてきた。この辺りが今日の最高地点で、240m位だ。










 「北陸電力加賀東金津線107」を通過。これより降りとなる。





 ヒサカキ           タムシバ          ヤマザクラ







 「北陸電力加賀東金津線108」を通過。さらに降る。主谷林道から送電線鉄塔を四本通って、









 「水谷林道」に降りる。









 少し降りたらすぐ「水谷林道」の起点に出た。向かいは鞍掛山の第二駐車場だ。まだ車が留まっている。明日が鞍掛山の山開きらしいぞ。





 山際の農道を歩いて戻る。キクザキイチゲの群落がある。   ヒュウガミズキ







 町中のカフェの横に到着。



 初めて歩いた鉄塔巡視路での一周は中々楽しかった。































       ■次回登山は、3/24小松の憩いの森散策■






  2021年03月17日(水)9回 ほとけの里-「宇谷山」ひと筆書き一周



 私が宇谷山の呼んでいる地域は、白山信仰の拠点として、昔はここに
「白山三箇寺」あったとか。



 去年6月に「宇谷山」を一筆書きに一人で歩いた。この時期低山ばかり歩いている。宇谷山の近くに住んで居る相棒S女史とは、余りここを一緒に歩いていないので案内する事になった。9.45分に宇谷町の「ほとけの里」の入口に車を置く。背景の山が「宇谷山」である。三角点があり点名が「宇谷」なので私が勝手に「宇谷山」として載せている。







 獣除け門を開けて入り込む。あずま屋があり参道がある。尾根の上まで遊歩道があり一周できる。石仏が多数並んでいる。







 少し登ると左右に分岐があり、周回出来る。今日は左側から登る。雪のため前へ倒れた石仏が多数ある。起こしてあげたいが、重そうなんでやめた。最近腰を痛めている。起しても土台がしっかりとしてい無い様だ。遊歩道も小枝が多数落ちていて、今年まだあまり人が入ってい無い様だ。




 アオキ            カンスゲ           ショウジョウハカマ





 尾根の上の一番高い地点に三角点がある。
三角点情報「宇谷山」
三角点名・宇谷
等級・四等三角点
標高・62.59m





 点名が宇谷なので「宇谷山」にしている。一段下の広場や尾根道に、ほとけの里の祠や石仏、供養塔などが多数並んでいる。







 11年前に三角点探訪に来た時は、何も無かった。


 「温寺寺跡」の方へ進む。







 右に「白山遥拝所」がある。覗いて見る。山の方が切り開かれている。今日は白山は見えなかった。








 「温谷寺(うたにてら)跡」に到着。特に何もなし。尾根の上の広い場所。平安時代から室町時代に掛けて栄えた寺院跡。隣接する「栄谷寺跡」と共に、一大宗教センターがあったと書いてある。





 巨大な「スタジイ」の木の横を降って行く。







 「高宮白山神社・白山遥拝所」を通る。高宮神社は地図を見ると、丁度この地点の麓にある。









 分岐を直進する。分岐の左下には「温谷寺・行者窟」がある。今日は寄らず直進。







 「栄谷・行者窟群」がある。斜面に穴が空いている。壊れかけの物が多い。








 ミヤマシキミ         ツバキ            オウレン








 分岐から最奥の「奥ノ院遥拝所」を往復する。









 奥ノ院はあまり人が来ないようで荒れていてベンチがあるのみ。山は見えない。







 分岐まで戻って「栄谷寺跡」の方へ降りる。栄谷寺大伽藍跡を通る。広い場所があるが何も無し。案内板だけ。







 先を降って行くと「栄谷寺・縦穴行者窟」がある。深い縦穴が一つ空いている。深くて底が見えない感じ。途中の案内板にはここから林道へ降りる道が書いてある。しかし急斜面で道が見えない。仕方なく前回の通り直進する獣道を降りる。






 前回の通り湿地帯に降りた。二人でウロウロと泥にはまらぬように、彼方此方歩き回り、小川に倒木で橋を架け、無事脱出、林道に出てホッとする。日の当たる林道の真ん中に座って昼食。
 






 林道を少し降ると「栄谷寺跡登り口に出る。ここからまた登り返す。






 


 杉林を登り切ると「白山遥拝所に出る。







 広場になっていて白山の方が切り開いてある。かすかにかすかに雪山が見える。薄くて良く見えないが白山らしい。老人は目も悪いな。






 緩やかに登って行くと、栄谷町の方から「牛谷参道」が登ってきている。










 ここを今日は降りる。






 オウレン           幹のくっついた木       アセビ




 ウスタビガの繭        ヤマザクラ          クサイチゴ







 牛谷参道の登り口まで降りてきた。




 作業道を栄谷町の方へ降りてゆく。リュウキンカの群落がある。











 民家の近くから、「宇谷カタクリ群生地」に登りだす。









 群生地は手入れがしてあり、カタクリの葉が見えるがまだ咲きそうでない。群生地を抜けて参観店のあるほとけの里に、2度目の登り返し。





 スミレ            キクザキイチゲの青







 尾根まで登り進むと、鞍掛山が見える所がある。




 ほとけの里の三角点に戻り着き、反対側の周回道を降りる。




 三角点            ヒュウガミズキ        植えてあるウメ




 収蔵庫らしき建物の横を通って降りる。誰一人歩いていなかった。三箇寺のもう一つは「那谷寺」であり、廃寺とならず再興している。




























                 ■次回登山は、3/2加賀「差谷山へ■上の項



  2021年01月20日(水)8回 「法皇山」 散策



 久方ぶりの快晴。相棒S女史と今年初登山を予定していたが、へぼ用が出来て出発が午後2時になってしまった。ちょっとだけでも歩こうと、小松の勅使町の「法皇山横穴古墳」にやってきた。終い忘れていた「輪カンジキ」も引っ張り出してきた。資料館の駐車場は除雪がしてなく、道路に車を置く。背後の法皇山は、山の中に入るとあまり積雪が無いように見える。







 カンジキを着けるか迷ったが、長靴だけで入り込む。遊歩道を少し進む。右に戻るように山に入る。









 横穴を見ながら登って行く。







 順路4番の標識。順路通りに歩く予定。









 遊歩道は、駐車場側の斜面を横切り、一度山の反対側の広場に降りる。順路7番の標識。


 





 ここからまた戻るように、今度は一番高い地点に登る。階段がある。







 順路10番の頂上に登り着く。案内板に着けてある小さな案内図。




 海の方の風景。






 次の11番は、頂上の先を降りた広場にある。この広場にも横穴が幾つもあった記憶があるが、良く見えない。遊歩道は行き止まりで、7番広場まで戻るように指定されている。








 頂上まで戻ってコーヒータイム。いつもありがとうございます。







 7番広場から、今度は駐車場の反対側の斜面を行く。順路12番標識。








 右に池がある様だ。池の方へ降りてゆく。








 池のふちより田んぼの方へ降りる道がある。順路14番の標識。急坂でS女史はシリセードを試みようと、敷物を出して滑ろうとしたが、雪が柔らかで沈みすぎ、階段もあって全然滑れない。





 諦めて降りて行った。







 横穴が幾つも並ぶ山裾で戻る。横穴は、今から約1400年前の、6世紀から7世紀に造られた群衆墓とかいてある。








 帰りに国道へ出る途中の「さえぐさの里」で白山を撮ってS女史と別れた。この駐車場も除雪してなかった。































 ■次回登山は、1/23加賀の「おくりび山」へ■






 法皇山の帰りにまだ晴れていたので、木場潟西園地により、暗くなるまで白山を眺めてきた。

























  2020年06月17日(土)7回 ほとけの里-「宇谷山」ひと筆書き一周


 4日前のリベンジ
「白山三箇寺散策山道」の、一筆書き散策である。




 ほとけの里の入口に車を置く。12.00時。少し進むと突き当りに獣除け門がある。開け閉めして入り込む。すぐ分岐があり、どちら側でも登れるが、今日は右の階段を登って行く。








 校倉つくりの新しい建物が二つある。仏像でも入っているようだが判らない。







 尾根の上まで登り着く。左に少し戻り、ほとけの里の中心部の、三角点に挨拶に行く。
三角点情報・「宇谷山」 
 三角点名・宇谷
等級・4等三角点
標高・62.59m



 三角点は尾根の一番高い所に鎮座している。すぐ下の広場に色々と建築物と手作りあずま屋がある。





 戻って縦走開始。まず「大坊谷上遥拝所」への分岐があり入り込む。手作りのあずま屋があり、白山の方が少し開けている。晴れていれば白山も見えるだろう。







 すぐ戻って尾根を進むと「温谷寺跡」に出る。何もなく案内板があるだけである。白山を信仰する一大宗教センターがあったと書いてある。温谷寺は「うたにでら」仮名が打ってある。







 大木が何本もあり、寺院があった名残と思われる。









 「高宮白山神社遥拝所」を通る。ここからも「白山」は見えるだろう。この場所の丁度下の宇谷町に「高宮白山神社」がある。






 「毘沙門上遥拝所」の分岐があるので寄る。この遥拝所はペンチがあったが、木が茂ってきて白山の方は全然見えない。戻って縦走開始。








 南谷分岐に出る。栄谷寺跡の方へ進むのだが、荷物を置いて、参道登り口の方へちょっと降りる。







 栄谷・行者窟が一つだけある。ここまで行って戻る。一筆書きで間が抜けぬようにする。








 分岐まで戻り、栄谷寺跡の方へ進む。








 こちらにも、栄谷行者窟群がある。山肌に行者窟が幾つも並んでいる。尾根を進む道もある。







 分岐に出る。右が漆谷奥の院遥拝所、左が漆谷栄谷寺中心伽藍跡である。奥の院遥拝所まで往復する。








 ピークより段々下がった突き当りに、奥の院遥拝所があった。ベンチがあったが周りはすべて樹木に覆われて、白山は見えそうでない。







 分岐まで戻って今度は、栄谷寺大伽藍跡の方へ進む。








 右の少し平らな所に入ると、そこが栄谷寺の中心だったらしい。立札があるのみ。







 戻って、縦穴大行者窟の方へ降りてゆく。ここから先は一度降りてしまうので今まで入ったことが無い。








 だいぶ降りたらロープで囲んだ、縦穴行者窟があった。初めて見た。とても深い穴である。







 さてここから、ルートが判らなくなった。案内板の地図では方向を変えて、右の斜面を降りる様だが、結構急斜面、直進する尾根筋は緩やかで、しかも道が付いているように見える。尾根を降りた方が近道にもなるので直進した。初めは良かったが段々と道らしくなくなった。なんとか下まで降りたが、川のふちで湿地帯に降り立った。泥にはまり込みながら、何とか作業道に上がり込んだ。作業道にを少し降りると地図に載っている池が見えた。





 500mも作業道を歩くと、栄谷寺跡入口の大きな看板がある。ここがアカメ谷参道の登り口である。ここへ降りてきたことはあるが、ここから登るのは初めてである。この辺りから水田になる。









 寺の下参道入口の標識もある。








 広場の白山遥拝所がある。ここにもベンチがあるが、木が茂っていて展望は無し。ベンチで遅い昼食。








 登って来たアカメ谷参道と、牛谷参道の合流点に到着。ここから牛谷参道を降りるのだが、その前に荷物を置いて行者窟まで往復、道を繋げる。







 牛谷参道は緩やかで気持ちの良い道である。









 牛谷参道の登り口まで降り立ち、作業道を降りてゆく。







 今度はカタクリ群生地の方へ入り込む。









 カタクリ群生地は円山古墳の斜面にある。もちろん今は咲いていない。







 カタクリ群生地を抜けて、また温谷寺の方へ登り出す。








 鞍掛山が見えるぞ。







 尾根を進むと、昼一番に出発した「宇谷山三角点」に戻り着いた。


 下の広場から、目の前の高台に三角点がある。





 手前の道で降りる。この道は石仏の並ぶ道である。








 15.30分に車に戻り着く。携帯歩数計は6.500歩。なんとか一筆書きでほとんどのコースを歩いた。誰ひとりとも遇わない、3時間半の老人徘徊だったな。









            ■次回登山は、6/21能登「宝達山」へ■




  2020年06月13日(土)6回 ほとけの里-「宇谷山」往復



 私が勝手に名付けた
「宇谷山」。何度か歩いているがまだ様子が判らない所がある。一度、いっぺんにに全部のコースを一筆書きに歩こうと考えていた。「ほとけの里登山口」より入り、「温谷寺跡」へ。そこから上の地図には載っていないが、「栄谷寺跡」から「大行者窟」を通り一度作業道に降りる。今度は「アカメ谷参道登り口」より登り「牛谷参道登り口」へ降りる。今度は「カタクリ群生地」から「ほとけの里」に登り、「ほとけの里登山口」へ降りる。




 お弁当作って「ほとけの里」に車を置く。段々と雨が止む予報なのに全然降りやまない。車の中でゲームをしてりして暇をつぶしていたが、なかなか降り止まない。とうとう諦めて、今日はせめて「宇谷山三角点」まで、と考えて傘をさして13.00時に歩き出す。








 獣除けの門を開け閉めして入る。花菖蒲の咲く池に、モリアオカエルの卵がぶら下がっている。








 分岐になる。どちらからでも一周できる。今日は左から登る。







 尾根上までに、二つの手作りあずま屋がある。









 尾根の上まで登ると、一番高い地点に「三角点」がある。







 その一段下に「ほとけの里」の建物がある。10年前に「三角点探訪」に地図を見ながら登り着いた事がある。その時はほとけの里が着工される前の事で、何もなかった。







 今はいろんな構造物がある。「五輪塔」。









 砲弾の形をした「戦没者慰霊碑」








 鳥居の奥に赤い社殿。








 寺谷降り口と書いた、反対側の道を降りる。新しい大きな建物がある。構造物に説明の無いものが多い。したがって何の施設か判らない。







 アジサイの季節になった。40分で傘をさして一周してきた。車に戻って、車の中で弁当を食べて帰った。








             ■次回登山は、6/16福井「高須山・朝倉山」へ■





  2019年03月27日(水)5回 ほとけの里-「宇谷山」-牛谷参道口






 ちょっと一人で歩いて来ようと
「宇谷山」に出掛ける。県道11号線で粟津温泉、那谷寺と通り、加賀市に入って栄町交差点を左折して宇谷町の方へ入る。しばらくで「ほとけの里」の標識がありその裏に車を留める。10.50分。






 すぐ先に「ほとけの里」の入口がある。いのしし除けの門があるが散策自由。戸は閉めてくださいと書いてある。すぐあずま屋。「温谷寺跡・栄谷寺跡・春夏苑」と書いてある。








 途中に散策路は分岐。ほとけの里の左に登り着くか右に登り着くか、である。今日は右の方へ登る。社殿らしきものが二つあるが閉めてある。






 尾根に登り着いて左に少し戻ると、尾根の上に「4等三角点・宇谷」がある。ゆえにここを
「宇谷山」と勝手に決めてある。その下辺りの平地が、ほとけの里の中心部と思われる。




 戻って先へ進むと「温谷寺跡」を通る。大きな木がある。特に遺跡は無し。







 さらに進むと「高宮白山神社・白山遥拝所」に出る。高宮神社はこの下の麓にあるが、ここへ直接登る道は無いようだ。今日は白山は見えない。円行山の生雲と云う施設が山の上に見える。


 




 南谷分岐を入る。栄谷寺跡の方へ進む。栄谷・行者窟群跡を通る。





 栄谷寺の大伽藍跡まで行ってみる。ここまでくると遊歩道はあやふやになってくる。「大行者窟」と云うのがあり、下まで降りられるようだが、踏み跡がハッキリとしない。戻って「奥の院跡」もあるようで、探してみたが道が良く判らない。








 今日は「牛谷参道」を降りて「カタクリ群生地」に出る予定。分岐まで戻り少し下ると、ここにも行者窟が一つある。その先の「牛谷参道」と「アカメ谷参道」の分岐でしばし休憩、昼食。パンをかじる。





 「牛谷参道」を降り切ると作業道に降り着く。横切って県道迄出る細い道がある。黄色い「リュウキンカ」がいっぱい咲いているのが見えたので撮ってくる。12.55分。




 作業道を少し歩いて「宇谷カタクリ群生地」に寄る。カタクリはまだ早い。数本のみ咲いている。群生地を過ぎて、また、宇谷山の方へ登り返す。イチゲ、すみれ、シキミ、ツバキを見かける。








 13.30分に宇谷山三角点に戻り着く。ここから手前の遊歩道を降りてゆく。遊歩道に多数の石仏が置いてある。写真を撮りながら車まで戻る。13.50分。誰にも遇わない散策であった。



















  2018年04月15日(日)4回 牛谷参道-栄谷寺-「宇谷山」-仏の里



 一週間前に赤いルートを一回りして、宇谷三角点のあるピークを
「宇谷山」と勝手に命名したが、どうも全容がつかめていない。まだ歩いて居ない散策路をちょっと歩いて来ようと、雨が止んだので午後から出かける。今回歩いたのは青い線で、円山古墳の栄谷町方面にに車を置き、前回と反対側よりカタクリ群生地を見て、牛谷参道登り口より山道に入る。前回の道と合流して、南谷の方へ入り込み、栄谷奥の院の遥拝所に行き、少し戻って栄谷寺跡に寄る。大伽藍跡となっている。戻って三角点より、ほとけの里の標識に直接降りる。







 一週間前に歩いて通った「カタクリ群生地」の看板の近くに車を置く。13.00時。円山古墳の登り口も近くに見える。古墳山すその道を歩いてゆく。








 「丸山結清水」の標識があるが、清水は見えない。古墳の穴が幾つもある。







 13.05分、その先に群生地に入る道がある。ここから入ると群生地に一番近い。








 ちょっと覗いて来るが、雨の後でパッとしない。








 戻って荒れた林道をさらに進むと、「牛谷参道」の入口がある。ここが栄谷寺へ向かう参道である。







 宇谷町にあるから温谷寺(うたにてら)だが。栄谷寺は、栄谷町からだいぶ離れていて、宇谷町を越えた先にある。だから地理的になほ混乱する。しかし調べたら南谷の方は栄谷町に所属していた。






 13.30分に、前回通った山道に合流した。この分岐標識も混乱の原因。変な方向を向いている。前回も??と考えたが判らなかった。今回こんな太い標識が動くはずがないと思ったが、なんと片手で軽々と回るではないか。ちゃんと直しておいたが、風が吹いても向きが変わるかもしれないな。






 5分ほど行くと温谷寺跡と栄谷寺跡との分岐に出る。栄谷寺の方に南谷入口の標識もある。ここに入り込む。ここは初めてである。入り込むと栄谷・行者窟群の分岐を過ぎて、10分ほどで奥の院の跡に出た。







 奥の院の遥拝所に行ってみたが、どこも見えなかった。
 







 栄谷・行者窟群の分岐まで戻り、大伽藍跡に行く。








 左に大伽藍跡があり「栄谷寺跡」の看板があった。14.10分。戻って直進すると「大行者窟」があると地図に有ったが、行ってみたら段々と山を降りだしたので、やめて戻った。前回と反対周りに進む。







 温谷寺跡に近づくと大きな木がある。









 温谷寺跡通過。14.40分。







 前回省いた「大坊谷上遥拝所」にちょっと寄ってみる。少しだけ展望がある。








 「ほとけの里」の前後に寺谷降り口がある。どちらを降りても同じ所へ出るようだ。







 三角点と下に見えるほとけの里。14.50分。









 降る道の途中に、休憩所が二か所あった。








 この標識に出た。15.05分







                   ■次回登山は、4/16「オンソリ山」へ■



  2018年04月08日(日)3回 「法皇山」-宇谷カタクリ-「宇谷山」




 お天気が午後から回復するとの事で、運動がてらに近くをS女史と、歩く事になった。女史の家より近い加賀市勅使町の「法皇山横穴古墳」の駐車場で13.00時に待ち合わせ。広い駐車場は、一面桜の花びらで埋め尽くされている。周りは桜の名所らしい。



 今日はまず、この「法皇山横穴古墳」の遊歩道を一回りする予定。




 イカリソウ今年初見      オウレン          ツバキは散っている











 法皇山を降り、このあと登山靴のまま車で「宇谷町カタクリ群生地」に寄り、そこから、以前から気になっていた
「白山三箇寺、温谷寺跡・栄谷寺跡」を散策する予定である。



  温谷寺(うだにてら)


 8年前に「宇谷町」の裏山にある「三角点」を、地理院地図を見て探しに、登りに行ったことがある。三角点名・宇谷・四等・62.57mである。この度「温谷寺跡・栄谷寺跡の散策山道」を歩いてみて、三角点のある場所が、この辺りの最高地点と思われるので
「宇谷山」と勝手に名前を付けて整理した。



 県道154線、宇谷町のはずれの「ほとけの里」の入口の看板。白山信仰の拠点の寺があったらしい。




 散策山道の拡大図。大伽藍跡・奥の院跡などが「栄谷寺跡」らしい。




 カタクリ登山口付近に車を置き、カタクリ群生地にゆき、少し戻って登り口より三角点へ登る。その先の温谷寺跡を過ぎ、分岐より行者窟、白山遥拝所を過ぎアカメ谷口へ降りる。県道11号線に出て歩いて車に戻る。






 13.40分、カタクリ登山口付近の、道の広い所に車を置きしばらく進むと、イノシシ除けの柵があり、戸を開け閉めして入る。しばらく歩くと右手に「温谷寺・栄谷寺跡→」の分岐がある。直進するとカタクリの群生地がある。今日はカタクリを見て、ここまで戻って温谷寺跡の方へ登る予定






 13.50分。何度も来てるカタクリ群生地である。今日は咲いているが、天気が悪いので全部下を向いている。







 温谷寺跡への登り口より、山道に入る。この道は初めてである。右下より階段状の登山路が合流してきて、その先の尾根のピークに「宇谷四等三角点」を見付けた。14.20分。ここを「宇谷山」と勝手に命名。この三角点は微かに覚えている。8年前は右下の一段下がった空き地に、なにか測量していた跡があった。







 その跡に、なんと色々な建造物が出来ていた。横の高い所が三角点ピークである。








 灯籠や石碑。石の柵。








 新しい五輪の塔。個人のお墓かも知れない。








 一番奥に鳥居と、赤い小さな社。特に何の説明看板無し。帰りに、ここへの登り口に「ほとけの里」の石碑を見かけた。ここがほとけの里かも知れないな。







 ほとけの里を少し進むと「温谷寺跡」に出た。特に遺跡は無し。案内板によれば「平安-室町時代に、ここに一大宗教センターがあった」との事。







 14.40分。「高宮白山神社遥拝所」に出た。地図を見ると麓にある「高宮白山神社」の丁度上の尾根にある。ベンチがあるので、ここでコーヒータイム。


 




 東の方面が切り開かれていて、白山が見えるようだが、今日は見えず。円行山の生雲の建物が、ピークの上に見える







 分岐で方向を変え、左にアカメ谷登山口の方へ進む。すぐ「栄谷寺行者窟」跡を通る。その先分岐があり「牛谷参道・カタクリ群生地」の標識がある。カタクリ群生地からここへ直接登る参道がある様だ






 15.20分に「白山遥拝所」を通過。15.35分にアカメ谷の登山路の登り口に降り立つ。ここにもイノシシ除けの門あり、車道に出てぶらぶらと戻る。
 







 県道11号線まで戻ると大きな看板あり。「白山三箇寺・湯谷寺跡・栄谷寺跡・散策山道→」と書いてある。ところで温谷寺に「うだにてら」と仮名が振ってあったが、山の中には「おんたにでら」と仮名が振ってあった。




 県道を歩き、栄谷の町を抜け、16.00時に宇谷町の車に到着。まだ全部を歩いていないので、全容は不明の所もあるが、近々歩いてみたい。









 車を置いたその先の方に「ほとけの里」の大きな石碑があった。ここから登るとすぐ三角点に登れるようだ。





 高宮白山神社にもちょっと寄ってみた。ここから高宮白山神社遥拝所に、直接登る道は無いようだ。








     ■次回登山は、4/9「猫山」へ■




  2010年05月03日(祝)2回 「日用山」と三角点探訪




 今年の大型連休は、快晴続きである。今日は半日空いているS女史と、鞍掛山の周辺の「三角点」探し、第2弾である。S女史は鞍掛山の麓の住民である。まずは「日用三角点」。小松市日用町にあるから
「日用」なのだが、町からは大分離れた山の上である。


 8.30.に粟津の「ゆのくにの森」で待ち合わせ。駐車場横の、瀬領に抜ける道を上ると、右に「生雲」への林道分岐があり立て札がある。この林道に入ると、本道を跨いで進む。前方の山に鉄塔が見えてくる。その鉄塔の送電線をくぐって、カーブを曲がった所の、道の広いところに車を置く。




 右の斜面に、戻るように登山路が付いているが、鉄塔巡視路を示す標識が無い。近寄って調べたら、赤いビニールテープが提がっていて、「96~95へ」と書いてある。








 此処に間違いないと確信して登り出す。しばらくで「加賀東金津線96」の鉄塔に到着。平野が望めて、小松ドームが見える。












 北東に続く送電線の先に見えるのは、95番鉄塔らしい。その右に見えるのが、三角点のあるピークらしい。











 反対に南西に続く送電線の先に、「富士写ヶ岳」と「鞍掛山」が重なって見える。此処から道が無い。藪漕ぎである。尾根歩きで、前方の高みを目指す。








 尾根は経験からすると、案外歩きやすい。獣道が通っているようだ。9.10.一番高いところに三角点発見。
三角点情報「日用山」
三角点名・日用
等級・三等三角点
標高・347.97m
所在地・石川県小松市日用町
 周りは雑木林で展望は無し。小さな空間が開いている。






 低い松の木にのぼったら、大日山をバックに「円行山・生雲」の建物が見えた。木にのぼったのはS女史。私は遠慮しといた。











 三角点探訪記念撮影。最近は三角点探訪する人が多いらしい。こんな道の無い三角点にも「加賀低山徘徊部」「金沢三角会」「コマQ」さん等の札が見られる。







 「ツツジ」の咲き出した道を戻る。



 日用三角点は、この辺りでは一番高い山にある。周りに纏める山が無いので、又も勝手に、この山を
「日用山」と名付けた。正式の名前があるのなら、教えてほしい。





 この後「横北三角点」と、「河原三角点」を探しに行く。
もうひとつの「狼谷三角点」は「茶臼山」に載せる積もり。






 ④▲「横北」三等三角点



 日用山より降りて、林道をそのまま進み、十字分岐を右に菩提町に降りる。那谷町より勅使町を通って左折、横北町を抜け、水田丸町の入り口で左折して、動橋川を渡る。100mほど入ると左に、鉄塔巡視路の標識があった。「第2福井火力86」「大聖寺線20~21」。その前が道が広くなっているので車を置く。










 10.10分、谷を上ってゆく。「ガマズミ」かな。すぐ右に、86鉄塔への道が分岐してる。直進。









 「マグシグサ」最近よく見かける。











 これは「ヤマルリソウ」だったかな。10.35.鉄塔に到着。地図の100mのとんがりの上にある。周りは丘が続いていて、余り景色がよくない。北に続く送電線の下が刈ってあり、ワラビがいっぱい。しめしめ。







 ところでこの鉄塔には「大聖寺線20」と書いてある。「福井火力87」の鉄塔が無い。鉄塔は1本だけだ。どうもこの鉄塔には、両方の名前があるようだ。両方の送電線が通っているようだ。間違いない。鉄塔のそばの日陰の巡視路で、お湯を沸かして、熱いお汁粉を頂く。甘くておいしい。








 さて此処からは、道が無い。地図を見ると、北へ等高線を横断しなくて、水平道で三角点まで続いている。ピークが無いので判り難いが、慎重に藪の中を歩き出す。三角点に近づいたら、右側の斜面が杉林となり、下草が刈られていて、見通しが利くようになった。その突き当たりに、プラスチックの白い標識が見え、三角点を発見。






三角点情報
三角点名・横北
等級・三等三角点
標高・99.71m
所在地。石川県加賀市横北町








 全然見晴らしは無し。それでも、藪の中では無くて、辺りが広く刈られていたから良かった。もしも藪の中だったら、こんな平坦な場所にある三角点は、探すのが大変だ。



 写真を撮って、鉄塔まで戻ろうと思ったが、広い尾根で方向が判らなくて、中々鉄塔に出ない。いつもの事ながら難しい。鉄塔の向かいのピークに入り込んだようだ。ようやく鉄塔が見えてホッとする。この後「河原」三角点を確認に行く。




 ⑤▲「河原」四等三角点



 2010.05.03.連休の三角点探訪である。日用と横北を確認。この後、河原と狼谷を探しに行く。横北三角点より降りて車に乗り、勅使町の方へ戻る。勅使の信号を直進し、町を抜けた所で、左折したら小学校に出た。学校を右に回り込んだら、後ろに神社があった。神社の境内に車を乗り入れたら、境内の目の前に三角点があった。神社は諏訪神社で、鳥居をくぐった右の境内の隅にある。








三角点情報
三角点名・河原
等級・四等三角点
標高・12.38m
所在地・石川県加賀市河原町








 四等で可愛い三角点である。ちゃんと保護石で囲まれ、白いプラスチックの標識もある。此処は山ではないが、山へ出かけるとき、いつも通る場所であるので、此処に載せた。


この後「狼谷」の三角点を探しに行く。この三角点は、小松ドームの近くにある。132番「茶臼山」に載せた。







  2010年04月19日(月)初散策 「差谷山」滝ケ原三角点探訪


 山歩き仲間の「S女史」は鞍掛山の麓に住んでいる。最近の三角点探しにも参加しているので、三角点にも興味がある。私が地図を見ていて、鞍掛山の近くにも、いろいろ三角点があるねぇ、と話したら、ぜひ探しに行こう、と言う事になった。


 そこで、鞍掛山登山口の近くにある、三角点を三箇所一度に廻って来た。「鞍掛山」の項に載せようと思ったが、一番高い「差谷」の三角点を
「差谷山」にして、一稿に纏めることにした。点名「差谷」は、点の記に拠ればサタニと仮名が振ってあるが、地元のS女史はサシタニと言った。だから「差谷山」サシタニヤマは私が勝手に付けた名前である。



 ①▲「差谷」三等三角点



 滝ヶ原町の小公園「石の里・水と緑のふれあい公園」で、12.30.待ち合わせ。そのまま林道を、三童子山の方へ進むと、舗装が切れるところに、素敵な「東口橋」という石の橋がある。滝ヶ原は石材の産地である。さらに200mほど進むと、左に赤い鉄塔巡視路の標識がある。








 道が広くなっているので車を置く。欠けた赤いプラスチックの板に、157.と書いてある。赤い板は珍しい。2日前に「倉ヶ嶽」に登ったとき、風吹峠の手前の鉄塔が、同じ赤いプラ板だった。そこで地図を出して、送電線をたどったら、まさに倉ヶ嶽から此処に続いていた。







 送電線巡視路を、ぶらぶらと25分ほど登ったら、尾根の上の鉄塔に出た。「大黒部幹線157・関西電力」と鉄塔に書いてある。鉄塔巡視路は、東に向かって尾根の上を進んでいる。










 南に「鞍掛山」が見える。後山と重なっていて、ピークがひとつに見える。










 北は、ゴルフ場が広がっていて、その向こうに小松ドームが見える。









 此処から道が無い。巡視路とは反対の、西に向かって尾根を進む。藪漕ぎを覚悟したが、少し進むと切り開きに出た。尾根のゴルフ場側が、切り開いてある。下に池みたいなものが見える。








 尾根のゴルフ場側を歩いて、前方の高みを目指す。
三角点情報「差谷山」
三角点名・差谷
等級・三等三角点
標高・178.01m
所在地・石川県小松市菩提町
 13.25分、三角点発見。ゴルフ場の縁に立つ、立派な山である。此処を「差谷山」と勝手に命名。







 雑木林の中で、わずかに切り開かれているが、だんだん藪に戻りつつある。展望なし。












 「イカリソウ」が咲き出した。




 下に続く



 ②▲「滝ヶ原」四等三角点




 滝ヶ原町の通ってきた道を車で戻る。道の三叉路に鉄塔がある所より、那谷寺の方へ進むと、すぐ左側に神社がある。神社の右に林道があるので入り込む。地図では三角点の上を、送電線が通っているので、どこかに鉄塔の登り口があるはずである。地図には送電線の線が載っているが、鉄塔の場所の記入が無くて不便だ。右側に登り口がある筈なので、右ばかり見ていたら、送電線の下を潜り抜けてしまった。広場があり「ムラサキケマン」が咲いている。







 Uターンして戻ったら、巡視路案内の標識は、道の反対側にあった。「第二福井火力線№95」と書いてある。谷を20mほど入ったら、右の斜面にプラスチックの階段があった。10分ほど登ると「大聖寺線№11」の鉄塔に着いた。









 此処は送電線が、二本平行して走っている所で、№95の鉄塔は向かい側に見える。南に向かう送電線の先に鉄塔が見える。あそこ辺りが三角点だろうと、「大聖寺№12」の鉄塔へ向かう。10分ほどで「№12鉄塔」に到着。








 直進すると「大聖寺線№13」に続くと思われるが、右折して「第二福井火力線№94」に向かう。突き当たりにその鉄塔はあった。海岸線がわずかに見える。










 その手前の、巡視路の真ん中に三角点はあった。
三角点情報
三角点名・滝ヶ原
等級・四等三角点
標高・80.63m
所在地・石川県小松市滝ヶ原町













 なだらかな丘陵地で、特にピークと言う感じがしない。山と名付けるのは難しい。四等三角点なので、誰も尋ねていないかと思ったのに、加賀低山徘徊部の、立派な標識が下がっていた。


 ここらは自然がいっぱいの、里山である。




 
下に続く



  2010年04月19日(月)初散策 「宇谷山」の三角点探訪





 続いて、隣の宇谷町の裏山の三角点を探しに行く。此処は送電線が通っていないが、地図をよくよく眺めていると、三角点まで点線の道が続いているし、向かい側の谷まで道が抜けている。
 宇谷町のはずれを探していたら、道の横に四角い案内板を見付けた。「温谷寺・栄谷寺跡地登り口」と書いてある。車を降りて読んでみる。温谷寺・栄谷寺跡地案内図とあるが、「登り口」と「栄谷側登り口」は読めるが、その間の山道図が消えていて、読めない。しかし此処が地図に載っている山道と確信。







 道端に車を置いて、入り込む。畑地を歩いて細い谷に入る。しばらく歩くと、左に道が分岐している。地図では尾根の上まで登って、左に分岐しているが、同じ方向なので、此処から左に入り込む。










 斜面をジグザグに登って、少し戻る様にしたら、白いプラの標識が見え、三角点が見えた。細い尾根の上である。展望無し。南側の下で、何か測量した跡があり、四角に囲った場所が幾つもある。ひょっとすると温谷寺・栄谷寺の跡かも知れない。加賀低山徘徊部の札が下がっている。






 ここを勝手に
「宇谷山」と命名した。
三角点情報「宇谷山」
三角点名・宇谷
等級・四等三角点
標高・62.59m
所在地・石川県加賀市宇谷町















 畑地まで戻ると、いろんな花が咲き出している。
これは「ヤマルリソウ」










 満開の綺麗な白い花を、いっぱいつけた木は、「ヤマナシ」の木らしい。









 「カキドオシ」の花も良く見ると綺麗だ。











 「ヤマブキ」の黄色い花も、よく見掛ける様になった。







 午後から出かけて「三角点」を、三ヵ所見付けた、楽しい散策でした。



表紙へ戻る