2005.04.より登山順
加賀市の
①「錦城山」 下の項②「大蛇山」と「熊坂妙高山」
「加賀海岸自然歩道」
「橋立自然公園」
「加賀市中央公園」
[加賀] 錦城山 65m (加賀市大聖寺荻生町)34 | ||||||||||
第8回 2023.01.11. 錦城小学校運動場裏の、駐車場より一周。 第7回 2022.02.24. 錦城小学校運動場裏の、駐車場より一周。 第6回 2021.01.26. 錦城小学校運動場裏の、駐車場より一周。 第5回 2019.02.11. 錦城小学校運動場裏の、駐車場より一周。この後「寺尾観音山」へ。 第4回 2018.11.14. 錦城小学校運動場裏の、駐車場より一周。 第3回 2015.11.14. 錦城小学校運動場裏の、駐車場より往復。 第2回 2011.03.16. 錦城小学校運動場裏の、駐車場より往復。 第1回 2005.09.24. 錦城小学校運動場裏。 |
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2023年01月11日(水)8回 「錦城山」を往復 S女史とは今年最初の山歩き。あまり身体の調子が良くないようで、楽な山にしようと「錦城山」になった。私も低い山大賛成。10.00時にいつもの駐車場。登城口に「大聖寺城跡イラストマップ」が置いてある。❶番から⓱番までのポイントが書き込んである。 ❶番から⓱番まで通して歩くのを「名城・大聖寺城跡完全制覇コース」としている。100分掛るらしい。今日はこのコースを逆回りで歩く予定。 少し登るとすぐ「東丸」への分岐。階段を登るとすぐ東丸に到着。 「深田久弥日本百名山発刊50周年の碑」がある。 今日は「白山」と「鞍掛山」が見える。鞍掛山の後に「白山」が見えるのだが、逆光で目立たない。 【⓰番 東丸跡】 白山のアップ。下に鞍掛山。 少しずつ登って行く。 【⓯番 下馬屋敷跡】 【⓮番 番所屋敷跡】 15番も14番も空き地のみ。太い木が多くなる。 【⓭番 鐘が丸跡】 「鐘が丸跡」は広い。木のアスレチック施設がある。 【⓬番 骨が谷】 鐘が丸跡から一段登った場所。錦城山でこの辺りが一番高い。激戦地だったらしい。 【⓫番 局谷】 かんざしを挿した蛇が出るぞ。 【➓番 西の丸跡】 西の方が見える。 【➒番 三の丸(北の丸)跡】 左側が三の丸跡である。 【❽ 戸次丸跡】 分岐より「戸次丸跡」を往復する。向こうに跡台地が見えてきた。展望無し。 この辺りにも大木が多い。 【❼番 二の丸跡】 「戸次丸跡」から分岐まで戻り、ひと登りすると「二の丸跡」に着く。ここにあずま屋がある。遊具もある。 【❻番 馬洗い池】 「二の丸跡」から降りると「本丸」との間に池がある。池の向かい側は「西の丸」で先程通った。 【❺番 本丸北東虎口跡】 「馬洗い池」よりひと登り、大木を過ぎると「本丸北東虎口跡」に出る。 【➌番 大聖寺城本丸跡】 「本丸跡」に出た。その中に一段高い場所が「本丸櫓台跡」である。ここが「錦城山頂上」である。 【➍番 本丸櫓台跡】の標識は撮り忘れ。 錦城山65m。慶長五年に落城。山口玄蕃親子は死亡。山口玄蕃顕彰碑がある。 本丸展望地にあずま屋がある。昼食。周りの木が大きくなり展望が悪くなった。 あちこち探してようやく「白山」を撮る。 【❷番 本丸南虎口跡】 「南虎口跡」から下へ降りる。 【❶番 馬出曲輪跡】 「馬出曲輪跡」まで降りると町が一望。 駐車場に置いた車が見えてきた。 駐車場にの入口から「白山」が見える。 車に荷物を置いて「忠霊搭」まで行ってみる。この忠霊塔の裏に 【⓱番 対面所跡】 がある。これで1番から17番全部である。 ■次回登山は、この後「カンザン前山」へ■ 2022年02月26日(土)7回 「錦城山」を一周 S女史と健康徘徊、錦城山を一回りして、あずま屋でランチするのが目的。いつもの駐車場到着10.10分。福井ナンバーの車が到着。年配の人1人。 駐車場の横から登り出す。パンフレット置いてある。 今日はいつもとは反対周り。すぐ右の「東丸跡」へあがり「鐘が丸跡」へと上がる。向かい側は本丸跡へ登る道。 「深田久弥日本百名山発刊五十周年碑」がある。白山が見えているはずだが、霞がかかり老人にはハッキリと判別できない。 「鐘が丸跡」に到着。遊具がある。 鐘が丸跡の上に「骨が谷」の標識。大聖寺城陥落の名残り。この辺りが錦城山で一番高い。 「西の丸跡」通過。 下に「馬洗い池」が見えてくる。福井の人が写真を撮っている。今日逢った唯一人。 続いて「三の丸跡」通過。足跡が無い所も自由に歩ける。 分岐を「戸次丸跡・ベッキマルアト」に行く。突き当りに、広場の戸次丸跡が見えてまた。 北の方が少し見える。 分岐まで戻り「二の丸跡」へ上がる。隅にあずま屋がある。何時もの昼食場だか、今日は本丸跡のあずま屋で昼食としよう。 一度、馬洗い場のある鞍部まで降りて、「本丸跡」に登り返す。「山口玄蕃宗永公之碑」があり、後ろの「本丸櫓台跡」が錦城山の頂上である。65m位。 本丸のあずま屋はテラスが付いている。大聖寺の町が見える。昼食。 今日の降りは馬洗い池まで戻り、忠霊塔の方へ降りる。 階段の続く道を「対面所跡」の方へ降りる。 対面所跡は、忠霊塔のすぐ上の広場。 対面所跡の広場を歩いていて、崖の下に今年初の「フキノトウ」を収穫。「ネコノメソウ」も見付けた。春が来た、嬉しい。忠霊塔の裏へ降りて正面に周る。すぐ横が駐車場である。 まだ時間が早いので、帰り道に「チハカ山」も歩く事にした。 ■次回登山は、この後チハカ山散策■ 2021年01月26日(火)6回 「錦城山」を散策 「錦城山」の登り口駐車場にあるポストの、大聖寺城跡縄張図のパンフレットの、番号通りに歩いて来たぞ。 ❶馬出曲輪跡 本丸の方へ登る。大聖寺町が見渡せる。 ❷本丸南虎口跡 虎口とは曲がった狭い場所。 ❸大聖寺城本丸跡 城主の山口玄蕃の碑がある。関ヶ原の戦いの前哨戦で落城。 ❹本丸櫓台跡 一番高い所に櫓があった。錦城山の頂上だったが、今は鐘が丸跡が頂上となる ❺本丸北東虎口跡 大きな木のある所を降りる。 ❻馬洗い池 降りた所に池がある。城の水場だったようだ。 ❼二の丸跡 登ると二の丸跡。あずま屋がある。 ❽戸次丸跡 二の丸から降りて、分岐から戸次丸を往復。展望は余り無し。 ➒三の丸(北の丸)跡 分岐まで戻り西の丸の方へ進む。ここは三の丸。 ➓西の丸跡 少し展望があり北陸自動車道の方が見える。 ⓫局谷 本丸の下あたりになる。局たちが本丸より身を投げた。 ⓬骨が谷 局谷より鐘が丸の方へ進む。ヤマップではこの辺りが頂上だ。激戦地らしい。 ⓭鐘が丸跡 ⓮番所屋敷跡 鐘が丸より降る。 ⓯下馬屋敷跡 更に降って行く。 ⓰東丸跡 東丸跡に到着。片隅に深田久弥の記念碑がある ●深田久弥日本百名山発刊五十周年記念碑と白山が見える。 ●白山を眺めながら昼食。 ⓱対面所跡 最後の17番は駐車場の隣の忠霊塔の後ろを登る。当主の館があった。 ヤマップ画面では1時間半の徘徊だ。 ■次回登山は、1/31加賀の「水無山」へ■ 錦城山から降りて、帰りに江沼神社に参拝。参道に深田久弥の文学碑がある。 春見付けウメが咲いていた。池のある庭園がある。 今年は丑年。年男のの私は撫牛を撫でようとしたら、コロナで撫でないで下さい張り紙。 神社の後ろに重要文化財の長流亭。 八間堂能楽堂を見かけて寄る。大聖寺藩の最後の藩主は前田トシカという人で能楽が好きで名人だった。明治の頃日本の能楽を復興させた一人と云われている。東京に居たが、この辺りに別邸があり能楽堂もあった。帰った時は舞ったり教えたりした。そんな訳で今でも能楽の盛んな土地柄である。その屋敷跡に能楽堂を建てた。錦城能楽会の皆さま頑張ってください。 2019年02月11日(祝)5回 「錦城山」散策-寺尾観音山 老人は暇である。三連休の一日目は鳥越城山を歩いた。さすがに昨日は休んだが、三日目の今日は「錦城山」と「寺尾観音山」の予定。寒いうちはごく近くの山ばかりリクエストして歩く予定。9.00時にゆめのゆで待ち合わせ、9.20分に「錦城山」の駐車場に到着。前回と同じコースを案内する予定。「馬出曲輪跡」に登り着く。本丸のすぐ下である。 本丸の「山口玄蕃の碑」の後ろが高いのでここが頂上だと思っていた。錦城山65mの古い標識がある。そのまま載せている。しかし今回タブレットに入れたヤマップ地図を眺めていたら、本丸ではなくて「鐘が丸」辺りが頂上になっている。 二の丸の「あずま屋」で抹茶休憩」。 今回はコースから外れている「戸次丸跡(ベッキマル)」も探索した。ここから直接駐車場の方へ降りる道がある様だ。 アオキの赤い実だけが目を引く。城の西側は少し薄気味が悪い。看板に寄れば「局谷・落城の時、局たちが本丸より身を投げた。今でもカンザシを挿した蛇が住む」。「骨が谷・戦死した将兵が、骨になるまで放置されていた」。 「鐘が丸」から段々と降ってくると「深田久弥日本百名山発刊五十周年記念」の碑に出る。5年ほど前に建てられたものである。白山は駄目か。 駐車場到着10.50分。■活動時間1時間26分 ■距離1.7km ■高低差56m すぐ長靴のまま運転して「寺尾観音山」に向かう 2018年11月14日(水)4回 「錦城山」散策 今日は私の81歳の誕生日である。3年前の「錦城山」散策と同じ日と同じ場所である。書く事もほとんど同じなので、改めて書かない。登り口駐車場に昼過ぎに到着。登り口の「ポスト」の中に散策パンフレットが入っていた。パンフレットを見ながら、①番から⑯番まで順番に全部廻ってきた。1時間半の散策だった。カメラを忘れたので、最近持ち歩いているヤマップの入ったタブレットで撮った。雨が降り出しそうなので、ストックの一本をこうもり傘に替えた、これも前回と同じ。 本丸跡に登り着く。 本丸跡の、この碑の後ろの高台が、「錦城山」の頂上である。 二の丸跡のあずま屋で、カップヌードルで昼食。 古木が多くて良い。 東丸跡の深田久弥百名山の碑。白山は見えないが今日は「鞍掛山」が見える。 ひと回り終了。駐車場隣の忠霊塔に到着。■活動時間1時間29分 ■活動距離1.3km ■高低差64m でした。 ■次回登山は、11/15「倉ヶ嶽」へ■ 2015年11月14日(土)3回 「錦城山」散策 今日は私の78歳の誕生日である。こう年を取っては目出度くも何もない。ただ暇なので記念にどこかを歩こうと思ったが、天気が悪い。11時を過ぎてから小降りになってきたので、昼食は山でカップラーメンを食べようと、ポットにお湯を詰めて、コンビニでカップを購入。大聖寺の「錦城山」の駐車場に11.50分に到着。入口の案内板が新しい。現在地に車を置き、東丸-鐘が丸-西の丸-二の丸と外側を歩き、本丸へ戻り下山の予定。杖の代わりにコウモリ傘。登山靴は履く。 錦城の錦は、この城山には紅葉の木が多く、秋の紅葉が美しくのて「錦城山」と呼ばれたと書いてある。駐車場の隣の芝生の忠霊塔広場。紅葉にはちょっと早くて残念。 東丸に登ると、「深田久弥日本百名山発刊五十周年記念」の今年夏建てられた碑があった。日本百名山の序文の、白山の事が彫られている。ここから白山が見えるようだが、今日は雲の中。 本丸跡に討死した、山口玄蕃の碑がある。その後ろの高みに、山頂標識がある。この辺りは紅葉の木が多い。すべて紅葉したらよほど奇麗だろう。13.10分に駐車場。傘をさしたりつぼめたりの歩きだったが、誰一人歩いていなかった。 すぐ近くの「深田久弥・山の文化館」に立ち寄る。銀杏の大木が落葉、ぎっしりと敷き詰めている。 東丸の記念碑。と、江沼神社の深田久弥の碑。 すぐ近くの江沼神社参道の「深田久弥の碑」紅葉の木も多い。紅葉は、あとしばらくのようだ。 ●次項2015年74回登山は、11/15「三童子山」へ● 2011年03月16日(水)2回 「錦城山」散策 東北関東巨大地震が起きた。まことに悲惨な状況で、お見舞いの申し上げようもない。毎日テレビを見ているだけで、頭がおかしくなってくる。気分転換にS女史を誘って、天気が悪い中を、歩きに出かけた。 この間から、国土地理院の地図「大聖寺」の中の、三角点を調べていた。登ったのは「寺尾観音山・二ノ谷」「熊坂妙高山・大平屋上」それに、三角点の無い「錦城山」。 ところが他に、三角点名や住所に、山の名前が入ったものが多い。たとえば「大山」「笠取山」「加賀山」「大蛇山」「治郎平山」などなど。これはぜひ探索せねばなるまい。 久しぶりの「錦城山」である。低いけれども山として認定されているようだ。合羽を着て杖だけ持って、前回と同じ場所から山に入る。 「アオキ」の赤い実が目立つ。直接本丸には登らず、鐘丸に登り、裏側をぐるりと回った。所々にあずま屋があるが、壊れて使えないものが多い。 西丸近くまで行き、戻るようにして、一番高い本丸を目指す。この山には、あまり登る人は居ないようだ。モミの古木が多い。 山口玄蕃の顕彰碑のある本丸に着いた。明るくて、前回とは印象が随分違う。後ろの丸い瘤が最高地点らしい。 登ってみたら「錦城山」ー山と無線の深田会ー、の標識があった。碑の真上の、大きな桜の木が、根元から折れて、標識に引き掛かっている。 この山は、登山案内の本に載っている山である。山名札を提げた。 本丸跡のあずま屋に展望台があり、市街が見える。今日は山は見えない。白山も見えるのだろうか。 下山路と書いた道を降りる。「ツバキ」がだいぶ散りかけている 「ネコノメソウ」を見付けた。 「フキノトウ」が顔を出していた。家で天ぷらにして頂いた。 この後「三角点・右」のある、俗称「大蛇山」に三角点を探しに行った。123番に載せる。 ① ▲南郷・4等三角点 錦城山を歩きに行く途中、「南郷」の三角点を確認に寄る。国道八号線をゆくと南郷町を通る。曾宇町信号の手前、左に八号線を降り、国道の下を潜って大聖寺の方へ進むと、変電所があり、前方に小山が見える。横に周ると「八幡神社」鳥居がある。 神社は山の上で、長い急な階段が伸びている。登ると八幡神社があり、「菅原神社」「稲荷神社」「住吉神社」があり、一番高い所に「白山神社」があった。いずれも小さい祠である。 白山神社の後ろは竹藪になっていた。竹藪のふちに三角点は鎮座していた。藪漕ぎを覚悟していたのに、神社の境内のふちに在った。ありがたい。
今日の三角点一つ目は、すぐ見つかった。 ② ▲金ヶ城・三等三角点 今日二つ目の「金ヶ城」の三角点探訪に行く。南郷より菅生石部神社に行き、裏山を走る大きな道に出て、岡町信号を右折、畑町のトンネルを出た所で、左に林道に入る。林道はトンネルの上を走り、尾根の上まで出る。左折して進むと工事現場に出た。なんとかここまで舗装してある。ここら辺りが一番高いので、車を置いて探し出す。右に舗装のしてない林道が分岐していたので、入り込む。入り口に鎖がしてある。 100mほど入ったら「加賀クラブ」の看板が下がった家があった。無人の家の前は広く、昔は何か大きな建物があったようだ。今は電波柱が2本立っている。この家の裏が少し高いので、笹をかき分けて入ったら三角点が在った。加賀低山徘徊部の、大きな三角点名の標識がある。
この林道は枝道が多く、何度も行き止まりになり引き返したが、なんとか三角点を探し出せた。 ③ ▲大山・四等三角点 今日三つ目の「大山」三角点を探しに行く。地理院地図に「大山」と山の名前が記入してある。しかも頂上まで道路の記入がある。道路の記入があるのは、そこに建物があるのだろうと見当をつけていた。いつも近くを通るたびに、大きな電波塔が見えるので、あそこかな?と考えていたが、探すのは今日が初めてだ。 今日その電波塔を見てびっくりした。緑のシートで覆われている。巨大なお化けである。「金ヶ城」の三角点を降りて、小松の方へ少し進むと、緑のお化けが見えた。高尾町のこの山を登ってみたら、鉄塔の横が広く空いている。○にHの大きい模様が地面に埋め込まれている。ヘリポートらしい。重要な電波塔なので、ヘリポートまで付属しているのかな?。電波塔とヘリポートを挟んだ、反対側が崖になっており、少し高い雑木林になっている。 低い崖なのでよじ登ったら、そこに三角点が鎮座していた。そばに白いプラスチックの標識が在ったのですぐわかった。
三角点が赤く塗ってある。ほかでも見掛けた事がある。何故こんな事をしたのかな。少々痛々しい。雨が止んでいるので、この広場でお湯を沸かしてもらって、コーヒーを入れて貰い、パンで昼食にした。この後「錦城山」へ出かけた。 ④ ▲上福田・四等三角点 錦城山と大蛇山を歩き、ここでS女史と別れたが、まだ3.30分。帰り道に近くの平地にある三角点に寄ってみた。錦城山の下から「深田久弥の文化館」の前を通り、突き当りを左に曲がり、ずーっと走っていたら、大聖寺川に掛かる「みやまえ橋」を渡った。橋のたもとに車を置き、堤防下の農道を、川下に向かって歩いたら、前方に白い三角点標識が見えた。堤防下と農道の間に、三角点は鎮座していた。
堤防に登ったら、大聖寺川の向こうに「錦城山」が見えた。堤防は車は通れず、自転車と歩く人だけ通行できる。欲張ってもう一つ、美野和三角点を確認に行く。 ⑤ ▲美野和・四等三角点 昼ごろ探索した「大山三角点」の、シートをかぶった巨大電波塔の近くを、海の方へ進むと「黒崎町」に出る。道左側の黒崎小学校の手前、三角形の池を過ぎた所で、池の反対側の農道に入る。杉林を過ぎ、田んぼに出ると、道の横に三角点が鎮座していた。白い標識もあり、四っの保護石に囲まれている。
加賀低山徘徊部の、大きな標識が置いてある。 2005年09月24日(土)1回 「錦城山」散策 加賀市に私のお稽古場がある。「錦城山」に登ろうと1時間早く家を出る。この山は私の持っている登山ガイド書に載っている。 夕方5時閉館なのでまず「深田久弥山の文化館」に寄る。大聖寺の町中の西に聳える錦城山のすぐそばにある。旧織物工場の跡で建物も明治の昔のままみたいだ。 「日本百名山」を書いた深田久弥はここ大聖寺の人です。久弥の資料などが集められており、山の文化の資料収集・情報発信や交流の場として利用して下さいとの事です。 山歩き好きの私にとっては、登山家のイメージが強かったが、作家や俳人の部分が覗かれて面白かった。 文化館の近くの江沼神社に久弥の碑があります。 山の茜(あかね)を顧(かえリ)みて 一つの山を終りけり 何の俘(とりこ)のわが心 早も急(せ)かるる次の山 深田久弥 錦城山は、仲間の笛方能楽師のY君の家の前の道の、突き当たり500mに登り口がある。 由来看板によれば、南北朝の頃より城が築かれていたらしく、一向一揆の頃も拠点となっていた。山口玄蕃がいた頃、金沢の前田利長は徳川方につき、玄蕃は豊臣方になり敵対し、1600年に前田に攻められ玄蕃親子は討死した。以来前田藩が入ったが城は作らず、藩政時代は一般人の入山禁止されたので城址は自然に戻り鹿やいのししが棲んでいたという。 山に入るとまさに鬱蒼と茂った森の中である。本丸の下の広場からかろうじて、久弥の母校の小学校の向こうに町並みが見える。それ以外は全然外部が見えない。 山口玄蕃の顕彰碑があり赤い「ヒガンバナ」が咲いていた。 本丸、西丸、東丸、鐘の丸などあり、全部廻ろうと彼方此方ウロウロしていたら、方向が判らなくなった。深い森の中、何所へ行っても視界が効かず、道はあるのだが似たような道ばかり、下山路が見つからない。夕暮れで段々暗くなり、こんな町の中の65mの山の中で遭難したら、お笑いものだと、ひとり噴き出した。 |
②「大蛇山・熊坂妙高山」・「加賀海岸自然歩道」 ①「錦城山」上の項
[加賀] 大蛇山 104m (加賀市奥谷町) [加賀] 熊坂妙高山 265m (加賀市熊坂町) [加賀] 加賀海岸自然歩道 (加賀市) [加賀] 橋立自然公園 (加賀市橋立町) [加賀] 加賀市中央公園 (加賀市大聖寺町) [加賀] 加賀市の三角点探索 (加賀市) |
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第17回 2023.02.06. 「加賀市中央公園」を一周。 第16回 2022.12.27. 加賀市「橋立自然公園」を一周。 第15回 2022.03.20. 「熊坂妙高山」 第14回 2021.10.16. 加賀市「橋立自然公園」を一周。 第13回 2021.02.03. 「加賀市中央公園」を一周 第12回 2020.09.27. 加賀市「橋立自然公園」を一周。 第11回 2020.07.24. 「加賀市中央公園」を一周。 第10回 2020.07.17. 「橋立自然公園」を一周。 第 9回 2020.07.05. 加佐ノ岬より「加賀海岸自然歩道」で片野海岸を往復 第 8回 2016.04.12. 旧熊坂道より、「熊坂妙高山」を往復。 第 7回 2014.02.22. 加賀海岸付近の「三角点探し」2回目。 第 6回 2014.02.17. 加賀海岸付近の「三角点探し」1回目。 第 5回 2012.01.25. 花房三角点と橘三角点を確認。「三角点探し」 第 4回 2011.04.13. 花房三角点探すが発見できず。加賀山の峠三角点発見。笠取山の三角点発見。「三角点探し」 第 3回 2011.03.16. 「大蛇山」を、藪を漕いで登る。 第 2回 2010.03.28. 旧熊坂道より「熊坂妙高山」 第 1回 2009.03.07. 旧熊坂道の名水汲み場先より「熊坂妙高山」 |
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2023年02月06日(月)17回 「加賀市中央公園」散策 寒い日が続きまた雪が積もった。歩ける日が無いし友達の葬式もありモヤモヤとしていた。そして今日S女史に誘われ「加賀市中央公園」に歩きに来た。久しぶりに天気が良く暖かい。老人はウキウキ、春は近いぞ。 3年ぶりで、広い公園のなるべく外側を1周の予定。第4駐車場に車を置く。10.00時。 陸上競技場の外側を歩く。 一周して野球場前の広場を横切り、 野球場の裏も廻る。広い道は除雪してある。 外側の道を歩いたら、突き当たりは駐車場だった。 駐車場を横切り階段で車道に復帰。 あずま屋が在り、花菖蒲園に出る。 花菖蒲園遊歩道は除雪して無く、車道を歩く。 公園西入口近くに出て、公園に入り直す。右に遊歩道が奮起しているが、除雪していないので車道を行く。 いつも直接登るあずま屋が見える。 左側の道にあずま屋がある。右側に入った事が無いので一周。 加賀市出身の偉人たちの、レリーフの並ぶ道だ。コれは深田久弥氏、他に中谷宇一郎氏等10人程。 あちこち覗いて、あいりすセミナーハウスの横から、中央広場に出る。 芝生の広場は一面の雪原。 広場のふちを歩き、ちびっこ広場に上がる。 わんぱく城が見えてきた。下のあずま屋で昼食の予定。 あずま屋に荷物を置いて城に登る。標高は70m。 城の上から白山と鞍掛山。 白山のアップ。あずま屋で昼食。 下のは歩く人が多い。遊歩道は誰も歩かない。 長靴でよろよろ。 池に降りる。 池の周りの彫刻の道を歩く。 彫刻。 いつも歩く彫刻の丘は雪が深そうでパス。 彫刻の丘。 白山が見える所があった。 あちこち覗いて、行ったり来たり。 管理棟を通って、この坂を登ると駐車場である。楽しい徘徊も終着点だ。13.00時。 ■次回登山は、2/11小松の「遊泉寺砂山」徘徊■ 2022年12月27日(火)16回 「橋立自然公園」散策 クリスマス寒波は凄かったが、過ぎ去ったら雨となり、思ったより平地では雪が積もらなかった。歩きたいなと思っていたら、S女史からラインがあり、今年の最終長靴徘徊が決まった。海に近いから雪も少ないだろう。老人向きだ。加賀市「橋立自然公園」の管理棟の前の駐車場に車を置く。管理棟の右側の入口から入る。 何度も来ている。案内図を持ってきた。なるべく外側を大回りの予定。入り口からすぐの分岐を「西竹林・下の池」の方へ入る。 大きな木がある。 倒木。折れ口が新しい。この前の寒波だな。 「西竹林」を通り抜ける。 突然に「原っぱ」に出る。 すぐ右折して原っぱを出て、野鳥観察塀の穴から「おおつつみ」覗く。野鳥が一羽もいないぞ。 突き当り迄歩き、左に「せせらぎの谷」に入る。 右側がせせらぎの谷である。ここも倒木が多い。 木道になる。滑らないように慎重に。 「休憩デッキ」がある。ベンチが一つ。 ぐるりと廻って原っぱに出る。 原っぱを横切るとあずま屋がある。 あずま屋で昼食の予定が先客がいた。少し離れたベンチで昼食。あんまり寒くない。 昼食を済ませて、「照葉の森」コースを抜け「南口池」に出る外回りの道に入る。柵がある事はここも荒れているのかな。 アオキ 赤い実が目立つ。 特に道の悪い所も無く「南口池」に出た。時計回りに池を廻る道を行く。ここはドロドロ。長靴で良かった。 車道を少し歩いて、向かい側の「ヤマザクラ林」のコースを通る。 ヤマザクラ林から「東竹林」を抜ける。 車を置いた駐車場に直接戻る。 まだ早かったので「加賀市鴨池観察館」に寄る。 入館料は老人は170円。 見えるのはカモばかり。カモの種類がこんなに多いとは。雄雌でも色が違う。 ■次回登山は、1/2安宅の「二堂山」へ■ 2022年03月20日(日)15回 「熊坂妙高山」往復 「熊坂妙高山」と言っても誰も知らないが、2009年に新聞で名前を見付けた。以来3回登って居る。今回は6年ぶり4回目の登山。国道8号で加賀ICを越え牛ノ谷峠にかかる前、左に大きな一軒家。左折して家の前からJRの下を通ると熊坂町・高地線という舗装路。 途中の分岐を右に進むと突き当りの広場に出る。この先車は入れない。イノシシ捕獲檻の後ろに「熊坂線№29」の標識。ここから歩く。 ネコノメソウ チャルメラソウ スミレ しばらく歩くと分岐に橋が架かり「熊坂線・№29」の標識。 しばらく進むと新しい作業道が分岐。同じ方向だ右下の谷道が巡視路。 ぐちゃぐちゃの巡視路で突き当りを右に登ると、尾根に登り着き、鉄塔が見える。 №29鉄塔に登ってみる。昔は頂上電波塔が見えたがな。今は見えず。 戻って「№28番鉄塔」の方へ進む。 手入れのされた巡視路。 №28番鉄塔が見える地点まで来ると、左の谷から巡視路が登ってきている。 その巡視路を降りる。 地図に載る林道をぐるりと時計回りに歩く予定が、新しい作業道に出た。林道と作業道が重なったと勘違いして左に作業道を降りる。 間伐で作業道かあちこちに出来ている。時計回りに歩く予定が、いつの間にか時計の反対周りを歩いている。気が付いたがそのまま進む。地図にあるため池。 イノシシ捕獲檻がある。「牛の谷信号交差点」からの本通りに出た。交差点から200mほど入った地点だ。 ここから頂上まで、舗装してある一直線の車道を登る。 ここにもため池。地理院地図に載っている。 分岐に出た。ここへ出てくる予定だった。帰りはここから戻ろう。右に登って行く。 車道だが、とても急坂である。一般車は通行出来るか不明。 ようやく頂上の建物が見えてきた。 一つ目の建物・電波塔の前を通ると、二つ目の建物と電波塔があったが、なんと建物電波塔が撤去されて更地になっていた。 柵に囲まれた広い更地の隅に「3等三角点」がある。点名は「大平」、標高は「265.17m」である。ここが「熊坂妙高山」である。少し下った所の海側に電波塔が二基あり、合計三基のの電波塔山である。 柵の外側に「フキノトウ」の群落。 福井の方面が少し見える。 広い電波塔撤去跡広場で昼食。 記念撮影をして下山開始。 少し下がった広場より海が見える。ここから作業道でも降りられたら近道だ、と覗いて見たが道不明。 白いショウジョウハカマ マンサク ミヤマシキミ カタバミ エンレイソウ アオキ 滑りそうな道。 分岐まで降りてきた。ここから林道を遠回りして戻ろう。 この林道は、6年前は荒れた藪林道だったと記憶しているが、今はよく整備されている。最近の間伐で林道が整備されたようだ。 電波塔が近くに見える。藪漕ぎすればこの林道に折れられそうだな。 どうやら道を間違えた地点まで戻ってきた。 尾根まで登り、「№28鉄塔」に寄ってみる。北潟湖の風力発電機が見える。 「№29番鉄塔まで戻り下に降りる。谷道巡視路を通らず、作業道によじ登り、作業道で戻った 車を置いた場所まで戻ってきた。 途中の祠に寄ってみる、御不動さんらしい。 久人振りの「熊坂妙高山」は春の気配が感ぜられて楽しかった。 ■次回登山は、3/23加賀の「中海山-阿稜山」へ■ 2021年10月16日(土)14回 「橋立自然公園」散策 あまり元気が出ないが、介添人S女史とゆめのゆ駐車場で待ち合わせ。近くを健康徘徊の予定。どこ?錦城山?寺尾観音山?水無山?と言う事で「橋立自然公園」を歩く事にした。管理棟とトイレのある運動公園の前の駐車場に車を置く。いつもはグランドゴルフをする人で賑わっているが、誰も居ないぞ。 駐車場の裏の「ヤマザクラ林コース」から歩き出す。9.30分。 初めは「東竹林」を抜ける。 続いて「ヤマザクラ林」に入る。竹林の中にヤマザクラの黒い木があっちこっちにある。 一度車道に出て、100m程左に進み、向かい側の「照葉の森」の方へ入る。南入口である。 シロヤマギク チャノキ ミゾソバ 「杉の巨木」札。あまり巨木では無いなー。 「南口池」の横を通る。 ここから「照葉の森コース」に入る。 「エノキの巨木」の札。あまり巨木では無いなー。 「照葉の森」を行く。手入れのしてある道。 突然に原っぱに出る。あずま屋に寄る。 あずま屋に、鳥よけネットが張ってある。中に入ると鳥かごの中の鳥になった気持ち。向こうに見える木に「一本綱のブランコ」があったので、乗りに行ったら、いつの間にかブランコは無くなっていた。残念。まだ昼食に早いので、もう一回りに出かける。 おかしな木。 おかしな木。 おかしな木。 「せせらぎの谷コース」を一回りして、また「あずま屋」に戻る事にする。途中に「スズメバチ危険注意」の札。八の季節は過ぎたようなので入り込む。 「休憩デッキ」がある。ここから「せせらぎの谷」に沿って歩いてゆく。 デッキから見える黄色い花。 ツルリンドウ クサギ せせらぎコースは「木道」が多い。 「大つつみ」の方へ戻る。 「大つつみ」の池は「野鳥観察塀」の穴から覗く。野鳥は居ないぞ。 また「あずま屋」のある広場に戻ってきた。鳥かごの中の鳥になったような環境で昼食。 昼食を済ませて「上の池」の方へ行く。 「上の池」。半分埋まっている。 「下の池」。ガマの穂が残っている。池はほとんど無いようだ。 駐車場近くの管理棟まで戻ってきた。本来はここが公園の入り口だ。今回は逆回りで歩いた。 車に乗って橋立の町向かっていたら。「泉の浜」の看板を見付けた。車を留めて寄ってみた。浜辺迄降りられるようだ。 額縁があり、ベンチがあった。 駐車場にブランコがあった。 ■次回登山は、10/23近所の「芦城公園」へ■ 2021年02月03日(水)13回 「加賀市中央公園」一周 遅くから「中央公園」をS女史と、健康の為に徘徊だ。去年の夏に単独で歩いて2回目である。相棒と歩くのは初めてであるが、相棒は何度も来ているようで、公園をよく知っているな。なるべく公園の外側を周って一周する予定。陸上競技場のある第4駐車場に車を置く。時計の針の反対周りで、陸上競技場の裏を一周。雪は解けて全然無い。11.30分。 一周すると広場に出て野球場の前である。野球場の裏に回り下の道に降りる。 少し歩くとあずま屋のある菖蒲園に出る。アジサイ園もある様だ。 菖蒲園を通り抜けて、西入り口から公園の山村民家のあるエリアに登る。 にこにこパークという建物から、野外音楽堂のある広場を横切る。 ちびっこ広場エリアに入り、わんぱく城の側のあずま屋で昼食。12.20分。 わんぱく城に登城。白山は見えず鞍掛山。 彫刻の森を抜ける。 ちょうこくの広場に出る。 おとぎの国の方が見えるが工事中らしい。 池を周って相撲場ープールと歩く。 管理センターへ降りて生垣の坂を登ると、車を留めた駐車場である。 1時間20分の徘徊。この後ランドマークのある「大山」に移動の予定。 ■次回登山は、2/3加賀「大山」へ■ 2020年09月27日(日)12回 「橋立自然公園」一周 雨が降る予報で、山行を変更。遅くから相棒を「橋立自然公園」に案内する事になった。ここなら傘を差しても歩ける。あずま屋もある。杖の一本をコウモリ傘に持ち替えた。管理棟の駐車場はゲートボールの試合があるようで、車であふれかえって入れない。通り越して「加佐ノ岬駐車場に移動。駐車場の一段下に「橋立自然公園」の入口がある。10.30分。 一本道で「上の池」「大つつみ」に着くぞ。 マンジュシャゲ 上の池のガマのホ 野鳥観察塀の穴から覗く。野鳥一羽。 池の全容は判らない。 戻るようにして「せせらぎの谷」の小道を登って行く。雨は大丈夫のようだ。栗のイガが落ちている。栗拾いだ。 足場の悪い所は木道になっている。雨の後は滑りそうで怖いぞ。ゆっくり。 「休憩デッキ」がある。 「せせらぎの谷」から離れて、中心部の「原っぱ」に向かう。海岸に近いのに、うっそうとした深い森の様な雰囲気だな。 怪しげなオブジェの様な樹木。 突然と「原っぱ」に飛び出す。十字路を直進すると「あずま屋」あり、「ピクニック広場」と書いてある。 今日の目的地はここ「あずま屋」で昼食だ。 タブレットの丸印にあずま屋がある。拾ってきた栗。 これも拾ってきた「クルミ」 あずま屋のそばの大きな木に、ブランコがあるのを発見。木が一本括られており、またがって乗るブランコだ。誰もいないことを理由に、80越えの老人も跨ってみる。揺れる方向が自在で難しい。 十字路まで戻って「照葉の森」に入り込む。こちらも鬱蒼とした、なかなかの森である。 エノキの巨木や杉の巨木の標識があるが、あまり巨木という感じがしないな。 森を抜けると「南口池」に出る。朝、車で入り込んだ「自然公園南入口」の近くだ。南口の池だ。 ちょっと車道を歩くと、また外側に入る自然公園の入口がある。 「ヤマザクラ林」を過ぎて、「東竹林」を抜ける。 朝、満車だった管理棟の駐車場の裏に出る。午前中でゲートボールの試合は終わったようで、車は一台も無い。管理棟のトイレを借り、戻るのだが、また原っぱ近くに出た。 アケビ ヌカゴ クルミ 遠回りで、彼方此方寄って、13.25に車に到着。 帰りにすぐ近くの深田町の「鏡の池」に、記憶を頼りに寄ってみる。 深田町の神社の横から入ると、こどもの広場があり「案内板」があった。 源平「篠原の合戦」の折、老武者「斎藤実盛」は髪を染めて、用いた鏡をこの池に沈めて、出陣し、「手塚太郎」に首を取られた。との話が伝わっている。片山津の手塚山下に首洗い池がある。 ■次回登山は、9/30加賀「松尾山」へ■ 2020年07月24日(金)11回 「加賀市中央公園」一周 「ヤマップ」で加賀市のこおひい様が、楽しい記録を載せていらっしゃいます。梅雨の晴れ間に、こおひい様も歩かれている「加賀市中央公園」を、私も歩いてきました。なかなか広い公園でした。 全体の案内板が管理センター前にあったが、大分汚れているな。 車のナビに従ったからすぐ「加賀市中央公園」に着いたが、駐車場があちこちにあり、適当に広い駐車場に停めたら、第4駐車場だった。陸上競技場駐車場らしい。初めての公園で方向が判らない。とりあえずヤマップ地図を見ながら適当に歩き出す。 「陸上競技場」の周りの遊歩道を一回りする。タブレットの歩行軌跡を見ると、公園の北の端に居るらしい。 向かい側は「野球場」だった。「競技場」との間は中央広場になっている。 大体方向が判ったので、「管理センター」の方へ降りてゆく。 「管理センター」の前に案内板があった。「管理センター」の裏は「テニスコート」 「テニスコート」の横の分岐を、右の「菖蒲園」の方へ降りて行く。 どこが「菖蒲園」なのが判らない。草ぼうぼう。 あずま屋があり「アジサイ園」らしきものがある。 クルマユリの大きな株。 白山麓の「山村民家」があったが、大分傷んでいる。 「かがにこにこパーク」という子供の施設の建物の前を通る。一人だけ泳いでいる「プール」。 広い芝生の「運動広場」の周りを歩いてゆく。「山」という像がある。 大きな「運動広場」だが、誰もいない。向こうの「野外音楽堂」の後ろから歩いて来た。 「運動広場」から「ちびっこ広場」から「わんぱく城」へ。 「彫刻の丘」へ降りる道より加賀温泉駅の観音像。 「白山展望地」と書いてあるが「鞍掛山」しか見えない。 「彫刻の丘」に入って行く。 「鴨池」を通って「テニスコート」へ降りてきた。 ここを登ると車を置いた駐車場に着く。7600歩の老人徘徊だ。知らない処を歩くのは大好きだ・ ■次回登山は、7/26富山「牛嶽」へ■ 7 2020年07月17日(金)10回 「橋立自然公園」一周 この間「加賀海岸自然歩道」で加佐ノ岬より片野海岸まで往復した。その時「橋立自然公園」を見付けた。「自然公園」のすぐ近くに「加佐ノ岬駐車場」があった。 今日は午後から一人でこの「橋立自然公園」のなるべく遠回りの遊歩道を歩いて、一周する予定。橋立入り口から入り、運動広場の「管理棟」の前の駐車場に車を留める。管理棟でトイレを拝借。案内板地図と同じパンフレットを頂き出発。この案内図は、普通の地図とは南北が反対になっており、違和感を感じて使いにくい。北が下になっている。 時計の針の反対周りで一周する。管理棟の右に「中央入口」がある。ここから入る 入ってすぐ右に「西竹林・下の池」の遊歩道に入り直進する。 久しぶりの梅雨の晴れ間。晴れ間とはいかないが雨は心配ない、 海の近くにこんな大木の森があるなんて、しらなかったかー。 アジサイの季節。 西竹林には行かず「下の池」を通る。池はガマが生えていて水が見えない。 今度は「上の池」を目指す。 「上の池」もガマでいっぱいで、池らしくない。 今度は「大堤」を目指すが、板塀で囲まれている。「野鳥観察塀」とかで、窓が開いている。 野鳥が飛来するようで、覗いたとき鷺みたいな白い鳥が居たが、すぐ飛んで行ってしまった 突き当り迄進んで「せせらぎの谷」沿いに進む。 せせらぎの谷沿いの道は、川沿いなので木道が多い。 誰一人歩いていないな。 「休憩デッキ」なるものがあった。 川から離れて森の中を進む。 突然に「原っぱ」に出た。原っぱの真ん中に十字路があり、すぐ右に折れ「照葉の森・南口池」に入る。 ここも森である。 太い木もある。 突然に森を抜けた。「南口池」がある様だ。戻るようにして池を周り、南入口に向かう。 杉の大木、と書いてある。 南入口から車道を進むと、「かが健康グリーンパーク」に出る。向かい側の森に入る遊歩道に入る。 「ヤマザクラ林」と書いてあったが、花が咲いていないので、いつの間にか通過した。続いて「東竹林」に入った。感じの良い竹林である。 遊歩道は車を置いた駐車場に直接出た。 初めて歩いた「橋立自然公園」は、深い森を歩き回ったような感覚だった。 ■次回登山は、7/19能登「峨山」へ■ 2020年07月05日(日)9回 「加賀海岸自然歩道」加佐ノ岬-片野 梅雨で天気が悪くてなかなか歩けない。今日はネットで見付けた「加賀海岸自然歩道」を歩く予定。ここなら傘を差しても歩けそう。 S女史と待ち合わせ、ナビで「加佐ノ岬」を入れたら、橋立の町を通らずに、知らない道で「加佐ノ岬駐車場に着いた。後で調べたが「橋立自然公園」を通ってきたようだ。10.15分。加佐ノ岬は若い頃に一度来たような記憶がある。全然覚えていないなー。 遊歩道を登って行くとすぐ灯台に出る。 岬の先まで降りて見る。岬の先に離れて三つの大岩は「猫岩」と云うらしい。 是から歩いてゆく方向。この上に遊歩道が通じているようだ。 ホタルブクロ ウツボグサ オカトラノオ 振り返って見る。灯台と猫岩。 思ったより花が咲いている。 下まで降りる道がある。釣り人が居る様だ。 大きなキノコがあった。ヒヨドリソウ。イチゴはすっぱくてうまい。 海岸を通る自然歩道は、通行禁止になっていた。 「浜山岬」に降りる道が二本ほどあった。一番近い道を降りて見る。 加佐ノ岬は遠くなってきた。海岸を歩く道は通れない様だ。また尾根の上まで戻る。 オオナルコユリ ネム 途中で「旧木曽街道」の標識を見付けた。この近くに旧木曽街道があるらしい。この木曽街道ていっても、木曽義仲が都へ上った道らしい。どれくらい遠まわりになるか判らないので寄らなかったが、この自然歩道も、なかなか古道の雰囲気があり、気持ちの良い道だぞ。 竹藪のかたはらも、感じが良い道だ。 黒崎に近づくと道の横に三角点がある。この三角点は黒崎の町から三角点探しで寄ったことがある。加賀市の三角点探しで6年前だ。下稿に載せてある。
黒崎海水浴場に降りる道に合流。直進する遊歩道は通行止めになっている。海水浴場まで降りると、戻って来るのに大変なので、黒崎の町の方へ降りて行く。 少し歩くと大きな駐車場がある。神社がある。 黒崎の町を通り抜ける。 町はずれに標識があり分岐があった。地図を見ると、直進すると大きな貯水池を通って県道へ出れる。帰りはこの道から戻る事にして、右に入って行く。標識には「源平合戦ゆかりの地・平陣野」と読める。 家へ帰って調べたら「平陣野」とは、源平合戦の時、平家の本陣があった場所らしい。 特に平陣野の標識は無く、いつの間にか通り過ぎたようだ。 少し雨降り、傘をさす。ここも雰囲気の良い古道の雰囲気。 分岐の右にに入り、海岸近くに出た。ベンチがあり雨も止んだので、昼食する。後ろの山からここ迄降りてきた。下の岩場まで降りる道がある。漁師が一人海に潜って漁をしている。旗を建てた浮き輪に繋がっている。 ここからは下の遊歩道が片野まで続いている。向こうの方に見える岬は、東尋坊と雄島と思われる。 14.00時に「片野海水浴場」に到着。若い頃、彼女と海水浴に来た事がある。トイレもある。ここからは県道を歩いて黒埼町まで戻る。車道は広い歩道が付いており、のんびりと歩ける。 貯水池を通って黒埼町に出る道に入る。 「荒出堤竣工の碑」がある。堤のふちの道はガードレールがある道だったが、堤の終わった地点で急に藪になって来た。地図を見ると後200m位だ。まくり上げていた長袖を伸ばして、藪を強行突破だ。 朝通った「平陣野」の分岐地点に到着。黒崎町の中を抜ける。 広い黒崎海水浴場駐車場に戻り、駐車場の奥から舗装してない車道を歩く。地図を見ると一本道で駐車場まで続いている。 車がほとんど通らない細い車道だ。栗の実が早くも見られた。 15.50分に駐車場に戻り着く。すぐ近くに「橋立自然公園」の加佐ノ岬入口があった。 「加佐ノ岬」というカフェもあった。営業してる様だ。 ■次回登山は、7/11加賀「木場潟」一周へ■ 2016年04月12日(火)8回 「熊坂妙高山」を散策 昨日、S女史よりメールが来た。喪中ですがひと月も経ったので、気晴らしにちょっとだけ歩きたいのですが?。私は9時に歯医者の予約があったが、それを終わってから、しばらく歩いていない「熊坂妙高山」を歩く事にした。国道8号線の。加賀インターへの交差点を過ぎ、牛ノ谷峠にかかる前に、左に一軒の民家がある。左に折れ、民家の前を通りJRガード下を抜け、右に林道に入って進む。途中に分岐があるが右に折れ8号線と平行に進む。 10.40分に、三差路に車を置く。もう少し先まで車は入れそうだが、用心して早めに車を置く。 少し歩くと水汲み場がある。水汲み場に名前が無い。名付けるとすると「熊坂名水」か?。 さらに進むと舗装路の終点に着く。小さな広場。左にも林道があるが、直進する鉄塔巡視路を進む。 谷沿いに進むが、木が倒れこんで大変な巡視路である。 谷を登りつめたような感じで、右の斜面を登り出し、「鉄塔熊坂線№29」に登り着く。鉄塔下には、早くもワラビを見付けて今年初めての収穫だ。28番に向けて尾根伝いに巡視路を歩き出すと、いろんな花が出てくる。目の前に倒れこんだコシアブラ。シュンランは今年初めて。前回と同じような場所だ。 チャルメラソウ ワラビ コシアブラ ミツバツツジ ミヤマシキミ シュンラン 右手の木の間から、これから行く頂上の電波塔群が見える。 28番鉄塔の見える所まで来ると、左下から巡視路が登ってきていて、合流する。合流点に鉄塔案内板がある。28番鉄塔が見えるので行ってみる。11.25分。 特に展望は無し。戻って分岐より急坂を下に降りる。林道に降り立つ。 左にぐるりと林道を周る予定。まだ今年は林道が手入れをしてない。次から次へと松の倒木が道を遮る。 ようやく国道から直接登ってきている道に合流。12.05分。ここから頂上までこの道を登る。舗装してあるがなかなかの急坂である。 12.30に頂上到着。一番高い所にある右側の中継所に三角点があるはずである。鉄柵が張り巡らされて入り口も開かない。外から覗いても見えなかった。 地理院三角点情報を見ると、以前は停止で処置保留と書いてあったが、今は正常のようです。
無理をすれば柵を乗り越えられそうだが、違反はだめです。三角点確認は諦めて昼食。 下山開始。まっすぐに八号線を目指して降りる。途中に「ため池」の横を通る。13.30分。 八号線の見える所まで降り、田んぼの向こうに見える巡視路案内板まであぜ道を行く。「熊坂線№27」を鉄塔目指して登る。 13.55分に「熊坂線№27」の鉄塔に登り着く。展望なし。尾根筋の巡視路は、整備されているようで歩きやすい。春の花が色々と咲き出してきた。名前は間違えているかも知れません。 イカリソウ ヨウラクツツジ エンレイソウ ミズキ? アケビ クサイチゴ 28番の鉄塔まで戻り着く。新緑の季節に入ってきたようだ。29番に戻り着く。この先30番・31番と巡視路が続いていて、以前一度だけ通ったことがある。 今回は夕方より仕事があるので、29番鉄塔より、朝登って来た巡視路を降りる。14.45分に三差路に置いた車が見えてきた。収穫のワラビとコシアブラを半分分けて頂き、ありがとうございました。 4月11日(月)・昨日の写真少し載せます。 昨日午後より、友達とランチして、夕方までドライブしてきた。鶴来樹木公園。桜は散り、当てにして見に来たカタクリは一本。 先へ進んで吉岡園地。新聞に記事が出ていた「オキナグサ」。絶滅危惧種。初めて見た。看板によれば、石川県では手取川中流域辺りにのみ生育。個体数は170しかなく盗掘により絶滅が心配される植物。特別の許可を受け現地の種を育てている。ここには多い。 続いて、小松のなかうみの里の「シバザクラ」。加賀里山逍遥の待ち合わせ場所として重宝している。晴れていれば白山が見える。 山中温泉より峠を抜けて丸岡の竹田の里。今日の目的地なのだが、ネットで調べた桜の名所。近くにこんな桜スポットがある事は知らなかった。たけくらべ公園の「シダレザクラ」。良かった。 ★次項2016年の32回登山は、4/16の岐阜県「舟伏山」★ 2014年02月22日(土)7回 加賀市海岸「三角点探訪」② 加賀市の海岸の「片野」と「塩屋」の間に、広大な松を主とした雑木の樹海がある。今回行ってみて判った事だが、全部国有林になっていた。明治の頃までは一面の砂丘地で、砂まじりの強風が吹き荒れ、付近の田畑や人家を埋め尽くし、大きな被害をもたらしたらしい。明治に入って国による治山事業が始まり、大正、昭和と長い年月と莫大な経費を投入して、現在の樹海が造成されたらしい。 調べたら、この樹海の中に三つの三角点が在る。その三角点を探訪に出掛けた。午後から晴れるのでゆっくりと出かけた。加賀インターを出て海の方へ向かい、大聖寺川を渡った突き当りが「上木町」で、左折して1キロ程で次の町「瀬越町」に着く。道路右の空き地に車を置く。向かい側が瀬越の町で、徳音寺の大きな屋根が見える。11.35分。 松林に向かって歩くと、鎖があり車は入れない。100m程進むと十字路があった。これから先は国有林の標識がある。「クロマツ100本・一日森の学園植樹記念」と云う標識もある。ここを左折して適当に右の松林に入り込む。なだらかな地形で何処を探せばよいか判らない。 ナビに入れた地図を頼りに、あちこちウロウロと歩き廻る。ようやく前方に少しだけ高い地点を見付け、もしやと思ってよじ登ってみたら、ようやく三角点発見。赤白のポール。白いプラスチック標識と、低山徘徊部の標識。金沢三角会の布きれも下がっている。 ⑧ ▲「瀬越」 四等 28.63m 樹海の中はどちらを眺めても同じ景色。なだらかな樹海の砂丘。地図の▲マークを頼りに探すのは中々難しい。上手い具合に高みに在ったから見付けられたが、斜面にでもあったら見付けるのは難しい。元の所へ戻れるか心配だったが。上手い具合に作業道を見付けて戻れた。12.20分。 上木町まで戻る。加賀インターへの分岐の信号のすぐ先に、松林に入る道がある。看板があるので読むと、「自然休養林」の施設があるらしい。駐車場があるらしいので入り込むと、大きな駐車場に出た。一台も止めていない。 周りに、地蔵さん六体の入った祠と、南無阿弥陀仏の名号の石碑と、トイレがある。(ひょっとするとここは墓地だった?)。車を置いて舗装されている歩道を歩き出す。12.40分。100mほど進むと十字路で、歩道は右に回る。近くに壊れかけのあずま屋がある。 440m進むと右に丸い形の「資料展示施設」がある。誰も居なくて電気も着いていないが、戸が開いたので中を一回り。昔の写真などが並べてある。12.50分。 ←展望台まで320m、→休憩所まで440mの標示がある。休憩所とはあずま屋の事らしい 一番高い地点と思われる所に、素敵な展望台が見えてきた。 特に傷んでは居ないようで、登ってみる。周りの松林が成長して、一回りしても松しか見えない。景色は見えないぞ。 さて三角点は、展望台の横の高みにある。探さなくても下から白いポールが見える。13.00時。 ⑨ ▲「上木」 四等三角点 58.48m 白いプラスチックの三角点標識が2本も立ててある。 上木町よりさらに小松の方へ戻ると、高速道路の下を潜り抜け「犬ノ沢町」に出る。町はずれに車を置く。五日前の「山明三角点」探しのリベンジである。前回は鴨池の方から入ったが、今回はトンネルを抜けた大聖寺側から入るので、高速道路の下を徒歩で通り抜けなくてはならない。地図を眺めて見当を付けてきた。13.45分。 町内で地元のおばーさんと立ち話。高速の下を通る道はあるかと聞いたら、ここから鴨池へ行くのか?といった。あるよー、迷子にならんと云って来いよーと云った。民家の間の斜面の急階段を登り、右にトラバースすると、下から登って来ていてる道路に合流。 犬の沢町の向こうに富士写ヶ岳が見えた。雑木の中の道を進んでゆくと、100m程で左に降りる踏み跡を見つけたが、あまりに荒れているのでさらに100mほど先へ進んだ。 突き当りは墓地だった。入口に六地蔵が在った。六地蔵は墓地の入口にあるのが普通のようだ。その奥に壊れかけの焼き場の建物があった。これより先にみちは無かったので戻る。 100m程戻って、先ほど見付けた踏み跡に入る。踏み跡は段々降りて高速道路の金網に突き当たった。金網に沿って右に降ると、「片山津34」の高速を抜ける道路があった。高速下を抜け、右に金網沿いに進むと「片山津33」のトンネルがあった。このトンネルの前を過ぎると、砂防の松林の中に入って行く。 途中に「「ここは坂網猟の猟区です。猟に影響するので一般人の立ち入り禁止」の看板を見つける。やはりこの道は鴨池へ続いているようだ。適当に右の砂防松林の中へ入り込む。ナビに入れてきた三角点の位置が頼り。あっちこっちの高みを探して歩き、14.30分に三角点発見。 ⑩ ▲「山明」 三等 62.75m 赤白ポールと白プラスチックの三角点表示あり。少し離れた高速道路の方は、斜面になっていて雪山が木の間から見えた。白山かな?と思ったが少し違うようだ。目茶苦茶に歩いたから方向はあやふやだが。高速道路を走る車の音が絶えず聞こえてくる。それを目安に歩き、上手い具合に元の道に辿り着いた。 15.10分に車までたどり着いた。車を置いた傍の畑に、菜の花が少しだけ花を着けていた。 樹海の中の三角点探しは、なかなか楽しかった。 加賀市の三角点 2014年02月17日(月)6回 加賀市海岸「三角点探訪」① 午後お天気が良くなって曇りになった。思っていたよりも寒くなさそう。三角点を2.3点探して来ようと14.20分に家を出る。 小松自衛隊の構内に三角点が在る事は知っていた。事前に許可を取るのが面倒で、ほったらかしにしてあったが、先日、夜に自衛隊の外側の道路を走っていた時、ひょっとするとバリケード金網の間から見えるのではないかと思った。 ⑥ ▲「小芝」四等 2.98m そこでナビに三角点の場所を打込み、道路を走り三角点に一番近い地点に車を停め、金網の中を覗き込んだら三角点が在った。保護石に囲まれているから間違いなさそうだ。金網外側に溝があり、飛び越えられそうだが、金網にくっ付いて写真を撮っていると、自衛隊の人が飛んできて、捕まえられそうなので、遠くから撮った。 橋立町を過ぎ、北前船の資料館や蔵六園を過ぎ、黒崎海岸に急ぐ。「日本元気劇場」と云う施設があったが、今は閉鎖されているようだ。その手前の左側の深田町に「鏡池」があるので、久しぶりに寄ってみる。ここも源平の戦の古戦場。実盛は出陣に先立ち、髪を黒く染め、形見の鏡をこの池に沈める。今でも鏡は池の底にあると云う。 黒崎の町は狭い。恐る恐る海の方へ抜け、町の中の空き地に車を置き、歩いて白山神社の前に来たら、大駐車場があった。海水浴の時の駐車場らしい。小山の間の道を抜けたら海が見えてきた。右に加佐の岬に続く遊歩道が登っている。左に片野海岸への遊歩道が降っている。 直進すると海水浴場に降りる。写真を撮って戻り、加佐の岬への遊歩道を登り出す。旧木曽街道跡と云うのもあるようだ。急坂を登り切ると緩やかな広い遊歩道となる。竹がだいぶはびこっているような感じ。 ⑦ ▲「黒崎」三等 66.71m 緩やかな遊歩道の、一番高いと思われる地点。遊歩道の右に在った。遊歩道は竹や雑木で、海は良く見えない。この先進むと旧木曽街道跡があるようだが、行かなかった。 黒崎の町から片野町の方へ進み、Uターンするように戻り、高台に登ると「鴨池観察館」がある。久しぶりに310円払って入館する。平日で人は少ない。鴨池の鴨も案外と少ない。と思って望遠鏡を覗いたら、池の向こうの端にいっぱい見えた。白鳥も200羽くらいいるとの事だが、只今全員近くの田圃へ食事に出掛けていて、一羽しか残っていない。 おトイレを借りて直ぐ出てくるつもりだったが、係の人が色々と説明してくれるので長居してしまった。大きな望遠鏡が置いてあるので楽しい。鴨も色んな鴨が居て美しい。 観察館から大聖寺へ抜けるトンネルの手前の空き地に車を置く。右側の斜面に戻るように細い道が登っている。地図を見ると、ここから「山明三等三角点」の近くまで、山道が在る事になっている。入口に看板があり「ここは坂網猟の猟区です。猟に影響するので一般人の立ち入り禁止」と書いてある。確か今年の猟句は済んだはず。 登り切った所に、あちこち台が作ってあり、ここで坂網を投げ上げて鴨を捕獲するらしい。方々に道があったり、途切れて居たりで、三角点に近い山道が見付からなかった。見当をつけて高みを目指して藪を漕いだが、どうも方向が違うようだ。時間も17.00時を越えた。今日は諦めて戻った。次回は大聖寺側からトライしてみよう。 2012年01月25日(水)5回 加賀市の「三角点探訪」 ② ▲「花房」 四等 84.54m 大寒波、平野で積雪50㎝の予報が、朝起きたら全然雪無し。しかし寒い事は確かに寒い。ちょっとだけ三角点探しをして帰りに温泉でも立ち寄ろうと昼ごろ家を出る。「花房点」は前回見付けられなかった。今回はリベンジである。携帯ナビに地理院地図を取り入れたが、このナビは地理院地図では案内はしてくれないし、拡大できないし、方向も変わらない。単に地形の等高線があるのですこし参考になる位。 しかし地図に三角点の位置は載っているので其処を目的地にして、通常の市街地図で徒歩ナビにして歩くと、画面は山中には道路が無いので真っ白だが、三角点の場所だけは判るし、三角点への方向に矢印が出る。 この三角点、私は国道細坪信号から入ってすぐの鉄塔巡視路から登った。確認のメールを頂いた加賀市のK様は、さらに奥の最短距離の谷を登られた由。低山徘徊部のО様に頂いた記録に寄れば、さらに奥の村はずれの白山神社から登られたようだ。私はあえて前回と同じコースに入る。 41番鉄塔を通り、40番鉄塔への分岐を尾根伝いに直進する。途端に藪になるが踏み跡がある。前回到着して探し回った地点より、一度降ってまた登る。前回は降っているのでこの先は進まなかった。少し登ったら上に三角点が鎮座していた。25分かかった。降りは白山神社の方へ降りようと思い、それらしき尾根を進む。踏み跡があるような感じの藪。左下に建物が見えてきて降りたら、白山神社より100mほど手前の民家の間に出た。道路を戻る。結構長い。 ⑤ ▲「橘」四等 70.90m 続いて「橘」三角点を探しに行く。国道より加賀インターのガードをくぐり、「三木小前」信号を左折し、高速道路沿いに進むと橘町に出る。旧北国街道の石碑がある。 村中に空き地があったので車を止める。高速を通るときいつもこの山を見ていた。北の端に何本も鉄塔が立っている。きっと巡視路が在る筈だが、登り口を探すのが面倒臭い。地図に村はずれの「多知波那神社」の高い階段が記入されている。この階段を登る。神社にお参りして神社の裏の藪に突入。 平坦な山なので道があるかもしれないと期待していたが、何もない。尾根の上まで登ったら、踏み跡があるような無いような。20分程歩いてそろそろ最高地点かなと思ったら、突然右斜面が切り払われた広場が見えた。斜面下まで切り払われ、新しく植林したようだ。小さな苗が植えてある。何の気なしに中を覗き込んだら白いポールが見えた。三角点のポールとは気付かず何が書いてあるのだろうと、藪から抜けて広場に出たら半分埋まっている三角点の頭が見えた。 しかしこの地点は最高地点ではない。もう少し先の藪の方が高いような気がするし、この斜面の一番上でもない。偶然にうまく見付けたものだ。木を敷けて周りを見たら加賀低山徘徊部の木札があった。下に高速道路が見える。その上の向こうに鞍掛山が見えた。 降りはこの植林してある開けた斜面を降りようと思ったが、ずーっと下の様子が判らないので、元の道を神社まで戻った。もう少しで神社を通り過ぎる所だった。カメラが壊れてズームの8倍になりっぱなし。三角点を撮るのにうんと離れなければいけない。弱った。弱った。 翌日今年初めての大雪が降った。三角点は雪の下。三角点探しはしばし休憩かな。 2011年04月13日(水)4回 加賀市県境の「三角点探訪」 ② ▲「花房」四等(見付からず) 山仲間のN女史が、押し花教室の展示会に出品したから、暇なら見てください、と云ってきた。場所は加賀市大聖寺の「深田久弥山の文化館」である。お天気が良いので、大聖寺近くの三角点を探し、その帰途に寄り道することにして、一人で出発。しばらく車で走ってから、今日は一人であるので、熊よけの鈴を置いてきたのに気付き取りに戻る。小松より国道8号線を加賀市に向かって走り、大同工業の工場の前の信号「細坪」を左に曲がる。100m程で右の山裾に北電の「鉄塔巡視路」の標示を見付ける。41番へと書いてある。 国土地理院の地図には、送電線の書き込みがある。三角点は送電線のすぐ南側に在る事になっている。鉄塔巡視路登り口さえ見付けられれば、三角点発見は楽勝と考えていた。遠くから眺めた時、鉄塔が2本見えた。しばらく登ったら41番鉄塔に出た。続いて40番鉄塔に向かう。 しばらく歩くと、左に道が分岐しているように見えるが、大きな倒木が道をふさいている。直進する道もあるのでそのまま進む。道は笹で覆われてきて、40番鉄塔がなかなか現れない。段々道が下ってきて道も無くなった。 藪を漕いで、あたりの高みに登ってみるが、三角点らしきものは何もない。しょうが無いのでぶらぶらと戻る。赤い実を付けたのは「アオキ」。 大きな倒木があった分岐の先に、40番鉄塔があった。注意してみれば鉄塔は透けて見えていたはず。注意が足りないね。鉄塔の先に39番の矢印がある。少し入ってみたら段々下へ降りてゆく。下に道のようなものが見える。 また鉄塔まで戻って、地図を眺めていろいろ考えるが、どうしても納得がいかない。地図に書き込まれた送電線の位置が、納得いかない。地形とどうしても合わない。送電線の近くに三角点が在る筈だが?。 これは「コシアブラ」に違いない。独特の匂いがする。今年初めてだ。摘んで帰る。 送電線を当てにするのはやめて、地形だけを考えて、さっき戻った道をまた進んでみる。地形は広い丘陵地で、あちこち藪を漕いでピークを歩き廻るが何もない。下界も桜は満開、「ヤマザクラ」は今年初めて見た。 花房(けぶそ)三角点をあきらめて下山。1時間ほど山の中を逍遥していた。四等三角点なんて探す人は居ないようだ。誰一人遇わなかった。 地図に書き込まれた送電線の位置は、明らかに違っている。それと、最近国土地理院のページに載せてある地図は、送電線が全然消えて無くなっている。地図を載せたが、いずれも登山路は無い。適当に藪を漕ぐ。考えていたところに三角点を見付けるとうれしい。見付からないと悔しい。段々藪漕ぎが面白くなる。 見知らぬK様より「花房」の三角点を見付けたと情報メールを頂いた。細坪町より谷を詰めた最短距離を登られたとか。やはり送電線は当てにならないようだ。有難うございました。今度また行ってみます。 ③加賀山 (▲峠・四等 101.63m) 車まで戻り、国道八号線をさらに福井の方へ進むと、牛ノ谷峠に掛かる。峠の手前の道の広くなった所に車を置く。地図を見ると、電車の牛ノ谷トンネルの真上辺りに三角点が在る。そばを林道が通っている。「峠」と云う名前の三角点である。車から5-60mほどで反対側の林道に入り込む。この林道は荒れていて車は入れない。 「タムシバ」が咲いている。急に暖かくなっていっぺんに白い花が、目に付くようになった。 荒れた林道を二・三度曲がると、林道の左側が崖になっており、その上が小さなピークになっている。少し戻って低くなった崖をよじ登り、高みを目指して藪を漕ぐ。三角点は何処だ?。人間のお尻みたいな木を見付けて眺めいる。 一番の高みには、三角点らしきものは無い。地図を眺めていると、頂上の西の端に記号が書き込んである。段々と斜面を降りながら探してみるが、なにも見当たらない。これは「クロモジ」の木の花らしい。あきらめてまた戻って、林道に降り立つ。 それでも諦めきれず、林道を進んでピークを回り込んで、戻るようにまた尾根に取り付き、また高みを目指す。「ショウジョウハカマ」がいっぱい咲いている。先程反対側から登った時に、到着した地点辺りまで登り返したとき、白い三角点の標柱を発見。シメシメと安堵。 ところが三角点が見つからない。なんと落ち葉の下から現れた。四角い石柱ではなくて、丸い金属を埋め込んだセメントの柱である。周りの保護石と同じ色でちょっと見分けがつかない。白い標柱はプラスチックのものが多いが、ここは木である。山の頂上ではなくて斜面である。余程偶然でなければ見付けられないような気がする。
見付けた満足感で、三角点の傍らに座り込んで、持ってきたデコポンを食べる。今日はリュックは車の中で、鈴を付けた杖だけで歩いている。辺りを見渡したら、頭の上の木に、黄色いテープが付いていた。やはり三角点を探しに来た人が居るらしい。 点の記を調べていたら、住所は、あわら市牛ノ谷、通称「加賀山」になっていた。ここに加賀山の山名札を提げた。これを見る人はきっと誰も居ないだろうが。 この山も1時間20分も逍遥していたが、誰一人遇わない。 ④笠取山 (▲笠取山・四等 88.15m) 牛ノ谷峠の8号線を戻り、加賀インターの方へ曲がり、高速道路の下を潜った所で、高速に沿って右に登る。高速道路わきに「レンギョウ」の黄色い花、先に桜が満開。左に道が分岐する地点で車を止めて、地図を眺めていたら、畑仕事の夫婦が来て立ち話。この道の先の、高速にかかる橋の向こうから、左に続く道は、昔の「北国街道」の跡だと教えてくれた。そこで少し登って、左に北国街道の分岐地点に車を置く。 目の前の山が「笠取山」らしい。ここは高速道路が急に曲がる地点で、高速道路の両側を大きく削って固めてある。工事の為に造られた道路は、鉄柵がしてあり入れない。 左に山裾の舗装の無い「昔の北国街道」を、藪漕ぎ出来そうな地点を探して、100m程歩いたら、祠に入った地蔵があり、花が供えてあった。 案内柱に寄れば「宝暦12年(1773)3月末、加賀の千代女、吉崎参詣の往途、ここで俳句を詠んだ。かさとりの 山や笑ひも もどかしき 尼素園」と書いてある。やはりここは北国街道であり、笠取山に間違いない。 これは「オドリコソウ」かな。地蔵さんの裏山を、高みを目指して入り込む。藪は案外薄くて歩きやすいが、中々高くて着かない。そのうちに金網の柵に沿って登る事になる。道路公団所有地で、下からずーっと続いているらしい。ひょっとすると三角点は公団の柵の中かなと心配したが。 三角点は一番高いと思われる地点の、柵の外にあった。プラスチックの白い標識があり、加賀低山徘徊部の三角点探訪の標識は金網に提げてある。この三角点は石標で、探しやすい所にあった。辺りは藪の中で、展望はゼロである。
降りに「シュンラン」の大きな株があった。今年初めて見た。 お地蔵さんまで降り、旧北国街道をずーっと歩き、分岐を左に折れたら、地元の人と話した地点に一回りした。 「大蛇山」も「加賀山」も「笠取山」も、昔の北国街道の側にあるから名前が付けられたものだろう。昔の旅人はこれらの山を眺めながら旅をしたのに間違いない。 この後「深田久弥山の文化館」に行く。高木寿美絵押花教室展が開かれていて、山仲間のN女史も出展している。文化館の前の土手の桜は満開である。遊覧の屋形船の出発点らしい。深田久弥の文化館は何度も来ているが、今回も覗いてから別館の会場へ回る。 押花と云っても、私の考えていたものと違っていた。本物の花が、本物の色と形でデザインされて、額の中に絵として納まっていた。 これは彼女の作品の一つである。 2011年03月16日(水)3回 「大蛇山」を探索 国土地理院の、二万五千分の一の地図「大聖寺」の中に、二等三角点が一つだけある。「右」という名の三角点である。調べてみたら、住所は加賀市奥谷町で俗称「大蛇山」と書いてある。そこでこの山を「大蛇山」にして、この近くの三角点も確認出来たら、ここにまとめて載せようと思う。 ① ▲「右」二等 103.89m 国道8号線の、熊坂交差点を加賀インターの方へ入り、高速道路の下を潜り、道なりに行くと信号がある。道は右へ曲がり国道305号線に続くが、信号を左に曲がり高速道路の方へ進む。前方に高速道路と、その上の山のピークが見える。あの山が「大蛇山」に間違いない。 高速道路の下を潜ると、道路は左に折れ、300mくらいで右に回り、行き止まりの「貯水池」に着いた。ここから先は道が無い。池の左は勾配が急らしく見えるので、堤を渡って右の杉林の中を登る。下刈がしてあるようで、案外登りやすい。 尾根の上まで登り、左に尾根筋を登って行く。雑木林を登って行くと、右に大きな窪地があり、そのふちを登ったら、広い空き地があり、三角点が鎮座していた。 山は見通しはきかないが、完全なるピークで、四方が見えるようだ。三角点名は「右」だが、地元の俗称により、ここを「大蛇山」にして、山名札を提げた。 三角点探訪のテープが三っつ程付けてあるが、地元の「加賀低山徘徊部」の、立派な点名札が見当たらない。朽ちてしまったようだ。
田のあぜ道に「ヒメオドリコソウ」が咲きだした。 2010年03月28日(日)2回 「熊坂妙高山」を散策 昨日は「西山」で雪山を満喫。今日は春を探しに、誰も登らない「熊坂妙高山」を歩く。前回と同じ名水汲み場の先の、広いところに車を置く。ここは名水を汲みに来た車の、方向転換場所になっている様だ。参加者はSN女性コンビと、N氏の4人。10時歩き出す。天気は良くない。早速なにか咲いているぞ。 まず「スミレ」 10.15.鉄塔29番に登りつく。ここから頂上の鉄塔群が以外に近く見える。 ここから28番鉄塔に向かう。尾根を歩いていて「シュンラン」を発見。野生の春蘭は余り見かけない。まことに美しい。気品がある。春の花の女王様かな。 28番鉄塔の手前から、右に降りる鉄塔巡視路がある。ショウジョウバカマの花盛りである。 しばらく降りると、すぐ林道に降り立つ。ここから左に林道を歩き出す。広い林道だが、両側から倒木が次から次へと現れる。今年は雪が多かったので、被害が多いようだ。 「オオキツネヤナギ」の花。我グループの植物博士S女史が調べてくれた。この林道はぐねぐねと結構長い。 11.00.に、八号線からの直線道路に合流する。このあたりに「カタバミ」が多い。道路は舗装してあるが、中々の急坂である。 11.30.電波塔が林立する頂上に到着。NTTの建物の片隅にある三角点で記念撮影。この三角点は停止で、ここに保留してあるらしい。 建物と建物の間の空き地で昼食。 1時間近くもいて下山開始。国道8号線の見えるところまで降り、右に見える鉄塔27号の登り口を、田んぼの縁を歩いて探し、27号の矢印を見つける。これは「シナミズキ」の花らしい。最近「ヒュウガミズキ」とかが切り取られて問題になっている。 27番鉄塔に登り付き、28番鉄塔に進む。「ミヤマシキミ」 「ヤエザキイチゲ」が咲いていた。28番鉄塔の先で、朝降りた巡視路分岐を過ぎ、春蘭の写真をもう一枚撮る。 29番鉄塔より降りれば車に出られるが、30番鉄塔の標識があるので、初めての道を進んでみる。30番鉄塔に到着。「コブシ」も膨らんできた。 30番鉄塔は、車を置いた地点の丁度上辺りだろう。ここから降りる道が無い。仕様が無いから続いて31番鉄塔に進む。ここにも降りる道が無い。まだ先に道が続いている。ここを又も進むと、ようやく右の斜面をジグザグに降り出した。14.30.林道に降り立つ。大分行過ぎたが、尾根を歩く巡視路は気持ちの良い縦走路だった。ぶらぶらと戻り、名水を飲んで車に帰る。14.38着。 2009年03月07日(土)1回 「熊坂妙高山」初歩き 新聞の「里山の風景」という記事に「熊坂妙高山」が載った。大聖寺藩奉行の宮永理右衛門の紀行文として、次のような文が紹介されている。「熊坂妙高山は、松等茂り高き山なり。吉崎鹿島あたりを初め、福井までも見渡し、西北は満々たる大海、其の景色筆紙に及ばず。但し快晴を選び行くべし」。 国土地理院地図を調べていると、頂上まで実線の道が書き込んである。頂上に電波搭があるらしい。補修用に林道が、頂上まで通じているのかも知れない。国道8号線を加賀市から牛ノ谷峠を越えて、福井県に降りた最初の交差点信号「牛ノ谷」を左に折れ、林道は一直線に頂上まで続いている。 また国道8号線が開通する前の、旧熊坂道が、8号線の東側に、平行して走っている事を地図で確認。妙高山は標高が低い山なので、この道を利用して遠回りで登る事にする。 9.00に国道8号線の分校町の「ゆめのゆ」の駐車場で待ち合わせ。70歳越えコンビとS女史の三人。国道8号線を走り、加賀インターを過ぎ、熊坂峠に登りに掛かる手前、左の畑の中の一軒家の方へ曲がる。すぐ是JRの線路の下をくぐり、右の舗装してある林道を進む。杉林の林道を行くと、途中右に石仏が祀ってある。さらに進むと、左に名水の表示があり、水汲み場がある。あまり冷たくない水だ。 名水から先、200mくらいで舗装が切れ、道が広くなっているので、此処に車を置く。地図では真っ直ぐ登山路があり、向うの林道に出ることになっている。9.20.出発。 舗装の無い林道を100mほど進んだら、林道は左に曲がり、直進方向には、鉄塔巡視路が続いている。方向的には直進の巡視路が、登山道だと思うが、林道をしばらく進んで見る。やはり林道は行き止まりで、其の先には道が無いようだ。戻って直進の巡視路を行く。 峠の上まで出たら、巡視路は左の高台の鉄塔に続いている。地図では道は、鉄塔に登らずに、平行して直進している筈だが、踏み跡が定かでない。仕方がないから鉄塔まで登る。熊坂29番鉄塔。大きな松の木の向うに、電波搭が林立している小さなピークが見える。あそこが今日の目的地らしい。28番の鉄塔から27番の鉄塔まで進む。国道8号線の車の音がする。 27番の鉄塔から段々と降り、田圃に出た。小川があったので右に遠回りしたら、8号線の牛ノ谷交差点に出た。10.20.ここから左に折れ、舗装してある林道歩きとなる。200mほど入ると、左に舗装のして無い林道がある。ここへ降りてくる予定だったが、ちょっとずれた。 林道は狭いが舗装してある。車が入り込んでくるのか、最初は道端にごみが捨ててあったりして雰囲気は良くない。杉の林が続く。舗装はしてあるが中々の急坂だ。途中左に林道が分岐している。帰りはこの林道から戻る予定だ。道が左に回りこむ様になると、杉林の間から海岸線が見える。前方に電波搭と建物が見えて来た。 11.05.大きな電波搭が5本と建物が、頂上を支配している。周りの景色はほとんど見えない。景色が良いというので登ってきたが、ガッカリである。NTTの建物の敷地の隅に、偶然三角点を見付けた。調べてきた三角点情報では、地図には三角点の記入が有るが、実際は「機能停止で、処置は保留」と書いてあった。この三角点は機能停止で使われてはいないのだ。おそらくNTTが建物を建てるために、此処に移動したのだろう。それでも三角点で記念撮影。
関西電力かの建物の裏に回ったら、杉の木の間から鹿島の森が少し見えた。鉄塔に登れば景色は最高だろう。だが、間違いを起こさない為に、感電の恐れあり登るなと書いてある。 登山で登る人は、あまり居ないようだ。誰も知らないような山に、最近は山名札を下げている。2.3年しか持たないだろうと思うが。大きな建物の柵の外の木に、下げてきた。見つける人も居ないだろう。その下辺りは「フキノトウ」でいっぱいだ。いっぱい取ってきて天麩羅にして、一人で食べた。 柵がして入れない建物の前の、陽だまりの道路に座り込んで、お湯を沸かして食事を取る。1時間以上もゆっくりとする。 12.50.半分ほど下った所の、林道にはいる。新聞記事では水平道と書いてある。ぐるりと山肌を回って、元の道に戻ってくる。其の先に旧熊坂峠に接続しているはずだ。さっきまで居た頂上が目の前に見える所がある。 「ショウジョウバカマ」が咲いていた。今年はじめて見た。春は近い。前方に送電線が見えて来た。あの電線に平行して、右に入る道があるはずだが、分岐が判らない。そのうちに林道はUターンして、北の方へ戻りだした。右に鉄塔巡視路の、28番と29番の矢印を見つける。 巡視路に入って、急坂の斜面を登り切ったら、尾根上を横切る巡視路に登りついた。朝通った道である。こんな所に分岐があるのは気が付かなかった。分岐の右は29番、左は28番の表示がある。 朝もちょっと休んだ、29番鉄塔の下で抹茶休憩。車まではひと下りだ。 車を置いた「ゆめのゆ」で、一風呂浴びて帰る。 |