加賀の里山逍遥
2005.04.より登山順
金沢の里山額谷山・四十万山・霊宝山・経塚山

[加賀]   額谷山  210m   (金沢市額谷町)109
[加賀]  四十万山  215m  (金沢市四十万町)
[加賀]  霊宝山  180m   (金沢市四十万町)
 [加賀]  経塚山  262m     (白山市曾谷町)
[加賀]  大乗寺丘陵公園    (金沢市長坂町)
[加賀]  椿山    31m   (野々市市堀内町)
[加賀]  高尾山  186m    (金沢市高尾町)

第13回 2024.04.17 野々市市中央公園より「椿山」 続いて「高尾山」
第12回 2024.03.11 額谷ふれあい公園より
「額谷山」-「四十万山」-「霊宝山」一周
第11回 2024.01.11 野々市市中央公園より
「椿山一周。
第10回 2023.10.07 大乗寺から
「大桑層化石産地」から「藤五郎神社」を往復。
第 9回 2022.04.05 まず「霊宝山」に登り「四十万山」「額谷山」から額谷ふれあい公園へ降りる。

第 8回 2020.05.24 額谷ふれあい公園より、御廟谷経由で四十万三角点、蓮如上人墓経由で下山。

第 7回 2019.03.09 額谷ふれあい公園より、御廟谷経由で四十万三角点、蓮如上人墓経由で下山。

第 6回 2018.03.24 額谷ふれあい公園より、御廟谷-石切り場経由で、林道を戻る。

第 5回 2016.03.31 額谷ふれあい公園より、御廟谷経由で四十万三角点、蓮如上人墓経由で下山。

第 4回 2014.03.19 額谷ふれあい公園より、御廟谷経由で頂上。蓮如上人墓経由で下山
第 3回 2010.10.20 額谷ふれあい公園より、御廟谷経由で頂上。経塚山を往復して、蓮如上人墓経由下山。
第 2回 2010.03.20 山側環状線より霊宝山経由、三角点-樹り場-御廟谷経由で一周。
第 1回 2010.03.08 山側環状線より蓮如上人墓に上り、其処から林道に入り、額谷ふれあい公園に降りる。

  2024年04月17日(水)13回 「椿山」 車で移動「高尾山」






































































































































































  続いて「高尾山」へ移動



































































































































































































    ■次回登山は、4/27地元の「法皇山-宇谷山」へ■


  2024年03月11日(月)12回 「額谷山」-「四十万山」-「霊宝山」






 遅くからS女史と「額谷ふれあい公園」より
「霊宝山」まで歩く。11.30分。公園の駐車場に車を置く。ひさし久しぶりに陽が差した。平日で車は少ない。








 公園の庭園を抜けて公園の外の林道に出る。








 舗装してある林道を登る。








 分岐に「遊歩道入口」の標識。右に折れる。








 また「遊歩道入口」の標識。地図版あり。ここから遊歩道。







 「富樫家御廟谷入口」の石柱。向かい側の谷に降りる。赤い橋を渡る。水が多い。








 この橋、橋の上がぬかるんでいる。泥で靴が埋まりそう。

 







 橋を越えて登ると、立派な竹藪。




 さらに階段を登る。












 階段の途中に「金沢南部丘陵歴史夢街道」の「御廟谷」の標識。







 すぐ横に「「御廟谷」の塚。富樫一族の墓。









 535年ほど前、近くの高尾城落城の折、死亡した身内2名を埋めたとか。







 さらに登ると尾根の上に出る。何かの祠があるが、シートで覆われている。








 分岐。直進すると展望広場。右は石切り場へ。直進。







 雪は想定外。昨日チラチラと降ったが、山では少し積もっていた。








 おかげで道がぐちゃぐちゃに。








 展望のない展望広場到着。12.40分。祠の石仏は昔から首が無い。額谷ふれあい公園で一番高い地点だから、ここを
「額谷山」にしている。昼食。







 昼食を済ませて石切り場の方へ降りる。









 石切り場の跡。








 昔は中に入れた。








 「金沢南部丘陵歴史夢街道」案内板は階段を降りて林道を降りる。








 林道をしばらく降りる。








 林道左に石切り場の跡あり、鉄塔巡視路「長坂線12番」の標識。今日はここを登る。







 鉄塔巡視路は、石に刻まれた石段を登る。悪路。









 タケノコ畑に出る。獣除けの電線。







 この坂実に良く滑る。ズボン泥だらけ。12番鉄塔の上に出る。寄らず。








 今度は「長坂線鉄塔11番」が見えてくる。鉄塔までは道がある。







 鉄塔から先は道が無い。巡視路は手前で右に林道へ降りている。ここからヤマップ頼りで「三角点四十万」を目指す。辺りは杉林の間引き伐採中。お蔭で少し歩きやすい。昔と様変わり。







 歩きやすい所で高い地点を目指す。三角点を見付けたようだ。プラスチック標識が見える。








 小さな金属製の三角点。「4等三角点・点名は四十万・215m」。今日歩くコースの最高地点。それでここを「四十万山」の頂上としている。






 この三角点の想い出。三角点探しに熱中していた頃、地理院地図に載っていないのに三角点がある事を発見。2010年(14年前)に初めてこの三角点にたどり着いた。その三角点は金属製の新しい出来たてホヤホヤの三角点だった。加賀の里山ファンクラブ様の「四十万山」の山札があった。







 作業道を歩いて「霊宝山」を目指す。作業道は重機が入ってドロドロ。長靴にすれば良かったかな。








 作業道から林道へ出る。分岐が幾つもあり、地図を見て鉄塔巡視路標識の分岐を入る。


 




 途中の右側の池に水芭蕉。花はまだ無し。









 細い林道。








 「長坂線鉄塔9番」のそばを通る。








 林道分岐。林道は下へ。直進する竹藪道がビクトリーロード。







 突き当りが「霊宝山」の頂上である。三角点無し。標高180m。








 蓮如上人のお墓に着いて、その有様に息を飲む。








 麓の善性寺を拠点に教化活動をしていた蓮如上人。この場所が大好きで、死後ここに埋めてくれ、と言った。







 それにしても地震で無残な有様。








 お墓の裏が「霊宝山見晴らし台」になっている。県庁方面。







 大展望。









 展望台より下に急坂を降りる。ベンチを備えた休憩所かな。







 登り口まで降りてきた。









 登り口の観音像。







 観音像の上の梅、かな









 後は、ふれあい公園まで山側環状線を歩く。







 途中に「四十万見晴らし台」の登り口がある。



 あと少しでふれあい公園駐車場である。




           ■次回登山は、3/16「御茸山-槇山」へ■


  2024年01月11日(木)11回 中央公園より「椿山」一周



 野々市市の中央公園に
「椿山」があるのは、ヤマップで見付けて知っていた。低い山なのにランドマークが付いている。金沢の用事が早く済んだので帰りに寄ってみた。山が有るくらいの公園だから町中を走ったが見付からない。地震で壊れた額縁をカメラ店で買い求め、場所を聞いたらすぐ近くだった。





 大きな通りにあった駐車場に車を留めた。洒落たトイレもある。山が有るような公園に見えないな。
15.40分。








 入ると子供の遊具がある広場。時計の反対廻りで、建物の方へ進む。







 「ののいち椿館」があった。木曜日は休みらしく、中に入れなかった。








 適当に公園内の遊歩道を行く。あずま屋かと思ったら相撲場。







 左側は大きな多目的広場。芝生の広場である。その廻りの遊歩道を行く。犬を散歩させている人が多い。








 芝生の山の頂上が見えてきた。椿山かな?。芝生に入り込む。







 「医王山」が見える。市民球場が下にあり、夜間照明の柱が建つ。








 芝生の多目的広場の上の、ピークに到着。








 ベンチに座ってみたが、どうもここは「椿山」の頂上では無い様だ。







 芝生広場を越えて一度降ると、「椿山案内図」があった。ここから上る「椿山」は日本種・洋種を合わせ約200品種、600本近くのツバキが植えてある山。花色別と洋種の7っのエリアに配列されている。椿山とは椿を植えた山だったのだ。山と云っても芝生広場の山よりも低いみたいだ。








 椿山に遊歩道で登る








 椿の木一本ずつに名札が下っている。しかし今の時期には、花を付けた木が一本も無い。







 椿山の頂上に到着。白山ビューポイントの案内板がある。









 アップにすると真っ白の白山が見えた。







 小松方面からの白山と、だいぶ違って見える。案内板に御前峰、剣ヶ峰、大汝峰の記入がある。大汝峰が御前峰の右になっている。


















 この椿山は「国際優秀つばき園」になっているようだ。









 下山開始。麓に咲いている椿の木があった。「湊晨侘助・そうしんわびすけ」の名札がさがっていた。侘助という名前のツバキの名前は聞いた事があるる




















 「初嵐・はつあらし」というツバキも咲いていた。こちらの方から登ると「椿山」は近いのだな。木へんに春と書いて椿だから、もう少し春になると花は咲くのだろう。































 子供広場まで戻ってきた、駐車場の近くに白い椿が咲いていた。「野々市・ののいち」という名前で登録されている椿の様だ。なぜ野々市にツバキ園があるのか知らないが、このツバキが関係しているのかな。
















 16.30分に一周して駐車場まで戻ってきた。いっぱい花の咲いている頃に、また是非訪れてみたい。地震を忘れて50分の息抜き徘徊でした。


    ■次回登山は、1/17「舟岡山」へ■


  2023年10月07日(土)10回 「大乗寺丘陵公園」-「藤五郎神社」



 今日は一人。「金沢南部丘陵歴史夢街道」がある。1番から15番まであるが、歩き残した部分あるので歩きに来た。




 とりあえず「大乗寺丘陵公園」へやってきた。上中下の3っの駐車場の、中駐車場に入るつもりが、間違えて「芝生の丘」の上のあずま屋に出た。車が置けたのでここから歩く事にした。









 芝生の丘の上で、展望が良く海まで見える。







 まず「大乗寺」の方へ降りる。大乗寺の建物の方へ降りたら、墓地の間を通って本堂の前へ直接出た。








 お参りして参道を正面の方へ降りる。曹洞宗のお寺。永平寺3代目住職の開いた寺。厳しい修行道場。








 「大乗寺の参道入口まで降りて来た。








 「②大乗寺」の標識。③番の方へ登り返す。








 分岐に標識在り。









 また丘陵公園へ登って行く。







 芝生の丘の下の道に出た。今日はこの案内板の「②③④⑤番」を歩く予定。







 「芝生の丘」の下の道を歩く。










 のんびりと歩く。








 芝生の丘から「多目的グランド」になる。








 「見晴らしハウス」に出た。ここから少し上の道に出るのが本道だったが、間違えて下の「下部駐車場」に出た。







 山側環状線近くまで降りたが、また山へ入る道があったので入る。








 分岐に公園からの合流点の標識があった。少し遠回りだった。帰りに通ろう。







 大きな団地の外側の道を歩く。美人が多いらしいが人影無し。残念。








 仙人橋の袂に「④大桑層化石産地と甌穴」の標識。国指定の天然記念物らしい。







 伏見川のこの辺りが指定区域。上から覗いても良く判らない。深い狭い川で下に降りられない。









 仙人橋の橋の側に「芋堀藤五郎夫妻」の像がある。








 川沿いに歩き「藤五郎橋」に標識。橋を渡る。








 坂道を折り返したら「⑤藤五郎神社」が在った。








 今日の目的地「芋堀り藤五郎神社。芋堀藤五郎は民話上の人物。藤五郎が掘り出した山芋に砂金が付いていた。芋を洗ったのが「金洗いの沢」、金沢の地名となった。






 兼六園の金沢神社の「金城霊澤」がその場所である。鍬掛の松の碑。松は枯れたか無し。









 ベンチ在り。持ってきたバナナを食べ、お茶を飲み、同じ道を戻る。仙人橋を渡って団地に出ようとしたら橋が無く戻る。






 帰りは団地の中を通ってみた。見える山は「満願寺山」だな。









 団地を抜け、碑のある上の道に入る。








 見晴らしの良い遊歩道があったのだな。








 「見晴らしハウス」が見えてきた。








 多目的グランドの上を通る。ススキ。10月に入ったら急に寒くなった。







 「彫刻の丘」を通る。


 






 「芝生の丘」の裾を周り、







 車を置いた所に戻った。老人の徘徊に丁度よいコースだった。

 この徘徊の二日後、大乗寺丘陵公園に熊が出て、老人一人が襲われた。私は町の中だから、杖からわざと熊鈴を外して徘徊した。熊は怖いね。




    ■次回登山は、10/11「小鹿山」へ■


  2022年04月05日(火)9回 「霊宝山」‐「四十万山」‐「額谷山」







 S女史と低山里山徘徊。金沢の山側環状線の「額谷ふれあい公園」の駐車場に車を置く。9.50分。








 環状線を歩いて小松の方へ戻る。桜満開。









 この分岐を入ると「石切り場」に行けるが、まず「蓮如上人墓」に登り、山越えで石切り場に出る予定。








 ピンクの「シデコブシ」



「ヒメオドリコソウ」









 「四十万霊園」を抜けて水道施設の裏に「蓮如上人墓」への登り口がある。途中に分岐があるがどちらでも良い。今日は右側より登る。









 「四十万霊宝山見晴らし台」の下に登り着く。








 展望台よりの景色。








 蓮如上人は、麓の善性寺の宝慶坊のもとに度々逗留。この山に登り「霊宝山」と名付け、我死なばこの山頂に葬ってくれ、語った。墓は黒い石が乗っている変わった墓である。








 「シキミ」の花。

 ヤマップ地図では
「霊宝山」は山に認定されている。180mくらい。









 霊宝山から山の奥へ入って行く。「長坂線№9」の鉄塔の下を通る。


 この山では何度もカモシカを見ているが、今日は「タヌキ」が2匹前を横切った。









 左下の沼地に「ミズバショウ」が20株ほど咲いていた。












 林道に合流する。左折する。いま歩いて来た道は、車は危険だから通行止めになっていた。









 分岐を右に入り、100mくらいで、次の分岐を左の作業道に入る。








 ヤマップの地図を見て三角点に向かっているか確認。左の地形の高い所へ登ると「三角点」が見付かる。新しい三角点で2008年設置。








「4等三角点」、

点名は「四十万」。
標高は「214.65m」

 ここを勝手に
「四十万山」と認定している。







 ここから「石切り場」に行くのだが作業道は行止り。この先に「長坂線№11」の鉄塔があるので、そこまで藪を漕ぐ。向こう側から巡視路があるのは確認済。
 








 竹林の中の「鉄塔№11」が見えてきた。 









 鉄塔よりまっすぐに巡視路を降って行く。







 「長坂線№12」鉄塔まで行ってみる。額谷の方が見えてきた。









 鉄塔手前よりタケノコ畑の中を林道に降りる。急な石段を慎重に降りる。石を切り出した穴の横に降り着く。  






 林道を右に登って行くと、遊歩道の登り口がある。



 登ると「石切り場跡」に出る。ここから「頂上展望台」の方へ登って行く。





 エンレイソウ        チャルメラソウ        キブシ







 頂上展望台に到着。展望台なのに展望無し。片隅に小さな祠。石像があるがくびが落ちている。祠自体も崩壊寸前。真ん中のベンチもガタガタ。新しい周りのベンチで昼食。12.30分。


 ここは額谷ふれあい公園の、遊歩道最高点なので、ここを
「額谷山」としている。下山開始。




 ヤマザクラ          クロモジ          カンアオイ








 緩やかな降り道。










 下に「御廟谷」が見えてきた。間伐が進んで見える様になった。






 「御廟谷」。長享二年(1488)六月七日、高尾城陥落の時討死した、額丹後、同八郎四郎の遺骸をここに葬った。と書いてある。

 
 詳しい記録が残っているものだな。






 ヒサカキ          ショウジョウハカマ      カタバミ









 下まで降りて、赤い橋で川を渡り林道に登る。









 ヤマルリソウ         スミレ            カタバミ




 リュウキンカ         イヌフグリ          木の洞のタンポポ








 「額谷ふれあい公園」まで戻ってきたぞ。










 ツツジ かな                  黄色い花の木 なに。















 いろんな花が咲き出した。嬉しいね。楽しい低山健康徘徊だったな。
 金沢南部丘陵歴史夢街道の10-11-12-15を今日は歩いた。




        ■次回登山は、4/7兼六園「山崎山・唐傘山」へ■



 2020年05月24日(日)8回 公園-御廟谷-「額谷山」-「四十万山」-蓮如墓





 健康登山、今日は
「額谷山-四十万山」を徘徊の予定。最近は毎年歩いているね。ここは「金沢南部丘陵歴史夢街道」になっている。「⑩額谷ふれあい公園」に車を留める、9.40分。公園横の林道を登って行くと、遊歩道の入口がある。「富樫家御廟谷」の石碑があり、降りてゆくと赤い橋を渡る。








 シライトソウ        タケノコは竹になっている   クロアゲハかな?






 タケノコ林を登って行くと、右に
「⑫御廟谷」入口がある。富樫家の墓らしい。532年前、高尾城落城の折、死した二人の身内を埋めた場所、とか。








 石塔は平野の方に向いている。








 10.45分に一番高い展望地点に着く。展望は無い。私はここを「額谷山」の頂上としている。







 一休みして急坂を降りると
「⑪額谷石切り場跡」に着く。








 石切り場跡から林道へ降りて少し降りると、左に鉄塔巡視路の登り口がある。「長坂線12」の標識がある。






 タケノコ畑を通り抜け、12鉄塔の上に出る。さらに登ると11鉄塔に着く。








 ここから「四十万三角点」までは道が無い。鉄塔の裏から適当に一番高い所を目指す。直線距離200mくらい。







 一番高いと思われる地点に三角点はある。私はここを「四十万山」と勝手に呼んでいる。12.00時。


 





三角点情報・「四十万山」 
 三角点名・四十万
等級・4等三角点
標高・214.65m






 三角点横まで荒れた作業道がある。降りてゆくとカモシカがいた。この辺りはカモシカが多い。毎回見かけるぞ。









 林道まで出てタケノコ畑を見ながら降って行くと、右に林道分岐がある。







 降りてゆくと水芭蕉のある湿地の側を通る。









 鉄塔9番に登り昼食。展望がある。







 海が見える。ジャパンディスプレイの白山工場が見える。









 さらに林道を進むと
「⑮蓮如上人の墓」に出る。すぐ後ろが「⑮四十万霊宝山見晴らし台」になっている。金沢市街全部が見えるようだ。










 トリアシショウマ?      白ニガナ          




 展望台から急坂を降りて
「⑭善性寺」へ立ち寄る。蓮如上人ゆかりの寺らしい。上人の像がある。黄色い菖蒲と白い「カイウ」が咲いていた。










 山側を歩いて車まで戻る。

      ■次回登山は、5/27加賀「神主山」へ■





 2019年03月09日(土)7回 公園-御廟谷-「額谷山」-「四十万山」-蓮如墓






 体力づくりの春探し散策。今日もS女史と
「額谷山」である。女史は9年ぶりらしい。なかうみの里で待ち合わせ、加賀産業道路を走ると40分くらいで「額谷ふれあい公園」に着く。今日だけお天気が良いようだ。






 トイレを拝借して、ふれあい公園の中を横切り、左側の花壇の一番高い地点より林道を歩きだす。遊歩道入口より下に降り赤い橋を渡り、竹林を登って行く。

 






 10.10分頃「御廟谷に到着。富樫一族の墓は、何時も良く手入れがされている。







 御廟谷の上まで登ると、気持ちの良い尾根歩きとなる。








 分岐を直進して10.35分に「額谷山」に到着。この展望広場を勝手に「額谷山」の頂上にした。抹茶を点てて休憩。祠の石仏の首は三年前から無い。展望台は壊れてしまった。







 抹茶休憩を済ませて「石切り場」に降りる。石切り場から階段を降りて林道へ降りる。








 しばらく林道を降りて、左に鉄塔巡視路を登り出す。11.25分。長坂線12番の標識がある。タケノコ畑を登って行くと12番鉄塔の近くに出る。






 12番鉄塔より、上に見える13番鉄塔まで進み、鉄塔の裏山に、高い場所を目指して入り込む。道は無し。杉林の中は簡単に歩くことが出来る。古い作業道を越えた高みに「4等三角点・四十万」がある。ここを
「四十万山」と勝手に命名してある。辺り一面藪であるが、日の当たる場所で昼食・コーヒータイム。12.00時。




 食事を済ませて下山開始。作業道を降りると舗装された林道に出る。右へ降りて、さらに分岐を今度は左へ降りる。「鉄塔9番」の標識がある。やがて鉄塔9番に登ると平野が見える。




 13.25分に「蓮如上人の墓」に到着。ここは霊宝山と云うピークである。墓の前が「霊宝山見晴らし台」となっている。すこぶる展望良し。




 蓮如上人の墓より前の坂を降りて、山側環状線を歩いてふれあい公園の駐車場まで戻る。車に到着14.05分。今日見かけた花を載せて置く。春はもうすぐと確信。




 オウレン           ツバキ            シキミ

 


 ウメ             イヌフグリ




 ヒメオドリコソウ       ツクシ           キンポウゲ



  高尾城跡見晴らし台


 ついでに近くのS女史がまだ歩いていない
「高尾城址見晴らし台」をに登ろうと、登山靴を履いたまま向かう。三年前初めて訪れた時、そこが桜の名所だったので驚いたが、今回も驚いた。桜は咲いていないと思っていたのに、なんと早咲のサクラが何十本も咲いていた。カメラマンも何人も居て撮影している。




 
「伊東小室桜・六十本・植樹・寄贈・野々市市・塩田 卓」と云う標識の桜らしい。見晴らし台登り口から頂上まで、何本も咲いていた。






































 金沢の里山②卯辰山・野田山・満願寺山へ飛ぶ



 一足早い花見を終えて帰宅途中。加賀産業道路に車を留め「白山」を撮る。






  2018年03月24日(土)6回 公園-御廟谷-石切り場-公園 




 一週間前にキゴ山を歩いたとき、額谷ふれあい公園の前を通った。
「額谷山」は雪らしきものは見えなかった。今日は額谷ふれあい公園から春探しの散歩である。金沢山側環状線の「額谷ふれあい公園」に10.45分到着。今日も暖かくて天気が良い。公園の奥から林道へ出る。黄色い花の咲いている木。








 梅の花も満開








 11.15分、林道から遊歩道に降りてゆく。赤い鉄橋を渡って、荒れた竹林を登って行く。まだ残雪がありめちゃくちゃ歩き難い。







 11.40分に御廟谷に到着。富樫家の墓域との事。マンサクとツバキが供えてある。








 御廟谷の正面塚の隣に、小さい仏がある。ここにもマンサクとツバキ。近くで採ったらしい。








 小さい花、名前が出てこない。「オウレン」だ。








 分岐を今日は、広場の方へ登らず右に石切り場へ直接進む。石切り場に12.00時到着。日当たりの良いベンチで昼食。







 石切り場から、荷物を置いて展望広場まで登り返そうと登ってみたが、残雪が多数あり倒木がひどく、足跡もなく、
額谷山(展望広場)を諦めて林道へ降り、林道をぶらぶらと降りだした。この林道にも石切りの跡がある。途中「四十万山」に登る巡視路があるが、今日は道が悪そうで、このまま林道を降る予定。






 途中、林道が大きく壊れていた。しばらくは自動車は駄目だろう。









 林道を降ってゆくと、フキノトウが多くあった。採って帰って味噌で炒めて食べた。






 向こう側に額谷ふれあい公園が見えてきた。小さい橋を渡って、グランドを横切って13.05分に車に到着。


 時間が早いので昔山女を呼び出し、白峰の西山へ、白山を見に行った。今年初めて、この方面に入っての情報集めである。白峰で食事して帰った。




   ■活動時間 2時間20分 Ⓢスタート10.44→(2時間20分)→Ⓖゴール13.04
   ■活動距離 3.5km  ■高低差 139m  ■累積標高上り/下り 328m/326m





 クロスカントリー場から楽に望岳苑まで入れた。さすが雪が多い。白山は真っ白である。







     ■次回登山は、3/25「猿山」へ■






  2016年03月31日(木)5回 公園-御廟谷-「額谷山」-「四十万山」-蓮如墓



 夕方に金沢の友達と、金沢で食事の約束をしたので、それまでにちょっと歩こうと
「額谷山」へ、やってきた。加賀産業道路を通り山側環状に入り「額谷ふれあい公園」駐車場に車を留める。11.00時。「金沢南部丘陵歴史夢街道」の新しい立て札があった。


 今日は、
⑩の額谷ふれあい公園を抜け、⑫の御廟谷へ行き、⑪の石切り場跡へ下り、鉄塔巡視路を登り、「四十万山」の四十万三角点を確認し、⑮の蓮如上人墓・霊宝山見晴らし台に参り、山環状線に降りて、ついでに、⑬の四十万みはらし台を廻って戻る予定。




 この看板の、⑪石切り場の備考が墓所となり、⑫御廟谷の備考が石切り場になっている。
間違えて入れ替わっているぞー。地図の向きが北が下になっていて、ちょっと違和感を感ずる。






 暖かくなってきた。桜も開花し満開まであとわずか。里山歩きもいろんな花が咲き出して、歩いていても楽しい頃になった。トイレを拝借して、公園の中に入り込み、花壇の一番高い所より、上の林道に登って歩き出す。ヒメオドリコソウが咲いて居る。竹藪が整備されている。タケノコが採れる様だ。さらに進むと「富樫家御廟谷」が右にある。ここを降りると赤い橋を渡り、荒れた竹藪を登って行くと、
⑫御廟谷に到着。11.45分。
 












 辺りは竹藪で、タケノコが採れるらしい。イノシシが入り込めないように電気の流れる柵が張り巡らされている。御廟谷はよく整備されて、花も供えてある。




 御廟谷の裏を登って行く「クロモジ」の花、「タムシバ」の花が咲く広い尾根を登って行く。途中分岐があるが左に「展望広場」経由の道を行く。12.15分に
「額谷山頂上」の展望広場に到着。あまり展望が無い。祠の中の、石仏の首が取れて落ちていた。壊れているので乗せられない。昼食。




 一休みして
、⑪石切り場の方へ降りてゆく。12.50分に到着。




 石切り場から、下に見える林道の方へ下りる。こちら側にも「富樫家御廟谷入口」の石碑がある。そういえば駐車場の夢街道案内板は、この「林道大額線」を下から登り、ここから石切り場と御廟谷へ行くことになっていた。林道をしばらく降りると、左に「長坂線12号」の巡視路入口がある。石に刻まれた階段を登ると、タケノコの竹藪を通る。イノシシ除けの電線をまたぎ登ると、右に鉄塔12号がある。さらに電線の下を登って行く、鉄塔11号がある。11号の手前に右へ下りる巡視路がある。11号鉄塔よりは三角点までは藪を漕ぐ。とにかく高いとこへ向かってゆくと、三角点に出る。












 作業道を横切った先の高みに、三角点がある。訪れる毎に藪化が進み、見付け難くなっている。この場所がこの辺りで一番高い。「四十万」が三角点名なので、勝手にここを
「四十万山」にする事にした。とすれば「額谷山」は展望広場が妥当だろう。13.35分。




 作業道を下がると林道に出る。竹林の横を降ってゆくと、右に長坂線9号の標識があり、ここを降りてゆく。自動車は通行不能と書いてある。「キブシ」が下がっている。




 だいぶ降りると、右手に鉄塔9号に出る。14.10分。見晴らしが良くなっている。




 14.25分に、霊宝山の、
⑮蓮如上人の墓に到着。桜が咲き掛けで気持ちの良い空間。














 蓮如上人の墓の一段下に、見晴らし台がある。ここから目の下の斜面を降りてゆく。山側環状線に出て歩道を戻ってゆく。ピンク色の花が咲いて居る。コブシの仲間かな?と図鑑を見ていたら「シデコブシ」とよく似ている。
⑬四十万みはらし台は、疲れたので登らなかった。何べんも登って居るし~。


 15.10分に、一回りして駐車場に到着した。








     ★次項2016年の28回登山は、4/5日「満願寺山」へ★






  2014年03月19日(水)4回 公園-御廟谷-「額谷山」-「四十万山」-蓮如墓



 だいぶ春らしくなってきたが、里山は中々花が咲かない。積雪は少なかったが、気温が低いのかも知れない。久しぶりに「額谷山」から「四十万山」を歩く。ここは標高低いから花があるかもしれない。加賀産業道路を走ると近い。35分くらいで、四十万町の「額谷ふれあい公園」に到着。半長靴を履いて11.23分に、広場を横切って出発。温室は無くなっていて、大きなあずま屋になっていた。







 植物園を横切り、林道・額線に上り歩き出す。植物園に、黄色い花をいっぱい付けた木があった。家で図鑑を見たら「サンシュユ」と云う木に似ていた。







 林道の日当たりに良い所に「イヌフグリ」。花はこれ位で、後は見かけなかった。春は未だかな。


 11.45分、看板があり、右に遊歩道が始まっている。少し降りると赤い「歩道橋」を渡る。






 竹林を登り切ると「御廟谷」に出る。12.00時。富樫家の墓域と云う。いつも、きれいに掃除がしてある。帰り際にリュックをかずいた、若い男とすれ違った。手に「ほら貝」らしきものを持っている。珍しいなーと会釈してすれ違う。御廟谷の上まで登り切ると、鉄製の祠がある。休んでいたら、下から「ほら貝」の音が聞こえてきた。先ほどの若い人が吹いているらしい。





 12.30分に
「額谷山」の頂上の「展望広場」に到着。ベンチに腰かけて昼食。片隅の祠は傾いている。横に展望テラスがあるが、あまり展望は良くない。そこへ、先程の若い男が戻って来て、展望テラスでほら貝を吹き出した。言葉を交わす間もなく、吹き終えると会釈して消え去った。今日遇った只一人の男である。






 段々と降って行くと、石切り場跡に出る。13.00時。洞穴は入れぬようになっていた。休憩広場になっている。遊歩道は、ぐるりと一周して元へ戻って行くが、ここから下に降りて「林道 大額線」に出る。少し降ると、右に鉄塔巡視路の入口がある。長坂線12号となっている。13.05分。






 長坂線12号は、そばを通る。さらに登ると11号鉄塔の下に出る。この鉄塔の下より、頂上三角点を目指して藪を漕ぐ。藪と云っても、杉林の中を高みを目指す。下刈がしてあり、10分で一番高い所の三角点に出る。







 以前と比べて、棘のある木が生えて、藪化している。そのうちに、藪に吞まれ込んで、見えなくなるだろう。山名札は健在だった。直ぐ横に作業道が登って来ている。作業道を降ると林道に出る。
(三角点を額谷山にして札を提げたが、ここを「四十万山」に変更し、展望広場を「額谷山」にした。)




 林道に分岐が色々ある。地図を見て迷わぬように。長沢線9号の鉄塔の方へ入る。分岐に小さな巡視路の標識がある。鉄塔のそばを通って、突き当りの、霊宝山の蓮如上人の墓に出る。14.15分。今日初めての展望がある。




 墓の下に、展望台が設置されていた。「四十万霊宝山見晴らし台」と命名されている。すぐ近くの「四十万見晴らし台」よりは、標高の高い分だけ、此処の展望が良い。






















 真っ直ぐ下に降りる。こちら側の登山口には、観音像が設置され、見晴らし台入口の標示もある。山側環状を歩いて、車まで戻る。15.05分。


         
●次項2014年第19回登山は、3/22「俱利伽羅山」へ●






  2010年11月20日(土)3回 公園-「額谷山」-「四十万山」-「経塚山」






 前回相棒と待ち合わせそびれて、相棒とこの山「額谷山」を歩くのは初めてである。今日は交差点の名前を調べて伝えたから、9.00に額谷ふれあい公園駐車場で彼は待っていた。老人ホームの横を登って林道額線に出て進む。分岐は右に入る。










 9.20.この看板に出る。遊歩道マップと書いてある。この前に右に降りる道がある。富樫家御廟谷入口の石碑がある。









 下まで降りると赤い橋を渡る。












 初めは荒れた竹林。










 竹林を抜けると雑木林。9.30.富樫家御廟谷に着く。












 さらに進むと、展望の利かない展望広場に出る。祠があり仏像がある。









 ずーっと右に回り込むと石切り場跡に出る。10.00。中に入ってみたらなかなか広い。ずーっと奥まで続いている。石切り場前の広場から左に降りる階段がある。降りると林道に出る。










 林道を200m程降ると左に鉄塔巡視路の登り口がある。12号鉄塔と書いた標識がある。










 12号鉄塔まで登り、側の竹林で抹茶タイム。いつもの昼食場所だ。10.20.










 抹茶休憩の後は、すぐ上に見える11番鉄塔に登る。巡視路は手前で右に分岐しているが、今回はこの鉄塔から、四十万の三角点まで藪を漕いで登る予定である。10.35.









 10分程で難なく見覚えのある三角点に着いた。藪は杉林が多く、下刈がしてあった。










 
山名札を新しいのに付け替えた。四等三角点で、地理院地図にもまだ載っていないから、探しに来る人も居ないだろう。「額谷山」の札を提げたが、、以降「四十万山」に変更した。









 これは頂いた集合写真。今日のパーティは四名でした。










 作業道を下ってゆくとカモシカに遇った。右にも左にもいた。この山を歩くのは3度目だが、3回ともカモシカに遭遇した。ここからは、前回の反対周りで、霊宝山の蓮如上人の墓へ下山するのだが、今回はすぐ隣の山に、三等三角点が在る事を発見。しかもその場所は、俗称
「経塚山」と呼ばれているという記事を発見。三角点を確認してその山を「経塚山」と名付けようと、遠回りをする。







 額谷山の四十万三角点より、作業道を下ってくるとカモシカが居た。
林道に出ると分岐が幾つもあり判り難い。分岐の③番目の、右に急坂の降りが。蓮如上人の墓へ出る道である。車は入れぬと書いてある。今回は
「経塚山」へ行くため林道を直進して進む。










 1kmほど歩いたら、林道の突き当たった。三叉路である。左に進むと倉ヶ嶽へ出るらしい。右に降ると四十万八幡神社の横に出るようだ。11.10分。










 突き当りの前の山が「経塚山」らしい。杉の林で少し左に回り込んで、藪に突入。最近は藪漕ぎが多い。尾根まで登ったら作業道のようなものがあった。二人は左のピークの方へ、二人は右のピークを探索。右のピークに三角点はあった。雑木林の中、展望は無し。倉ヶ嶽の方が少し見える。11.30分。








三角点情報「経塚山」 
 三角点名・林
等級・3等三角点
標高・262.32m

 三角点の周りを整理して、昼食。日が射してあまり寒くない









 国土地理院の地図には、山名の記入無し。三角点情報のページを見ると、地名に、
俗称「経塚山」とあったので、ここに経塚山の山名札を提げた。誰も知らない山だ。誰も登らない山だ。









 また藪を漕いで三叉路に戻る。林道を戻って蓮如上人の墓に出る。12.40分。




 蓮如上人の墓よりの眺望。             四十万見晴らし台よりの展望。





















  2010年03月20日(土)2回 「霊宝山」‐「四十万山」「額谷山」-御廟谷



 去年末に相棒も新聞記事を読んで、一人で「額谷山」に登ってきたという。話を聞いたが話が合わない。どうも私の歩いた額谷山と違うようだ。そこで私の歩いた
「額谷山」を一緒に歩くことになった。待ち合わせ場所でS女史と待っていたが相棒が現れない。「四十万みはらし台」には金沢市の建てた立て札があり「この施設は、市内に7つあるみはらし台の1つであり、子供たちに金沢の美しい町並みや景観を楽しんでもらうことを目的としています。金沢市」と書いてある。私はここがみはらし台だと思っていた。所が見晴台がもう1箇所、他にあるようだ。相棒の待っていた見晴台はあとで聞いたら、ここではなくもう少し北の高尾町の創価学会の建物の近くらしい。






 山男の相棒はアナログ人間で、携帯電話を持っていない。とうとう会えずに、彼をおいて出発することにした。どうもすみません。10.05.に四十万のみはらし台の真下に車を置く。あたりに「イヌノフグリ」が咲いている。










 2週間ほど前と同じ道を歩く。スミレが咲き出した。10.30.に蓮如上人のお墓に着く。お墓のてっぺんに変わった石が載せてある。









 墓のある「霊宝山」からは眺めが良い。











 林道を進むと荒れた竹林が多い。水芭蕉のある地点でカモシカを目撃。突き当たり林道を左に曲がり、次の二股の林道分岐は右に登るように進む。








 しばらくで右に林道が分岐していて「林道四十万線」の立て札がある。前回少し進んで引き返した林道だ。100mほどで、左に作業道が分岐している。三角点情報で三角点の緯度経度を調べて、大体の位置を調べておいた。この作業道がそちらの方へ進んでいる。荒れた作業道を進む。








三角点情報「四十万山」
三角点名・四十万
等級・四等三角点
標高・214.65m
所在地・石川県金沢市四十万町巳24番地







 作業道の左手が、ここらあたりで一番高い。見当をつけて入り込んだら、杉林の中が丸く開けて、その真ん中に新しい「四等三角点」を見付けた。この三角点は平成20年の夏に設置されたと「点の記」に書いてあった。
生まれたてのほやほやの三角点だ。11.15分。






 この三角点は新しい型で、真ん中に丸いカネが埋め込んである。「四等三角点・国土地理院・№112864」と書いてある。この新型の三角点は、以前、四国の剣山に登ったとき「次郎笈」の頂上で見かけた事がある。石川県内では初めて見かけた。四方に保護石が置かれ、プラスチックの白い標識もある。









 ここを
「四十万山」頂上と勝手に認定して記念撮影。山名札を提げようとしたが回りに木が無い。だいぶ離れた杉の木に提げてくる。西のほうが余計開けている。もう少し切ると金沢の眺めが良さそうだ。









 地図を見ると、この尾根を突ききれば「11号鉄塔」に降りられそうだが、どうも道が無いらしい。女性連れなので用心して林道分岐まで戻り、前回と同じ「11-12号」の鉄塔巡視路に入る。12号鉄塔の傍の竹薮で昼食。12.30分。ここから急坂を降ると石切り場のある林道に出る。前回はそのまま林道を下ったが、今回は右に林道を進む。







 前回は左に降り、川の対岸にある「額谷遊歩道」に出る道が判らなかったので、今回は右に林道を登ってみた。しばらく歩いたら林道の左に遊歩道の分岐を見付けた。「遊歩道入口」の標識がある。「富樫家御廟谷入口」の石柱もある。入って少し登ったら「額谷石切り場跡」の立て札があり、大きな穴が幾つも連なっている。








 遊歩道マップの立て札もあり、それに従い右に「展望広場」まで登る。13.20.分。展望は良くない。片隅に祠があり石仏が立っている。ここを
「額谷山」と勝手に認定。










 さらに進むと右下に「御廟谷」という塚があった。立て札によれば、「加賀の守護富樫氏の墓域と伝えられる」。また別の立て札に「高尾城の落城の遺骸を葬る」とある。








 赤い橋を渡れば林道に出る。ここにも遊歩道入口の標識がある。林道をぶらぶらと歩くと「額谷ふれあい公園」に出た。14.00時。











 公園に出るといろんな花が咲いている。










 こんな桜も満開だ。変わった種類の桜だ。












 これは最近良く見かける「キンポウゲ」だろう。園芸種が広がったものらしい。14.25.みはらし台に登ってきて車に着いた。









 小松に帰る途中、「揚原山」の「イワウチワ」が気になり、鍋谷林道に入り込んでみた。途中まで登ったら残雪があり、倒木も至る所にあり、途中で引き返した。イワウチワは未だ早いようだ。


 鍋谷の村に「ベニバナアセビ」が咲いていた。








  2010年03月08日(月)1回 「霊宝山」-額谷ふれあい公園



 新聞に里山歩きの記事として
「額谷山」と「蓮如上人墓」の記事があった。何時も金沢に出るとき通っている山側環状線のすぐ傍だ。蓮如上人墓は、車で通るとナビに映るので、一度は寄ってみたいと思っていた。新聞記事では墓のある霊宝山から、林道や鉄塔巡視路をたどって、額谷のふれあい公園まで歩いている。




 いろいろ地図をパソコンで引っ張り出して、眺めていたが、登山する山ではないので、地図には道が載っていない。額谷山がどれかも判らない。送電線の印と林道の印で、何とか方向だけが解ったので、半日が空いたので探索に出かけた。


 小松から加賀産業道路を走ると、35分位で四十万の丘陵に突き当たる。左に金沢市街が望める所を過ぎて、額谷町の信号をUターンして少し戻り、山裾の空き地に車を留める。四十万みはらし台のちょうど下あたりだ。12.30分。








 歩道を小松方面に戻り、四十万町東の信号より歩道を離れて直進の坂を登ると、四十万墓苑に出る。12.35分。










 さらに進むと、金網に囲まれた、広い水道局の貯水池に出る。池は覆われていて池とは気付かない。そのフェンスの裏側の真ん中あたりに、小さな広場があり、山側に観音像が安置してある。ここが「蓮如上人墓」への上り口である。12.40分。







 しばらく谷を登ると道が左右に分かれている。どちらを登っても円を書いて墓に合流する。12.50.分。

 この山を「霊宝山」というらしい。謂れを書いた石碑がある。この山の下の、四十万町の善性寺の「法慶坊」の信心深きを愛で、蓮如上人はご巡錫の都度、善性寺に逗留して、このあたりの教化の中心として寺は賑わった。逗留中にはこの前山に上り、加賀一円が眼下に広がる風光を愛し、霊宝山と名付け、自分が死んだらこの山頂に葬ってくれと、常々おん物語があったという。





 高い土台の上に石の柵があり、その上に変わった形の石が乗っている墓である。




 眼下には金沢市街が広がっている。







 お参りして奥へ続く林道があるので入り込む。荒れた太い竹の竹林が続く。途中右に鉄塔が見え「長坂線9号」の標識がある。鉄塔まで登って方向を確認。












 開けた場所の隅に小池があり水芭蕉がある。花は付いていない。









 林道の分岐に出る。送電線の方向から見て左折する。しばらくで今度は林道が二つに分かれている。左は段々と下がってゆく様なので、右に進む。今度は右に林道の分岐がある。林道四十万線の標識がある。どちらに入ろうか迷ったが直進することにした。左の谷間にカモシカがこちらを見ていた。








 右手に金沢の市街が見える所があった。「長坂線10号」の鉄塔近くを通ると予測していたのに見付からない。さては先程の林道四十万線を行くのかと思って、戻って進んでみるが、段々と山奥へ入ってゆく。また戻る。









 また戻って諦めて、この林道を下ろうと思っていたら「長坂線10号」の標識発見。この鉄塔は独立しているので入らずに進む。今度は右手に「長坂線11-12号」の標識を発見。林道を離れて、荒れた竹薮の中の鉄塔巡視路に入り込む。11号鉄塔の近くまで行き、ここから下り道になる。








 12号鉄塔が下のほうに見える。それに向かって巡視路がまっすぐ付いている。この斜面は竹薮の伐採中で、初めて広々とした感じ。となる切った竹が斜面いっぱいに纏められている。12号鉄塔の近くまで降りて、コーヒーを沸かして一休み。14.35分。今日は単独の山歩きで、霊宝山付近で杉林の手入れ中の夫婦に逢ったが、それ以来誰にも逢わない。大都会のすぐ傍でも静かなものだ。タイマーで記念撮影。







 其処から急坂を下りたら下の林道にたどり着いた。すぐ横に大きな穴がある。石切り場の跡に出たようだ。ずっと下を川が流れている。左に折れて林道を下りだす。石切り場がしばらく続く。












 ようやく里らしくなって梅ノ木がある。










 15.20.額谷ふれあい公園の一角にたどり着いた。ガラス張りの温室があった。中に自由に入れた。余り花は咲いていなかった。運動場や体育館もある。平日で余り人がいない。北國新聞社の教室ビルの前を通り、山側環状線を車まで歩く。車を置いた手前に「四十万みはらし台」へ登る道がある。







 案内標識から入り込むと金沢市街が見える展望台に出る。




 帰って整理するために色々調べていたら、この山に
三角点「四十万」がある事を発見した。四等三角点で地理院地図には載っていない。珍しくごく最近に設定されたもののようだ。「点の記」に載っている経度緯度から、どうやら在り処の見当が付いた。今日歩いた近くだ。是非探しに行き、其処を「額谷山」の頂上と認定したいものだ。(後日この三角点を「四十万山」にした。)





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