加賀の里山逍遥
2005.04.より登山順


      [加賀]  平栗いこいの森  250m  (金沢市平栗町)170
[加賀]  神主山    364.33m  (金沢市清瀬町)170
[加賀]  野田山    175.14m  (金沢市山科町)170
第5回 2022.04.09. 平栗いこいの森に車を置き、「神主山」を鉄塔巡視路で一周。
第4回 2020.05.27. 平栗いこいの森に車を置き、「神主山」を鉄塔巡視路で一周。
第3回 2020.03.14. 平栗いこいの森に車を置き、
「神主山」を林道歩きで一周。
 
第2回 2014.03.31. 「平栗いこいの森」のカタクリ探索。
第1回 2009.12.12. 「野田山」を初散策。

  2022年04月09日(土)5回 平栗いこいの森から「神主山一周



 カタクリの季節。平栗のカタクリのは咲いたかなと、S女史と探訪に来た。山側環状線「大乗寺」の前から野田山に上り一直線で平栗まで繋がっている。細い道はダンプが通るので怖いが、今日はお休みなのかダンプは通らず、すんなりとトイレのある平栗駐車場に到着。10.00時。









 車道を歩いてカタクリ群生地へ。咲いているのかな?。







 おー咲いている。満開だ。
















 カタクリ群生地を抜けて進むと、また車道に戻る。









 車道は三差路に突き当たる。右は窪町、左は清瀬町になっている。三差路の前に右に入る山道がある。








 この山道に入り、途中で鉄塔に登る斜面に取り付く。関西電力の「北陸幹線№86」の鉄塔に着く。








 ここからは広い尾根の、快適な鉄塔巡視路を歩く。オリエンテーション競技標識が立っている。








 ショウジョウハカマ      ツバキ            クロモジ




 キブシ            白ショウジョウハカマ








 広い鉄塔巡視路で気持ちが良い。









 次の「北陸幹線№87」に到着。








 一度、作業道と合流。左へ進む。








 次の「北陸幹線№88」の見えてきた手前に、オリエンテーション競技標識Ǎがある。左に降りるように道がある。







 地理院地図にも遊歩道の様な物があるが、前回は荒れているようなので入らなかった。今日はここを入る。木の階段がある。少々藪っぽいが三角点マークに近づくように進む。






 上手い具合に見覚えのある標識に出た。「見晴台・第2イヌワシ広場」の方から来たが、こんな広場は無かったぞ。「神主山」の方へ登る。
 








 登り着いた所に「3等三角点」がある。展望無し。狭い空間。







 神主山頂上の標識。三角点名「西木」。標高「364.33m」。記念撮影をして直ぐ下山開始。









 登り口標識のすぐ先にある「第1イヌワシ広場」まで降りて昼食。12.00時。







 広場から少し降りると、車道に出る。ここが車道からの登り口である。


 車で車道を登って来れば、あっという間に神主山の頂上に上れる。車道を歩いて平栗まで戻る。





 キクザキイチゲ        キクザキイチゲ        イカリソウ




 キジムシロ          タムシバ           モミジイチゴ




 清瀬町の向こうに「医王山」が見える。








 三差路から平栗の方へ戻ってくると、車道に赤い鉄塔巡視路標識がある。杉林の中を登る。
 








 「北陸幹線№85」鉄塔の横を降りると、遊歩道に出る。







 ここにもオリエンテーション競技標識がある。









 遊歩道は、車を置いた駐車場のすぐ横に降りる。


 今日はこれから「野田山」の「加賀藩主前田家墓所」に寄る予定。





  野田山」



 朝と同じ道を戻り「野田山」頂上の果樹園の前に車を置く。果樹園の中に「3等三角点・野田山・157.14m」の三角点がある。丁度果樹園に人が居たので、三角点のそばまで行きたい、と聞いてみたが断られたので、金網の外から三角点を撮る。








 そのまま野田山墓地へ降りてゆく。国史跡に指定されている前田家墓所は、まだ拝見したことが無いので、帰りに寄ってみたのだ。







 「金沢南部丘陵歴史夢街道」の1番の標識があった。4日前に歩いた「霊宝山・蓮如上人墓」が15番で最終であるから、ここから霊宝山まで「金沢南部丘陵歴史夢街道」が続いているのだな。4番と5番はまだ歩いていない。残りは全部訪れた。





 藩祖・前田利家公の正室まつ(芳春院)の墓。大河ドラマに「利家とまつ」があった。




 藩祖・前田利家公の墓。想像に反して「墳墓」で、古墳の様な感じ。ビラミットの感じ。現在まで続いている前田家の墓所で、84基あるとの事。






 広いので一部を見て車に戻った。お墓の近くまで入れる駐車場があった。金沢市街が見えた。




 S女史との待ち合わせ場所、小松の「なかうみの里」から「白山」が見えた。シバザクラも綺麗に咲き出した。








      ■次回登山は、4/13「瀬波のカタクリ群生地」へ■




  2020年05月27日(水)4回 「平栗いこいの森」から「神主山」一周



 相棒がまだ「平栗」に入ったことが無いし「神主山」も知らないというので案内する。山側環状線から野田山に上る。「大乗寺丘陵公園」に寄ろうとしたら、コロナ騒ぎで駐車場閉鎖。この前と同じトイレのある駐車場に車を置く。駐車場の前から憩いの森を散策に入る。








 野鳥観察舎のそばに「キショウブ」。








 「ナルコユリ」「カタクリ」は実になっている。白い「ニガナ」と黄色い「ニガナ」。「ササユリ」今年初見。ナントカナントカ。
















 車道に出て歩くと三差路に出る。前回は左の車道を進み、「神主山」に登り、右のの車道から戻った。今回は、三差路突き当りの巡視路を探す。地理院地図には巡視路らしきものが記入されている。標識は無いがそれらしき藪に突入。段々と道らしくなり一安心。







 「北陸幹線(福)86番鉄塔」に登り着く。展望なし。









 鉄塔の右横から「鉄塔巡視路」が始まっている。緩やかな整備された道が続いているので快適。







 オリエンテーリングの標識があったりする、新緑の道を行く。








 「北陸幹線(福)87番鉄塔」通過。ここも展望なし。








 「作業道」に合流。前回通った道だ。ここが巡視路の入口だったのか。神主山周辺は遊歩道が幾つもあり、ここを登るとまた頂上に戻ると勘違いして、巡視路をパスしてしまった。





 
 一度降って、また登って行く。










 「北陸幹線(福)88番鉄塔」通過。前回はここで昼食を取った。






 前回歩いた道は藪になっていて、そのまま車道へ出た。金沢市街窪町から登ってきている車道だな。この先は倉ヶ岳まで続いているようだ。









 車道を少し歩いて、三差路を平栗の方へちょっと入ると前回の「登山口」がある。「第1イヌワシ広場」の方へ登る。






 イヌワシ広場は単なる広場。広場から藪に覆われた登山道を登るとすぐ「神主山」の頂上である。









 三角点がある。展望なし。前回とは別の道から降りる。見晴台とか第2イヌワシ広場がどこだか判らない。







三角点情報・「神主山」 
三角点名・西木
等級・3等三角点
標高・364.33m
 













 帰りは、前回歩いて登って来た車道を降りる。









 平栗まで戻って憩いの森の入口で昼食。







 車道の反対側にある鉄塔巡視路に入る。関西電力の鉄塔巡視路案内板は、赤色である。








 「北陸幹線(福)第85番鉄塔」に登り着く。続きの「84番鉄塔」が見える。







 巡視路を進み、巡視路と別れて駐車場の方へ遊歩道を進む。








 遊歩道は駐車場のすぐ横に続いていた。駐車場置いた車が見えてきた。


 巡視路を使って登ると、より登山的な感じがして良かったな。




             ■次回登山は、5/29福井「鷲ヶ岳」へ■



  2020年03月14日(土)3回 「平栗いこいの森」から「神主山」一周



 「加賀の里山逍遥」を書いているので、もっと加賀に登れる山が無いかと調べていて
「神主山」を発見した。しばらく前まで「野々市山」と呼ばれていた事があるらしい。地理院地図には山の名前は載っていない。「平栗いこいの森」の近くである。登山記録を見ると、額谷町とか高尾とか窪とか野田とかの、金沢の市街地から林道経由で往復している。なかなか距離が長い。老人は「平栗いこいの森」は行った事があるので、平栗に車を置いて「神主山」を往復する事にした。




 車のナビ任せ。金沢山側環状線の「野田」辺りから県道114号線に入り、タケノコで有名な「別所」近く、北陸学院大学の先で右折し、平栗に通じる道路に合流した。平栗の方へ走ると、産業廃棄物処理場の近くに、満開の桜が3本ほどあった。桜の種類は判らない。見事に満開だ。







 平栗の駐車場は2か所ある。最初の駐車場は通過して、二つ目の駐車場に車を留める。10.15分。大きな駐車場でトイレ舎がある。他に車は一台も無し。







 靴を履き替え、車で上って来た道を、今度は徒歩で登って行く。今日は単独行。老人の徘徊である。








 カタクリ群生地の横を通るので、ちょっと入り込んでみる。一面にカタクリがあるがまだ咲いていない。


 しかし蕾を持っているカタクリが多い。あとしばらくで咲き出す事だろう。









 12.15分に三差路に分岐。左に「清瀬町」の方へ進む。帰りは右から戻ってくる予定。










 12.20分に分岐。右に「坪野町」の方へ登って行く。左に下って行くと「清瀬町」に出るようだ。





 前方に続く林道の先に見えるのが「神主山」らしい。林道の最高地点から登る様だ。




 左下に見えるのが「清瀬町」らしい。






 12.40分に林道の右に登山路があった。地理院地図には、三角点のある頂上周りに幾つもの遊歩道が取り囲んでいる。右回りに「第1イヌワシ広場・神主山」の方を登り出す。








 すぐイヌワシ広場に着く。横の近い所が頂上らしい。広場を横切り頂上を目指す。途端に藪っぽい道になる。周遊道路の途中から頂上を往復する。






 狭い頂上。展望は無し。笹原の真ん中に三角点が鎮座。






三角点情報・「神主山」 
三角点名・西木
等級・3等三角点
標高・364.33m
 








 三角点頂上の周りの周遊路を一回りして、元の林道に戻る。車道の反対側に「駐車場・大広場」の標識があるので登って見る。少し登って見たが駐車場も広場も見えず、遠回りになるので横道で林道に戻った。






 その時は判らなかったが、この先坪野町に「坪野キャンプ場」があったらしい。そこの広場と駐車場らしい。そのキャンプ場から遊歩道が「神主山」周辺まで続いていたのらしい。キャンプ場は廃止されたようで、この辺りの標識や遊歩道も、大分傷んできている。






 車道を坪野町の反対の方へ進む。帰りは地理院地図に送電線が通っており、それに並行して登山路の様なものが2本載っている。どれかを見付ければ、憩いの森の出口三差路近くに出ると予想している。林道よりまた「見晴台」の方へ入る。「オワン池」とは林道の下に見えた池かな。






 さらに分岐を「見晴台」の方へ進む。










 登りになって鉄塔に着いた。








 北陸幹線(福)88番鉄塔である。ここに陣取って昼食。








 「見晴台」はここなのか?。「第2イヌワシ広場」も何処だか判らなかった。







 鉄塔に並行してある登山道を行く。しかし1本目の分岐を見付けられなく、いつの間にか通り過ぎたようだ。







 次の鉄塔が見えるのだが、2本目の分岐も見付けられなかった。







 道らしい処もあるが、藪で入り込む気がしない。









 3本目の分岐は、地図では行止りなっているが、舗装してあったのでもしやと思い入り込んでみたが、やはり崖の上で行止り。崖の下に林道が見えた。戻る。






 大回りして坪野町からの広い林道に合流。こんなのなら、林道をそのまま歩いて来た方が、楽で早かったな。広い林道をてくてくと歩く。








 右に「清滝町」の方へ進む。14.45分。








 「イチリンソウ」かな、「キクザキイチゲ」と云うのかな。







 左の「平栗いこいの森」の方が開けて見える。下へ降りる道があ。地図を見ると下に川があり、憩いの森までは続いていないようだ。前から今日初めて逢った散策している人が降りてきた。憩いの森まで近道が無いか尋ねたが、林道を歩くより仕方がないと言われた。






 朝、最初にきよせまちの方へ曲がった分岐に戻の付く。



 「いこいの森」の中を適当に散策する。






 二階建ての建物があったので行ってみた。「野鳥観察舎」だった。入ってみたら中に鳥の糞みたいなものがいっぱいある。冬は、野鳥が中から人間を観察しているようだな。




 「あずま屋」もある。





 15.45分に駐車場の車に到着。誰もいない。





 帰りは
「野田山」の方へ降りた。一本道で野田山に着く。





 近くに野田山の三角点があるはずなので探しに行く。金網で囲まれたリンゴ園の一番高い所にある。網の間から撮影。







 三角点情報・「野田山」
 三角点名・野田山
等級・3等三角点
標高・175.14m







 大乗寺丘陵公園を通る。眺めが良い。




                ■次回登山は、3/20加賀「鳥越城山」へ■




   2014年03月31日(月)2回 「平栗いこいの森」カタクリ探索



 新聞に、平栗のカタクリが咲きだしたと、写真が載っていた。直ぐ行って見たくなるのが私の悪い癖。平栗はいつだったか忘れたが、一度だけカタクリを見に行った記憶がある。場所を調べ直して出発。


 小松より、加賀産業道路を走ると、そのまま金沢山側環状路になる。金沢に入り、山側の一番高い地点辺りに、右に「大乗寺」へ入る交差点がある。この「長坂台小学校東」の交差点を山側に登って行く。野田山の墓地を過ぎ、降りとなり道が細くなる。大きなダンプが通り肝をつぶす。一本道で、産業廃棄物処理場を過ぎ、平栗の集落を通り過ぎると、看板が有った。ここは「平栗いこいの森」と云うらしい。現在地のPに車を置く。300m程歩いた先に、トイレの付いた駐車場が有った。ここまで入ると一番近い。




 車道の右に「カタクリ群生地」がある。今年初めてのカタクリが、いっぱい咲いている。




 14.40分になっているので、気温が少し下がって来て、閉じた花が多い。




 カタクリは、午前11.00頃が一番良い、と読んだことがある。散策の人は三々五々歩いている。







 車道を歩き、途中から遊歩道に入ってみる。カタクリ散策の人は、こちらの遊歩道には誰も入ってこない。「キクザキイチゲ」








 「ユズリハ」の花。








 「ヤマザクラ」も咲きだした。









 「クロモジ」の花。








 「ヤブツバキ」









 「カンスゲ」







 「ショウジョウバカマ」









 「フキノトウ」







 「リュウキンカ」









 「オドリコソウ」
 色々と、一斉に花が咲きだして楽しい。名前の知らない花も多い。





 遊歩道の真ん中に、カモシカが二頭居た。一頭は座っている。





 だいぶ近くまで寄ったら、立ち上がって林の中に消えた。


 遊歩道は、トイレのある駐車場に降り立った。さらに左に作業道があり、近道かなと入り込んだら、竹林に迷い込み、引き返した。







 平栗の里は、梅が盛りである。15.50分に車に着。看板を見たら、私の歩いた遊歩道近くに、カモシカが書き込んである。こちらの遊歩道には、いつもカモシカがいるようだ。







 二日前の土曜日に、東京の国立能楽堂で、私の師の能楽発表会が有った。私の社中のお弟子も参加したので、付き添いでお供した。東京は桜が満開だった。昨日の日曜日は、次男の子供(私の初孫)が「お食い初め」をするので、参加した。丁度100日を過ぎたころだ。私が孫を抱いて、お箸でご飯を食べさせる真似をした。平安時代からある儀式との事である。一生食べる事に困らない様に、という意味があるようだ。



        
●次項2014年第23回登山は、4/1「大峰」へ●




  2009年12月12日(土)1回 「野田山」を初散策



 師走の中頃ともなれば、いつも時雨れる。だから歩かなくても登れる山ばかり探している。相棒を、いつも小松辺りの山に引っ張り出して居るので、今回は金沢辺りを狙う。S女史に見せてもらった「石川ふるさと100山」に
「松根城山」と言うのがあった。調べていると簡単に登れるらしい。地図を見ていると、また近くに「権殿山」がある。聞いたことも無い山だが、地図に名前があり二等三角点がある。ここも簡単に登れそうだ。


 ついでに
「野田山」も登ってこよう。ここは金沢の墓地で、いつも側を通るが、調べたら三角点があり、野田山の山名も地図に載っている。山に間違いない。





 と云う訳で、余り歩く事のいらない山を、三山いっぺんに登ることにした。S女史を乗せて、野田山登り口の「大乗寺」で、8.30.に相棒と待ち合わせ。そのまま墓地へ登ってゆく。枝道が色々あり判りにくいが、なんとか頂上近くの道端に車を止める。東側が「山田りんご園」で、西側が墓地である。地図を見て探すと、このりんご園が一番高い地点である。しかし厳重な柵があり扉も閉まっていて無人だ。








 厳重なフェンスで囲まれていて、入り込めるところが無い。柵に沿って歩いていたら、りんご園の中の丸い小山の上に、白い三角点の標識を見付けた。










 横側に廻って確認すると、三角点の石柱も見える。しかし残念ながら近くまで行けない。遠くから眺めるのみ。







三角点情報「野田山」
三角点名・野田山
等級・三等三角点
標高・175.09m
所在地・石川県金沢市山科町



 フェンスの外の杉林の木に、山名札をつけて、
次の
「権殿山」に向かう





                                  表紙へ戻る