加賀の里山逍遥
 2005.04.より登山順
鉄塔巡視路が繋がっている大峰とトガン岳
小松の二山


[加賀]   大峰    453m (小松市光谷町)37
[加賀]  トガン岳 340m (小松市麦口町)
沢谷三角点
第21回 2023.03.22. 黒谷林道途中より歩き、鉄塔巡視路より「大峰」を往復。
第20回 2022.11.19. 大日川第二発電所より「沢谷三角点と「トガン岳」往復。

第19回 2022.04.17 光谷町跡より51番鉄塔経由で「大峰」。東谷林道へ降りる。.
第18回 2020.05.13. 光谷町跡より50番鉄塔経由で「大峰」。東谷林道へ降りる。

第17回 2019.04.28. 大日川第二発電所より、沢谷三角点と
「トガン岳」往復。
第16回 2019.02.24. 麦谷林道、東谷林道より8番から大峰頂上。50番鉄塔より下山。

第15回 2016.03.26. ふるさとセンター跡より、大峰雪割草探し往復。

第14回 2016.03.12. 麦谷、東谷林道より8番鉄塔経由で大峰頂上往復。7番鉄塔経由で「トガン岳」往復。
第13回 2016.02.08. 大日川第二発電所より、「トガン岳」第6鉄塔まで往復。
第12回 2014.04.01. ふるさとセンター跡より、51番鉄塔経由で頂上に登る。降りは50番鉄塔経由の一周。

第11回 2013.04.05. ふるさとセンターより51番鉄塔経由で頂上往復。
第10回 2012.04.14. 麦谷、東谷林道より8番鉄塔巡視路て゜登山。51番鉄塔経由でふるさとセンターへ降りる。
第09回 2012.04.09. ふるさとセンターより51.52番鉄塔巡視路より頂上往復。
第08回 2011.04.06. ふるさとセンターより51番鉄塔経由で頂上に登る。降りは50番鉄塔経由の一周
第07回 2010.12.04. 大日川第二発電所より「トガン岳」往復。帰りに「中海三角点」確認
第06回 2010.04.03. ふるさとセンターより51番鉄塔経由で頂上に登る。降りは50番鉄塔経由の一周。
第05回 2010.03.13. 大日川第二発電所より「トガン岳」往復
第04回 2009.03.31. ふるさとセンターより51番鉄塔巡視路を登り、藪漕ぎで大峰頂上。同じ道を降りる
第03回 2009.03.29. ふるさとセンターより50番鉄塔巡視路で大峰登山、東谷林道へ降りる。
第02回 2007.02.25. ふるさとセンターより大峰登山。 東谷林道へ下山。

第01回 2005.10.26. ふるさとセンターより大峰登山。 東谷林道へ下山。 私の初登頂。

  2023年03月22日(水)21回 東谷林道より「大峰」往復。





 旧光谷町まで車で上ろうと、麦谷林道分岐まで来たら通行止め。水害の影響かな。案内板に東谷林道の方は、鉄塔建て替えの工事で通れるとの事。すみませんちょっと入らせていただきます。途中の道の広い所に車を置き歩き出す。9.30。







 工事事務所があった。車が何台も留めてある。「吉野谷線鉄塔建て替え工事№50ー№57」と書いてある。リフトの登り場がある様だ。 








 ここまでの道は車が入るので、道は整備されていたが、ここからの林道は凄い有様。







 林道の上に大きな石がゴロゴロ。林道が川になって流れたようだ。








 東だ林道の終点近く「大日川第2線8番鉄塔」の標識から登る。いきなり急坂のプラスチック階段。







 前のプラスチック階段に手を掛けて、4足で登る所もある。「第8番鉄塔」に登り着く。








 振り返る平野の方に、私が名前を付けた「トガン岳」があり鉄塔が続いている。







 反対側にはこれから登る「第9番鉄塔」が見える。左側の杉林の中を登る。








 マンサク           スギ            タムシバ






 広いスギかヒノキの林を登って行く。やっと林を抜けそうだ。
 









 鉄塔分岐を右に入ると「第9番鉄塔」がある。







 鈴ヶ岳と大日山。手前の左の山は大倉岳だな。









 杉林が無くなり更に登る。







 鉄塔分岐を右に坂越降りると「第10番鉄塔がある。









 鉄塔からは「白山」が見える。







 小松ドームと加賀温泉駅の黄金観音像。新幹線線路は大きくカーブしている。








 タムシバの向こうに白山。鉄塔が立っているのが「大峰頂上」である。







 頂上尾根に登り着く。「№51番鉄塔」の新しい標識。工事中の鉄塔への案内標識らしい。先程からひっきりなしにヘリコプターが飛んでいる。







 12.00。「大峰」頂上に到着。頂上に「第11番鉄塔」が立っている。昼食。その先に「51番鉄塔」に降りる道がありそこが鉄塔建て替えの現場らしい。5分おき位にヘリコプターが荷物をピストン輸送しているらしく、なかなか賑やかである。





 大峰は白山の展望地である。

 今日は旧光谷村から、51番鉄塔経由でここに登る予定だった。こんな大工事をしているなんて知らなかった。







 頂上から少し降りて工事現場を覗いて見た。道の無かった尾根が綺麗に切り払われて展望が良い。へりが飛んできた。







 下に何人もの人が見える。荷物を落とすとまたしばらくして現われる。








 まだ鉄塔は建ってい無いようだ。








 大笠山と笈ヶ岳








 頂上から白山を撮って、同じ道を下損開始。








 タムシバ           シュンラン         キブシ






 ようやく東谷林道が見えてまた。











 これが林道だったとは思えない。





 朝はキクザキイチゲは開いていなかった。      麦谷林道分岐で記念撮影。



               ■次回登山は、3/25「阿陵山」へ


  2022年11月19日(土)20回 大日川第2発電所「トガン岳」往復



 小松市麦口町に実家のあるY氏よりメールを頂いた。「父親の遺した信濃大和追悼記念園を一度見て頂きたい」との事である。調べてみると
「トガン岳」の登り口近くにある様だ。久しぶりにトガン岳に登って、帰りに「記念園」を見せて貰う事にした。





 S女史と「なかうみ道の駅」で待ち合わせ。山に向かって少し走り、国道カーブで右に麦口町に入ると、突き当りに「大日川第二発電所」がある。道の広い所に車を置く。8.20分。








 林道を歩き出す。いつもはここに鎖があるが、今日は工事しているらしくトラックが出入りしている。







 工事事務所がある。右手にある一番、二番、三番鉄塔の建て替えらしい。








 さらに歩くと左に「トガン岳」の黄色い標識がある。ここが鉄塔巡視路の登り口である。







 この辺りは8/4日の豪雨被害地である。谷道の巡視路は酷く荒れている。








 「大日川第二線№4鉄塔」の標識。








 谷道には水が流れ、プラ階段が中に浮いている。








 なかなかの急坂で悪路。稜線が見えてきた。がんばれ。








 ようやく尾根に登り着いた。








 最初の鉄塔「№4番鉄塔」。少し登った所が展望が良いので休憩。


 




 海岸線が見える。里山も紅葉している。









 尾根を歩いてヒノキ林を通過。








 「№5番鉄塔」通過。








 まっすぐな縦走路。








 この縦走路の一番高い地点の、炭焼釜跡らしき所から、左の尾根に入る。道無し。「沢谷三角点」を目指す。






 一度鞍部に降りて、さらに登り返す。なだらかなピークの隅に保護石に囲まれた「3等三角点」がある。点名は「沢谷」。標高は「284.8m」。展望無し。








 尾根まで戻り、次の「№6鉄塔」へ降りてゆく。








 鞍部まで降り、その先一段登った所に「6番鉄塔」がある。展望無し。ここで昼食。12.20分。鉄塔の横からすぐ上のピーク迄赤テープがある様だ。この上のピーク340mを私は勝手「に「トガン岳」としている。一度だけ山名札を提げに登った事がある。展望が無いので今回は登らず。





 私が後かたずけの間に、S女子があっという間に藪漕ぎで往復してきた。やはり展望は無いようだ。下山開始。「大峰」が見える。鉄塔はここから続いていて、大峰頂上は「№11番鉄塔」である。 








 同じ道を帰る。









 登山路の先にカモシカがいた。あまりに黒いので一瞬クマかと思った。









 「第4鉄塔」まで戻ってきた。あの先急降下で悪路だ。







 やっと林道まで戻り着いた。車を置いた発電所まで戻り、車で国道まで戻る。








 いつも通っている国道に面した一角が「信濃大和追悼記念園」だった。砲弾の形の門。柵が無いので初めて中を歩かせて貰った。紅葉が綺麗である。








 滓上川。この川が溢れて近くの中海町が洪水に見舞われた。川下辺りが大変になっている。







 紅葉。
















 Y様の父君は海軍に居られて、戦争中亡くなった周りの人逹の供養に、この記念園を造られたらしい。

「戦艦大和、航空母艦竜鳳、駆逐艦羽風、太平洋戦争戦没者の墓」と書いてある。



















 S女子が撮って来た、トガン岳の山札。12年前に提げ札がまだ残っていたのだー。












     ■次回登山は、11/27白山市「雲龍山」へ■


  2022年04月17日(日)19回 光谷町左-「大峰」-東谷林道-麦谷林道






 9.25分。S女史の車を前回と同じく、麦谷林道の分岐に置く。









 私の車で旧光谷村の跡まで上がる。広い駐車出来る場所がある。9.30分。







 前回は山に向かって右側の「№50番」鉄塔から登ったが、今日は東側100mの「№51.52番」から登る。








 U地の道になる。









 昔はよく歩かれた道のようだ。







 イカリソウ          シュンラン          コシアブラ








 尾根の上に出る。










 新緑の季節になった。一度降る。向こうに山が見えてきた。





 スミレ            ツバキ            チゴユリ







 斜面に突き当たり右に登り出す。











 この辺りから「№51鉄塔」に登る。52番鉄塔は左の尾根を戻るように登って行く道が分岐。この辺りは雪割草が咲く。




 ニシキゴロモ        雪割草             ヤマブキ






 標高差80mくらいの急坂となる。プラスチック階段がありロープが下がっている。最後は垂直かと思われる坂を、四つ足歩行で登り切ると、「吉野谷線№51鉄塔」の下に出る。









 登って来た方面。小松ドームが見える。







 反対側には、大笠、笈辺りが見える。白山は隣の高みが邪魔で良く見えない。









 一休みして「大峰」頂上の方に登る。







 ここから大峰頂上までは特に道が無い。初めてここから登った時の赤いテープが残っていた。









 歩く人が居るようで道らしくなっている。大峰頂上の鉄塔が見えてきた。「大日川線№11番鉄塔」が頂上にある。





 頂上は展望が良い。今日は「白山」から「笈ヶ岳・大笠山」まで見える。11.50分。




 「白山」を眺めながら昼食。白山は雪が溶けだしたような感じ。海の方は昔は見えたが今は茂って良く見えず。




 記念撮影して下山開始。




 タムシバ

 「50番鉄塔」の方へ100mほど進むと、海の方へ降りる巡視路が分岐している。ここを降りる。標識無し。









 下山巡視路途中で「大日川線№10番鉄塔」に寄る。振り返ると昼食をしていた頂上の「№11番鉄搭」が見えて右に「白山」が見える。









 赤白鉄塔は「大岳山」の頂上直下の鉄塔らしい。








 「小松ドーム」が見える。








 さらに降りると「№9番鉄塔」に出る。白山は陰となり見えず。「大日山。富士写ヶ岳」辺りが見える。








 「№9番鉄塔」から「№8番鉄塔」までは「ヒノキ」の林となる。








 なかなか綺麗な広い「ヒノキ」の林である。









 「№8番鉄塔」の下に到着。振り返ると上の「9番鉄搭」が見える。







 降りる方にも送電線が一直線に続いている。向こうの山は私が「トガン岳」と名付けている山である。









 「8番鉄塔」から、下の「東谷林道」まではプラスチック階段の続く急坂で、老人は緊張する。








 東谷林道は遠回りになるが、林道歩きは大好きである。


 やま




                              ヤマルリソウ
 朝車を置いた麦谷林道の起点迄戻ってきた。「麦谷林道」の標識に「麥谷千社札」を貼る。私と同じ名前である。S女史の車で、旧光谷村」まで上がる。15.20分。






 車を置いた広場で解散。日曜なのに誰一人登って居なかった。「光谷生水」による。











 池城町に子供たちがいっぱい居る家があった。帰りに確かめたら人形だつた。老人はボケて目が悪い。





           ■次回登山は、4/20「明神壁」へ■


  2020年05月13日(水)18回 光谷町跡右-「大峰」-東谷林道-麦谷林道




 誰も登らない里山ばかり探して、今日は
「大峰」である。布橋町の方から入り、麦谷林道の分岐に相棒の車を置く。帰りはここへ降りてくる予定である。更に登る。









 「旧光谷町」の跡に車を置く。9.50分。







 光谷越トンネルの方へ50mほど進むと、鉄塔巡視路の入口がる。50番と書いてある。吉野谷線50番である。







 川に鉄の棋士が掛けてあり、谷沿いに道は付いている。








 荒れた感じで、川と合流している箇所が何ヶ所もある。滑りやすい。






 ノリウツギ          エビネラン          シライトソウ咲き掛け






 大分登った所で右の斜面を、戻るようにして急坂を登ると「鉄塔」に出る。








 「吉野谷線50番鉄塔」である。10日前に大岳山に登った時、幹線送電線を横切る「吉野谷線47番鉄塔」を通った。あそこからここに繋がっているのだな。


 



 鉄塔から頂上までは尾根道で、急坂が無く気持ちの良い登山道を登って行く。









 11.20分に「大峰」頂上到着。「大日川第11番鉄塔」が鎮座している。少し山の方が刈ってあり展望がある。





 今日は「白山」が微かに望める。






 「奥獅子吼山」の方面。










 
 今日は鉄塔巡視路で、海の方へ向いて降りる予定。





 頂上から降りて「第10番鉄塔」まで降りてきた。振り返ると、昼食を食べていた頂上の第11番鉄塔が見える。



 下には小松市辺りの平野が見える。










 ツクバネウツギ        朴ノ木の花          ニガナ



 「第9番鉄塔」に到着。この送電線は目の前の山を越えて、小松市麦口町の「大日川第2発電所」まで繋がっている。目の前の山は私が勝手に「トガン岳」と名付けた山である。






 「第9番鉄塔」から「第8番鉄塔」までは「ヒノキ」の林を降りる。










 「第8番鉄塔」に到着。







 ようやく「東谷林道」が見えてきた。あそこ迄降りれば、坂は無くなり林道歩きとなる。








 ムラサキサギゴケ       ノリウツギ          タニウツギ







 「東谷林道」を降りてゆく。
 












 東谷林道から「麦谷林道」にはいると車を置いた地点はすぐだ。




          ■次回登山は、5/15加賀「西尾観音山」へ■





  2019年04月28日(日)17回 麦口町より「トガン岳」を往復



 この間入道山に登った時は、夏日とかで暑かった。その後二日ほど前は、この時期に寒波が来て山沿いで雪がちらついた様だ。ようやく寒波も過ぎ、元に戻りつつある。今日は半日空いたので近くを散歩と言う事になり、
「トガン岳」を歩く事になった。


 待ち合わせ場所のロードパーク「なかうみの里」から、5分くらいで大日川第二発電所に着く。鎖の掛かった林道を12.05分に歩き出す。





ムラサキケマン         ウマノアシガタ        マムシグサ



 林道を歩いて登山口      ヤブレガサ          チャルメラソウ




 谷を登って行くので、川と合流している所があり、岩だらけで滑りやすく、少し歩き難い。



 やがて川から外れると、階段になっており、尾根に登り着く。前方に鉄塔が見えてくる。







 オオカメノキ         赤いツツジ          チゴユリ






 13.15分に
第4番鉄塔に到着。ここまで登ると展望がある。平野が望める。抹茶休憩。












 
第5番鉄塔は展望なし。ここからは平坦になる。


 今日は「沢谷・三等三角点」まで行く予定。9年前にこの三角点を探した時は、あちこちウロウロしたが、今はヤマップがあるので心強い。

 荷物を残して一番高い地点から、広い尾根を降って行きだいぶ下がる。そして登りになった上が広いピークである。13.50分。








三角点情報「トガン岳」
三角点名・沢谷
等級・三等三角点
標高・287.79m
所在地・石川県小松市麦口町


 この広い場所が、三角点ピークである。この中に三角点が写っている。ちょっと探さないと判らない。





 戻って荷物を拾って、巡視路を先へ進む。一度大きく降ってまた登ると
第6番鉄塔に到着。今日はここが終着点。鉄塔のすぐ後ろのピークに、地図に340mの記入があり、付近では一番高い。多分このピークが「トガン岳」と思われる。前に一度登った事があるが、藪が酷くて展望が無いので、今回も登らず。14.20分。昼食。





 巡視路を少し降りると、鉄塔が続いている
「大峰」が見える。2月に登った。




 左の遠くが「奥獅子吼山」らしい。手前の山は
「小松火燈山」と思うがなー。







 30分ほど居て下山開始。



 











 ツクバネウツギ        ツツジ           イチリンソウ






 16.20分に車に到着。












  2019年02月24日(日)16回 麦谷林道-「大峰」-光谷町跡



 まだ2月だから近くの里山ばかり歩いている。カンジキは車に入れてあるが、里山はもう雪が無くて、カンジキの出番は無い。S女史と瀬領町「せせらぎの郷」で待ち合わせ。おくりび山の登山口の梅の木に、花を見付けた。S女史7年目の
「大峰」が目的地。9.30分待ち合わせで、布橋町より「麦谷林道」の分岐に9.40分頃到着。今日は長靴ではなくて登山靴だ。







 光谷越のトンネル辺りはまだ通過不能りのようだが、旧光谷町までは楽に入れそうだ。林道分岐点は道が広くて車が置ける。麦谷林道を進み、分岐を「東谷林道」に入る。分岐に車が置いてある。






 東谷林道で、犬を連れて鉄砲を持った4人にあった。猪撃ちのようだがまだ獲物は無いようだ。途中に右に「吉野谷線・54.53」の標識がある。この巡視路は雪割草の咲いている地点の「吉野谷線・52.51.」に続いていると思われるが、まだ未踏である。

 




 頭の上の送電線を頼りに、「大日川線第2線・8番」の方へ登り出す。10.25分。
「8番鉄塔」までが、今日一番の急坂である。10.50分に到着。早速「抹茶休憩」。抹茶茶碗二つと、ポットのお湯が重いので、早めに荷を軽くしたい。







 8番から9番鉄塔までは「ヒノキ」の林の中を登る。感じの良い巡視路である。








 11.30分に
「9番鉄塔」に到着。思わぬ好天気。平野が望める。









 ここからはヒノキの林が過ぎて雑木林となる。11.45分に
「10番鉄塔」に到着。







 10番は巡視路より少し下がった所にある。振り返ると頂上の「11番鉄塔」が見える。しかも右下の鞍部より「白山」が見えるではないか。ここでの白山は初めてである。




 白山の前には
「加賀幹線62番鉄塔」が見える。いつも休む赤白鉄塔である。右が「大岳山」である。




























 登って来た鉄塔と、トガン岳へ続く鉄塔が一直線に並んでいる。






 10番鉄塔を過ぎると少し残雪が出てきた。











 12.10分に頂上の
「11番鉄塔」に到着。コーヒーを淹れて貰って昼食。座っていても「白山」見える。













 県境の山々。左の方は県境ではなくて、口三方岳・高三郎山辺りかな?。




 海の方、10番鉄塔がすぐ下に見える。






 40分も日向ぼっこをしていて、「吉野谷線50番鉄塔」の方へ下山開始。13.10分に
「50番鉄塔」に到着。頂上鉄塔が見える。









 鉄塔巡視路は谷の方へ降り、谷沿いに降る。地理院地図に歩道が記入されているが、それとはまったく別の道である。









 谷沿いの道は崩れている場所が多く、緊張する。14.10分に光谷町のふるさとセンター跡の「石碑」に到着。












 14.20分に「ショウズンバ」の水場。舗装された車道を25分歩いて、車を置いた麦谷林道の起点に戻り着いた。






  2016年03月26日(土)15回 光谷町跡左-「大峰」雪割草往復



 猿山の雪割草が満開だとか、雪割草の展示会が開かれているとか、新聞記事でよく見かける。心がうずく。実は明日、門前の猿山へ雪割草を見に行く予定である。その前に今日は
「大峰」へ雪割草を見に来た。大峰は二週間前に西側の鉄塔巡視路から登って居る。雪割草と云っても、狭い場所に、ほんの少しだけ咲いて居るだけなのだが、私が見に行かないと、ほかに誰も見に行かないだろうから。可哀想な気がして、毎年見に行っている。




 午後から出かけて、14.10分に旧光谷村のふるさとセンター跡に車を置く。建物はもう無い。少し戻って鉄塔巡視路に入る。以前は表示の札があったが今は何もない。赤い布切れが下がっているだけ。荒れた竹藪の中を抜け、掘り下げられた感じの道を登ってゆく。尾根まで登り着くと右へ尾根を進み、突き当りを左に杉林を降りると、向こうにピークが見えてくる。






 途中に小松ドームが見える所があった。























 全然咲いて居ないので、心配になってきた。
 「ツバキ」「「スミレ」「キブシ」「キイロイのは何?」

 突き当たった辺りに荷物を置き、右にプラスチック階段の急坂を登り出す。ようやく見付ける。15.00時。




 ほんの少しだけ。しかも周りは、イノシシの掘った大きな穴だらけ。雪割草はいつまで生き延べられるか。







 頂上へは登らず、30分も居座っていた。16.15分に、車まで戻った。


        ★次項2016年の25回登山は、3/27日「猿山」へ★




 

  2016年03月12日(土)14回 麦谷林道-「大峰」-往復-「トガン岳」



 今年2月8日に
「トガン岳」に登りに行った。頂上直下の「6番鉄塔」まで行ったが、その時、鉄塔の続きの先に「大峰」が見えた。鉄塔が大峰頂上まで続いていた。間の黒谷林道から大峰に登った事があるので、ここから黒谷林道迄歩くと、トガン岳から大峰まで続くなァと思った。



 そんな訳で
「大峰」に登りに来た。二日前に林道の様子は偵察済み。10.10分に家を出て、布橋町から光谷越の県道に入り、池城町を過ぎ、麦谷林道の分岐に車を置く。ここから道は細くなる。麦谷林道起点の標識と記念撮影。10.45分。





 ここから左折して麦谷林道を歩き出す。車でも入り込めるが、舗装はしてないし、まだ時期的に整備されていない気がする。600mほど入ると右に分岐があり、黒谷林道起点がある。黒谷林道を歩く。巡視路登り口までは、車より2kmくらい。なかなか遠い。結果的には無理すれば車でも入り込めたようだ。




 

 頭上に送電線が横断している真下辺りに、右に「8番鉄塔」の登り口標識があり、その先20m左に「7号鉄塔」への標識がある。今日はまず「大峰」へ登る予定。11.30分。







 登りは、取っ付きより急坂である。黒のプラスチックの階段が続く。登る事25分、11.55分に
「8号鉄塔」に到着。「大日川第二線 №8」鉄塔である。ちょっとした高台で見晴らしが良い。平野が見える。海岸線が見える。鉄塔が続く先のピークは「トガン岳」に間違いない。手前の鉄塔が「7号」で、トガン岳の肩にあるのが「6号」鉄塔らしい。








 アップにしたら潟が見えた。柴山潟と思われる。




 ここからは、なだらかなヒノキ林の尾根を行く。




 
「9号鉄塔」は、分岐よりちょっと降りる。12.20分。また展望が広がってくる。








 続きの10号鉄塔が見える。11号頂上鉄塔が重なって低く見える。




 真ん中は大倉岳か。




 12.35分に
「10号鉄塔」に到着。ここも分岐より少し降りる。








 大峰頂上11号鉄塔が見える。右下が一週間前に登った「大岳山」である。よく見ると赤白鉄塔が見えるので判る。





















 12.55分に、頂上の
「11番鉄塔」に到着。昔提げた山名札がまだ残っていた。








 最近この山が、小松市郊外を車で走っていて見える事に気が付いた。丸い山で直線に白い雪の筋が縦についている。鉄塔下の刈込に雪が積もっていたのだ。たぶん間違いない。






 白山は残念ながら今日は見えない。パンをかじりコーヒー牛乳を飲んで休憩。


 13.20分頃に下山開始。








 14.10分に林道に降り着く。すぐ向かい側の、巡視路の鉄橋を渡って、今度は
「トガン岳」を目指す。











 14.30分に谷を上り詰め、左に登って
「7号鉄塔」に到着。「トガン岳」と6号鉄塔が見える。




 細い尾根道を歩き、最後は斜面のトラバース道となる。巡視路が壊れていて少し怖い。ロープが張った所もある。




 ようやく肩近くに登り振り返ると、大峰への鉄塔が全部見える、手前より7番-8番-9番-10番-11番頂上。







 14.55分に
「6号鉄塔」下に登り着く。この上のピークが「トガン岳」である。今まで一度だけよじ登ったことがある。凄い藪だった。今回もここまでで満足して下山開始。








 15.35分に黒谷林道に戻り着く。








 林道で「ネコノメソウ」を見付けた。今年初。









 16.15分に、麦谷林道分岐の車に到着。「鉄塔6本巡り」の山歩きは、誰一人とも遇わない、静かな山歩きだった。









 帰り道、「西俣八景十二ヶ滝」の駐車場が新設されていたので、寄って梅の花と滝を撮る。




         ★次項2016年第20回登山は、3/13「梅ノ木山」へ★




 

  2016年02月08日(月)13回 麦口町-「トガン岳」往復 




 お天気が良さそうなので、ちょっと歩こうと言う事になったが、私が午前中都合が悪かったので、12.30分に「なかうみの里」で待ち合わせ
「トガン岳」に登る事に。12.40分に麦口町の「大日川第2発電所」に到着。麦口大谷林道は鎖がある。発電所から初めて出る送電線鉄塔は1番である。右の山上に見える。







 2番と3番の鉄塔も右の尾根に続いているようだ。4番目の鉄塔は林道を横断して左の尾根に続く。13.32分に「トガン岳」の標識に着く。4番鉄塔の標識もある。左に巡視路に入り4番鉄塔を目指す。 







 分岐に「大日川第二線 №4」の標識がある。鉄柱に「ご苦労様でした。№3は地獄だよ」と落書きがある。№3鉄塔への道が悪い様だ。しかし4番鉄塔への道も、ここから悪くなってくる。谷筋で川とごっちゃとなりドロドロ。






 道も不確定な感じ。私はカモシカの足跡があり、歩きやすそうなので早めに右の斜面を登り出した。S女子は谷を上り詰め、右に急坂を登ったようだ。階段があったようで、そちらが本道のようだ。


 13.32分に
「№4鉄塔」に到着。視界が開けて平野が見える。小松の方ではなくて、美川方面のようだ。



















 13.46分に、杉林を抜けて
「№5鉄塔」に到着。展望は無し。









 少し歩くと右手にトガン岳が見える。ふもとに№6鉄塔が見える。緩やかな瘤を過ぎて、一度降り鉄塔を目指す。











 14.02分に
「№6鉄塔」に到着。雪が少し深い。登山口に「トガン岳」の標識があるが、どのピークがトガン岳か不明である。この鉄塔の上のピークがこの辺りで一番高いので、トガン岳だと思うが、間違いかな?。3時過ぎには帰りたいとの事で、今日はここまで。登頂は諦めて戻る事にした。続きの巡視路は谷を降って、「大峰」まで一直線に伸びている。「大峰」は№8鉄塔から、頂上の№11番鉄塔まで登った事がある。反対側の№7番からここへ登ってくるのも面白そうだな。




 登って来た時は通り過ぎたが、帰りに尾根のピークで赤いテープを見付けた。自分で付けたもののようだ。ここから300mほど入ると「沢谷3等三角点」がある。今日は時間が無いため立ち寄らず。








 手取川河口の鉄橋が見えた。








 15.05分に車に到着。













     ★次項2016年・第14回登山は、2/11「西山」へ★








  2014年04月01日(火)12回 光谷町左-「大峰」-光谷町右





 今年も気になって、
「大峰」の雪割草を見に行く。今年は積雪が少なかったので、楽に入れるだろう。布橋の方から入る。池城町を過ぎて、通行止めの標識があるが、半分開けてある。光谷ふるさとセンターの建物は無くなっていた。石碑を建てるための土台が有った。







 駐車場付近には「キクザキイチゲ」









 100m程戻って巡視路に入る。51.52.の標識があったはずだが、無くなっている。「ネコノメソウ」







 紫の「キクザキイチゲ」









 12.40分、51.52の鉄塔の分岐点で一休み。「キブシ」






 この辺りに、雪割草が少し生えている。









 小さくて、数も少ない。寂しい。







 ここで帰る心算だったが、雪割草が少ないし、白山の写真を撮ろうと、51番鉄塔の方へ急坂を登る。この坂は怖い。13.00時に51鉄塔に登り着く。白山が見える。赤白鉄塔は大岳山だ。







 今日はペットボトル一本の軽装。ついでに頂上鉄塔へ向かって登り出す。今まで道が無かったが、今回明らかに道が付いている。13.13分に頂上到着。頂上の「タムシバ」は花が咲きそう。






 大峰頂上からの「白山」。








 小松の町を写す。見晴らしが良くなった。





 ここまで来たら一周コースをとろうと、50番鉄塔の方へ降りる。13.50分に50番鉄塔。ここも広く刈ってあり、展望が良くなった。笈・大笠の白い稜線。


 鉄塔の下より下山開始。巡視路はしっかりと付いている。谷底まで降り、川伝いに降りるようになると、巡視路が時々川と合流している。14.35分に林道へ降り立つ。




 駐車場付近の「フキノトウ」を採って、この後
「憩の森」へ向かう。





 「大峰」の雪割草は、全然ダメだったので、帰りに
「憩いの森」に寄った。新聞に「憩の森の雪割草が見頃」と載っていたし、小松市の、憩の森ののホームページには、「古民家・中村家周辺の雪割草が見頃。市民より提供を受け、平成23年より植えた。」と載っていた。



 吉竹堤の鏡見橋を渡った、突き当りの水芭蕉園は早くも満開。クリスマスローズとイチゲも満開。そのそばに小さいが「雪割草」が咲いていた。色々の形や色があるものだなー。





















                               カタクリは一輪だけ咲く。


            
●次項2014年・第24回登山は、4/8能登「沖波山」へ●




 

  2013年04月05日(金)11回 光谷町左-「大峰」-往復




 毎年今頃、気になって「大峰」を歩いている。お目当ては雪割草。加賀地方では偶然見つけた、この場所しか産地を知らない。他にもきっと有るのだろうが―。
 お昼までに戻ってくるつもりで一人で探しに行く。沢町の方から入り込む。通行止め表示があるがふるさとセンターまでは入り込める。8.40分車を置く。51.52番鉄塔巡視路に入る。登り口の竹林は、竹の侵入拡大を防ぐため薬剤処理をしています。山菜は食べないように、と書いてある。竹林は枯れ始めている。






 
道はあんまり荒れていない。残雪も無し。今年はあまりツバキを見かけない。









 
スミレも咲きだした。







 お目当ての雪割草は、小さい花が少しだけ咲いている。








 
ちょっとガッカリである。








 時期が早いのか、今年は咲かないのが、いずれにしてもガッカリ。恋人に振られた感じ。







 リュックを残して頂上を往復する事にした。春霞で良く見えないが、白山はなんとか見える。








 
頂上鉄塔の海側の斜面が切り開かれている。下に見える鉄塔まで全部切り開かれた。







 小松ドームも良く見えるようになった。









 下山開始。コブシが満開である。11.40分センター着。






 センター建物付近でキクザキイチゲとネコノメソウ。









 帰りに「布橋町の水芭蕉」に寄ってみる。小松市の天然記念物は咲いていた。






              **次回登山は、4/6富山県「八乙女山」へ**




 

  2012年04月14日(土)10回 麦谷林道-「大峰」-光谷町左






 5日ほど前一人で
「大峰」へ登ったが、今日は皆に「雪割草」を見せたくて誘ってきた。加賀地方に、他にも雪割草の自生地は有るのだろうか?。9時に「せせらぎの郷」に集合。せせらぎの郷の桜は満開だ。









 布橋町から池城町を抜け、麦谷林道の分岐に車を置く。9.20分に麦谷林道を歩き出す。途中で右に東谷林道に入る。結構長く歩く。途中に右に「吉野谷線53番鉄塔」への標識がある。ここから登ると、先日登った52番鉄塔まで行けそうだ。








 9.55分、頭の上を鉄塔が横切っている地点まで来ると、「大日川第二線8」の標識に出る。標識7は道の反対側に、鉄製の立派な橋が架かっている。









 急坂を15分登ると「8番鉄塔」に到着。さらに20分登ると「9番鉄塔」への分岐地点。鉄塔は右に少し入る。さらに10分程で「10番鉄塔への分岐地点。鉄塔は右に少し入る。10.50分ほどに尾根に登り着く。すぐ右が頂上である。







 頂上に「11番鉄塔」があり、地図に名前が載るほどの独立峰である。好きな山であるが、案内本に載っていないので、登山者と出会ったことが無い。コーヒータイム。








 20分程居て、道の無い尾根を、下の「吉野谷線51番鉄塔」まで藪を漕ぐ。我々がいつも通るので、登山路らしくなってきた。








 51番鉄塔から雪割草のある地点まで、急急坂を降りる。下がっているロープがたより。黒いブラの巡視路階段は、所々抜け落ちて宙ぶらりんになる。








 先日とは、少しは株が増えて居ないかと思ったが、期待外れ。それでも皆に喜んでもらえて良かった。









 12.40分、林道の光谷町ふるさとセンターに到着。昼食。今日は野菜肉が入った、写真の豪華うどん。いつも有難う御座います。食べるばかりで済みません。








 あたりを探したら「キクザキイチゲ」の群落があった。









 舗装してある林道を、ぶらぶらと降る。黄色いのは「ヘビイチゴ」の花。








 小さい花は「ルリソウ」だと思う。よく見るし可愛い。









 「エンゴサク」


 林道歩きは花が多いので好きである。14.00時に車を置いた分岐地点に到着。今回初めて裏側の東谷林道から登ってみたが、なかなか良いコースだったと思う。



 参加は、SN女史コンビとN氏と私の4人でした。



   ▲次回登山は、2012/04/15「鷹落山」▲


 


  2012年04月09日(月)9回 光谷町左-「大峰」頂上-往復





 午後が空いたので昼飯を食べて、正午に家を出る。
「大峰」の雪割草の調査。沢町より鳥越へ抜ける林道に入る。池城町の先で通行止めになっている。通り抜けは出来ないが、光谷ふるさとセンターまでは、なんなく入り込めた。12.30分にいつもの駐車場に到着。









 100m程戻ると、吉野谷線ー№51.№52.の標識がある。この巡視路を入る。去年は残雪が多くて巡視路が判らないくらいだった。







 今年はそれ以上の残雪を覚悟していたのに、残雪がほとんどない。意外だ。しかも巡視路が思ったより荒れていない。









 雪の為木が折れて倒れ込んでいるが、想像していたよりは少ない。








 今年は「雪割草」は咲いて無いかと思ったが、52番鉄塔への分岐地点に、少し見付けた。まだ小さいのが多い。少し早いのかも知れない。








 戻るように巡視路が付いている52番鉄塔は、今まで立ち寄った事が無かったが、荷物を置いて探索に行く。この登山路にも少し雪割草がある。52番鉄塔からは田んぼが見える。車で登ってきた、池城町、松岡町あたりか?。







 今年初めての「ヤマザクラ」を発見。急に春が来たようだ。










 「スミレ」を見たのも今年初めてだな。








 ロープにぶら下がりながら、四つ這いになって51番鉄塔到着。ここらら獣道の藪漕ぎで、頂上の「大日川第二線11番」鉄塔に到着。14.30分。








 今日は寒くない。頂上でコーヒーを沸かしてゆっくりする。白山は見えない。









 3-40分も居て、元の道を降りる。










 雪割草の咲く所は、小松市周辺に、他にもあるのだろうか?。あまり知らない。







 富山県の「八乙女山」を、相棒に教えて貰って調べているが、ここにも雪割草や福寿草があるようだ。相棒は知らないと云ったが、一度歩いて見たい。







 林道で見付けた「ネコノメソウ」の群落。












 
「布橋の水芭蕉」も少し花が咲いていた。これも今年初見。




   ▲次回登山は、2012/04/10「揚原山」▲





 

  2011年04月06日(水)8回 光谷町左-「大峰」頂上-光谷町右




 2009年に、この山
「大峰」で初めて雪割草を見付けた。今年は3回目である。咲いているだろうか。声を掛けたら4人集まった。いつもの73歳超えの老人コンビと、ハッスル女性コンビである。9時に瀬領町のせせらぎの郷で待ち合わせ。鳥越から入ると近いが、今年は雪が多いから、沢町から県道197線に入る。池城町を抜けたら通行止めになっているが、入り込めるよう少し開いている。9.20分、光谷町のふるさとセンターに到着。道は開いているが周りの残雪の多さにびっくり。光谷生水を汲みに車が一台入っていた。







 ふるさとセンターの建物の後ろに、フキノトウがいっぱい。9.35分歩き出すが、51番鉄塔の巡視路は登り口から残雪である。竹や木が倒れ非常に歩き難い。あっという間に巡視路がどこか判らなくなった。とりあえず登りやすい所を上へ上へと登る。ようやく尾根上に到着。やっと巡視路を発見。








 尾根を右へ右へと進み、小山の突き当たるところで、杉の倒木に腰を掛けて「抹茶休憩」。K宗匠いつもお世話を掛けてすみません。10.30分。25分ほど休んで出発。今年は雪割草は雪の下だろうと、半分あきらめていた。









 小山の裾を左に下り、尾根を進んでゆくと前方の、鉄塔あるピークへの登りが南斜面になるので、雪が無くなってきた。11.10分「雪割草」が現れだした。未だ花が小さいのが多い。ほとんどが白色である。








 少しブルー掛かったのが一株だけある。




 ここに来るのは三回目だが、今年一番きれいで数が多いように感じる。







 山の斜面を少し登りだし、52番鉄塔への分岐辺りまで咲いている。分岐を過ぎ、51番鉄塔への急な登りになると、もう咲いていない。「ダンコウバイ」の黄色い花を今年初めて見付けた。











 11.50分ほどに51番鉄塔に到着。ここからは初めて「白山」が見える。すぐに頂上の鉄塔を目指す。ここから頂上鉄塔までは巡視路が無い。鉄塔の系統が違うようだ。12.10分、藪を漕いで頂上鉄塔に到着。未だ一面雪で、海岸線が見える。





 白山の方を向いて、斜面の雪の消えた所に陣取って昼食。白山から奥獅子吼山・倉ヶ岳辺りまでの稜線が素晴らしい。






 13時頃下山開始。北側の斜面は雪が多い。雪の上を歩いて「50番鉄塔・吉野谷線」に到着。13.25分。


 ここから谷へ降りたら、途端に大悪路となった。小川に沿って降りるのだが、時々雪で埋まっている。雪を踏み抜きながら歩いたり、川の中を歩いたり、雪の上を大回りしたり、悪戦苦闘。靴の中も水が入り込んできた。誰かが大冒険だと叫んだ。14.20分ようやく車に到着。






 せせらぎの郷の風呂へ入りに戻る。途中「布橋」の水芭蕉に寄ってみる。そろそろ咲き出している。何本かは花が咲いていた。



 


  2010年12月04日(土)7回 麦口町-「トガン岳」往復





 前回「沢谷三等三角点」を確認に登った時、登山口に
「トガン岳」の標識があった。この登山口より入って、一番高い340mピークがトガン岳と考えられるが、前回は登らなかったので今回はその確認である。前日は暴風雨、今日の登山行は中止にしていた。今日も風雨が残ると思われたが、段々止んできたので一人で出かける。9.55.に前回と同じ発電所近くに車を置く。









 林道は鎖で車は入れない。10.08.トガン岳の登山口。登山口ではなくて、鉄塔巡視路の入り口かな。前夜の雨で尾根にたどり着くまでは、ドロドロで川になっている所もある。








 尾根に登り着いて少し登ると「第4鉄塔」に着く。10.40。平野が望める。











 ツルイバラの赤い実が目につく。










 さらに杉林を横切ると、10.58.「5号鉄塔」に着く。鉄塔の後ろから平らな落ち葉の道が続く。その登り切った最高地点と思われる地点から、右に分かれた尾根に入る。ここからは道は無いが、けもの道が続いていて歩きやすい。








 一度降って、また登ると、一番高いと思われる地点に「沢谷三等三角点」がある。11.16.前回の手書きの札は見苦しいので、新しい札に取り換える。










 戻りの道より、前方に小山が見える。あれがトガン岳だろう。









 尾根の分岐まで戻って、巡視路をさらに進む。ここからは初めての道だ。一度降って次のピークに登り返し、さらに降ると、平野が見える。ドームと木場潟が見える。








 前方に「第6鉄塔」が近ずいてきた。その後ろのピークがトガン岳630mピークである。11.45.鉄塔の下より後ろの藪に分け入る。ここには、けもの道も無い。










 12.09.一番高いと思われる地点に到着。濃い藪で大変だが、木の間から、西側が開けているのが見える。木が無ければ展望は良いと思われる。誰も登らないので、見る人も居ない山名札を提げる。単なる自己満足。ゴミになるとまた叱られそうだ。







 6号鉄塔まで戻り、先へ続く7.8.9の鉄塔を眺めて、あのピークはは何処だろうと考えていたが、家へ帰って地図を眺めていたら。なんと「大峰」だった。巡視路が大峰の方へ大降りしている。少し偵察に降りたら、道の横に木に、キノコを発見。キノコの判別は苦手だが、いつも仲間が騒いでいる「ヒラタケ」らしい。自信が無いので携帯カメラで写真を撮り、SN女性コンビに問い合わせ。すぐ二人から返事が来た。間違いないようだ。
 



 お土産を持って下山。誰にも会わない一人歩きは、クマが気になる。ぶら下げた鈴を殊更にゆする。


 このあと、前から気になっていた
「中海三角点」を確認に行く。






  2010年04月03日(土)6回 光谷町左-「大峰」頂上-光谷町右




 四日前、輪島猿山の雪割草を見てきた。加賀の里山では、最近あまり雪割草を見かけない。去年その雪割草を見かけた
「大峰」に仲間を案内する事になった。鳥越の方から入ると近いが、通行止めになっているかも知れないので、「せせらぎの郷」に集合。沢町より光谷越を目指す。池城町を過ぎたところで通行止めの標識があるが、半分開いている。9.10「光谷ふるさとセンター」に到着。車が1台いて、センターの建物の雪囲いをはずしている。少し戻って、「吉野谷線50.51.番」の鉄塔巡視路を入る。荒れた竹薮をしばらく歩く。







 雑木林の尾根を行き、少し左に方向を変え一度降って、斜面を平行に横切ってゆく。お目当ての雪割草は咲いていた。











 お天気が悪くて、小雨がぱらぱら。雪割草が雨にぬれて可哀想だ。









 ここにある雪割草は「ミスミソウ」らしい。猿山に在ったのは「スハマソウ」と書いてあった。種類が違うのだろうか。









 登山路は、51番52番の分岐に出る。右に51番のほうへ登る。雪割草は此処までである。登り切ると51番鉄塔の下に出る。10.20.









 此処より頂上まで登山路がない。前回付けた赤いテープを目印に登る。10.35.頂上の鉄塔に到着。この鉄塔は「大日川線11番」と書いてある。雨の中抹茶タイム。今日のメンバーは、KM老人コンビとSN女性コンビとN氏の5名。天気が悪いので早々に切り上げ、11.20分に50番鉄塔通過、12.00.に元のふるさとセンターに到着。軒先を借りて昼食。解散。








 相棒は鳥越へ抜けようとしたが、トンネルが通行止めだったらしい。私は通り道の「智恵子桜」と「布橋の水芭蕉」に寄って、せせらぎの郷でお風呂に入って帰った。
























 

  2010年03月13日(土)5回 麦口町-「トガン岳」往復



 小松市の里山、麦口町の山に
「沢谷」という名前の三角点がある。梅ノ木山、大岳山、小松火燈山、阿稜山にか囲まれた真ん中にある。気になっていたので一度は登りたいと思っていた。ところがこの三角点はピークの頂上に無い。近くに.340というピークがあるが大分離れている。310位のピークも近くに二つある。三角点はそれよりも低く、284.8mである。近くを送電線が走っているので、この時期登山路が無くても登れそうだ。ところで「トガン岳」の山名だが地図には載っていないし、はじめて聞く名前だ。所が巡視路の登り口に「麦口町トガン岳」の大きな標識があった。地図を見て考えたが、鉄塔巡視路で傍まで行ける340mのピークの事らしい。この尖ったピークを地元ではトガン岳と云うらしい。今回は三角点探しが目的でこのピークには登らなかったが、いずれ登ることにして、トガン岳の項を作って三角点の情報を載せる。 






 小松の郊外、国道360号線沿いの「なかうみの里」に集合。すぐ山のほうへ向かい、「原町」を抜け、山裾を廻った所から右に「麦口」の町のほう入り込む。やがて「大日川第2発電所」に突き当たる。地図に発電所のマークがある。この横から林道「麦口大谷線」が始まっているが、鎖が提げてある。手前の道の広いところに車を置く。9.00時。








 発電所は無人のようだ。大日川の水を、山にトンネルを掘ってここに落としているようだ。小雨の中、いつもの70歳超えコンビと、女性コンビと、N氏の5人で出発。発電所から出ている送電線鉄塔が右にあり第1番である。しばらくで2番鉄塔への分岐が右にあり、3番の鉄塔への右分岐も過ぎる。








 「大日川第二線4番~鉄塔」の分岐は左側に移る。谷の入口に標識があり、「麦口町トガン岳」の黄色い標識もある。この道を入る。しばらくで分岐があり、右に鉄塔4表示がある。









 天気が悪い。マンサクは雨にぬれて寒そうだ。間伐していて道が荒れている。前方右手の稜線上に鉄塔4がある。二人は鉄塔の下手に遠回り。三人は登り易そうだったので、鉄塔の上手を直接目指す。正解は急がば廻れ。見た目より荒れた斜面で手間取った。







 第5鉄塔で一休み。小雨で立ったままコーヒータイム。10.30分になっている。
 さてここから三角点までは道が無い。巡視路を進み、310.mのピークで、見当をつけようと思ったが、見通しが利かない。三角点はここから派出している尾根を段々と下がっていった先にあるはずだ。勝手に歩きまわり探し出す。私のグループは左手の尾根を下がっていったら、尾根が無くなってまた登り返した。







 右手の尾根を目指したグループは、巡視路を進みすぎて、隣の310.mのピークまで登ってしまったらしい。それぞれ気が付いて、最初の310.mピークの途中の、炭焼き窯跡らしき所より、尾根を見つけて入り込む。やがて三角点発見の声が聞こえてきた。









三角点情報「トガン岳」
三角点名・沢谷
等級・三等三角点
標高・287.79m
所在地・石川県小松市麦口町







 広いなだらかなピークの上で、何時も見かける三角点愛好者の札がある。加賀低山徘徊部のカラフルな札。三角点ハンターのコマQさんのテープもある。ここで昼食の予定だったが小雨で下山開始。登ってきた道を戻る。









 三角点と春を探しの山歩き。フキノトウも花になっている。











 発電所付近で見つけた「ナニワズ」。以前「長尾山」で見かけたことがある。









 イチリンソウか、キクザキイチゲか、雨で下を向いていてかわいそう。










 13.00.発電所手前の無人の、発電所付属施設の軒下で昼食。



この後少し戻って原町の
「阿稜山」の三角点を再訪の予定。







  2009年03月31日(火)4回 光谷町左-「大峰」頂上-往復





 春休みで、皆さん忙しくて今日は単独行。二日前
「大峰」に登ったが、その時、国府の氏の教えてくれた、「大峰」の新しい登り口を見付けた。ここから登ってみようと出かける。9.40.光谷ふるさとセンターの広場に車を置く。2日前と同じ場所だ。前回は山に向かって、右100mの「50番鉄塔表示」から入ったが、今日は、左100mの「51番52番鉄塔表示」から入る。









 初めは荒れ果てた竹林を通る。

















 やがて杉林になる。稜線に出ると、右は杉林、左は松林の所がある。
















 左手に木の間から、粟津のドームが見えた。




 杉林が過ぎて、明るい雑木林になる。前方のピークの斜面を、トラバースして平行に巻いてゆく。前方に子供のカモシカがいた。近ずいてアップを撮ろうとしたら逃げられた。やがて巡視路は二又に分岐する。右に登れば「51番鉄塔」で、左に登れば「52番鉄塔」らしい。









 この辺りは日当たりが良くて、「ユキワリソウ」が咲いていた。右に51番鉄塔の方へ登る。











 所で、我が家の図鑑には「ユキワリソウ」が出ていない。不思議で仕方が無いので、あちこち調べていたら、雪割草というのは、正式名称では無かった。春速く咲くので、その愛称らしい。種類も色々あるらしい。







 私が見付けたこの雪割草は、その中の「ミスミソウ」らしい。同じ花が図鑑にあった。












 小さい花で、色々な色や形があり、交配されて新しいのも多いらしい。最近は人気で、乱獲が進んでいて、なかなか見付けられないらしい。








 ここからが、短いが滅茶苦茶の急坂になる。階段がありロープが下がっているが、ロープに手が届かない所もあり、肝を冷やして四ッ足で登る。登り切ると、51番鉄塔の下に出る。11.00。
 大笠山、笈岳の眺めが良い。白山のほうは藪があって見難い。







 ここから道が無い。左の尾根の、けもの道を、赤いテープをつけながら登る。尾根から降りないように上を目指す。登る時は高いほうへ登ればいいので、迷わないが、下りは、四方八方が下りで迷いやすい。テープは下るときの目印である。11.30.頂上到着。2日前は寒かったが、今日はぐんと暖かくなった。白山も大きく見える。が写真にすると見えない。






 この山は、地図に山名が載っており、標高も書いてあるが三角点が無いし、頂上山名標識も無い。持ってきた小さな山名札を提げる。お湯を沸かしてカップラーメンを食べ、コーヒーを飲みながら、白山をバックに記念撮影。



 これで、小松国府の氏より教えていただいた、六山の内、三山は登った事になる。これでふるさとセンターを基準に、ぐるりと一回り出来る事になった。








  2009年03月29日(日)3回 光谷町右-「大峰」頂上-麦谷林道




 S女史との、
「鳥越城山」が早く下山できて、時間余ったので「大峰」に登る事になった。小松国府の氏より、新しい道を教えて貰っているが、急に登る事になったので、前と同じ道を登る事にした。林道は入り込めるか心配だったが、通行止めになっているが、少し空けてあり入り込める。トンネルをくぐって、11.35.旧光谷村の、ふるさとセンターに車を置く。









 登山靴を履いたまま来たので、すぐ出発。トンネルの方へ少し戻った所に、「50番鉄塔」巡視路の表示がある。谷に沿って登る。上り詰めた感じの所で、右の斜面を登り「50番鉄塔」に出る。「スミレ」が咲き出した。








 50番鉄塔から尾根の稜線を行き、頂上の鉄塔に着く。この花も、彼女が図鑑で名前を調べた。「ミヤマシキミ」らしい。シキミとは仏前に供える植物で、謡本に名前が出てくるが、この小さな木だとは知らなかった。









 12.30.頂上の鉄塔の下で、お湯を沸かして昼食。白山は裾野しか見えない。










 13.05.下山開始。いつもの様に、少し戻って、西の方へ巡視路を降りる。こちらは雪がまだ残っている。









 東谷林道に降り立ち、ここから長い林道歩きになる。花を探しながら歩くので、あまり苦にならない。日当たりの良い土手に、「ヘビイチゴ」の花が咲いている。









 この小さい花は「イヌノフグリ」らしい。【この花の名前も、S女史に間違いを指摘された。どうも「ヤマルリソウ」らしい。イヌノフグリで無い事だけは明白だ】








 今年はじめての「イカリソウ」も見付けた。












 東谷林道から、麦谷林道になり、舗装してある光谷越えの林道を、てくてくと戻る。車を置いた、ふるさとセンターに着く手前100mの所に、「51番・52番」の、鉄塔巡視路の標識を発見。ここが氏の云う、新しい登山路と確信。今度はここから登ろうと決める。





 ところで、私と同名の林道だが、地図を見ていたら、麦は麦口町と気が付いたが、谷は何を指しているのだろう。













  2007年02月25日(日)2回 光谷町右-「大峰」頂上-麦谷林道




 K君と
「大峰」
に登ることにした。この山はガイドブックに載っていない山である。だからまだ彼は登っていない。予定していた山を諦めて私に付き合ってくれる優しい彼である。9時に鳥越の一向一揆資料館前の道の駅で待ち合わせ。光谷越えの林道に入り込む。ひと月前の大岳山でこの林道を歩いている。冬季閉鎖中であるが、車は自由に入り込んでいるみたいだ。難なく光谷越えのトンネルを抜けて、旧光谷村のふるさとセンターの駐車場に着く。9時20分。







 少し戻った西側に鉄塔巡視路の案内があり、其の先に鉄の橋がかかっている。ここが登山口である。初めは小川に沿って登る。小川を右・左と渡りながら段々と高度を上げてゆく。









 だいぶ上り詰めたところで、右の斜面に取り付く振り返ると白山が覗いてきた。








 9時55分、第1の鉄塔に到着。天気は良いし、暖かいし、眺めは良いし、早速の恒例の抹茶の一服である。笈・大笠方面が開けてよく見える。白山は逆光で、空の白にまぎれて上手く撮れなかった。




 鉄塔より頂上までは緩やかな尾根歩きとなる。芽吹いていない雑木の間から、加賀平野が覗ける。10時40分に鉄塔のある頂上に着く。「白山」が霞んでいる。




 加賀平野方面が切り開かれており眺めが良い。鉄塔が続いている。あの鉄塔に沿って下山の予定。








昼食にはまだ早いので11時5分下山を開始。











 この山には、登山案内の表示板は1枚も無いが、登山路は広く刈られ良く整備されている。11時16分、第3鉄塔。24分、第4鉄塔。36分、第5鉄塔。杉林の急坂を降りると、東谷林道に降り立つ。左に林道をのんびりと歩く。






 
2月とは思えないほど暖かい。フキノトウを見つける。2本ほど採集。25分ほど歩いて東谷林道の起点の標識を左に曲がり、麦谷林道を歩く。










 10分ほどで麦谷林道の起点に着く。なぜ麦谷林道と言うのか判らないが、どうゆう訳か私と同名。記念写真を撮る。








 
左に曲がり、後は光谷越えの林道を車まで戻るだけ。途中の陽だまりの、道が広くなった所に座り込み、お湯を沸かしてインスタントラーメンの昼食。フキノトウを入れたら味噌味にぴったり。うまい。
 車は来ないと思ったら軽四が一台通り過ぎた。








 13時30分、車に到着。帰りは鳥越ではなくて、小松の布橋の方へ抜けた。途中こちらにも、冬季閉鎖中の看板があったが、今年は楽に通行できた。









 途中、松岡の村で、西尾八景・を象岩を写し、智恵子桜を見て、布橋よりせせらぎの郷に抜け、温泉に入って帰った。布橋のミズバショウは、暖冬と言えども芽を出したばかりで、花はまだまた。







 

 2005年10月26日(水)初登山 光谷町右-「大峰」頂上-麦谷林道





 小松より国道416号線を走り、布橋より光谷越のトンネルを越えて鳥越村に出る道がある。大岳山に登るとき、鳥越の方から入ったが、工事で途中で止められた。その後、西尾観音山の帰りにこの道を通ったとき、廃村になった旧光谷村の「ふるさとセンター」の建物の壁に、「ありし日の光谷町略図」を見つけた。それに
「大峰」の登山路の記入があった。



 その地図を頼りに、予定がキャンセルになって、午後が空いたので出かける。小松より国道416号線を走り20分、布橋より左折、池城の村を過ぎてしばらくで、左へ林道の分岐がある。林道の名前が「麦谷線」なんと私と同名。しかしガタガタ道みたいだ。



 ここから直進する道は急に狭くなる。やはりトンネルの先は工事中で通行止めと書いてある。








 くねくねの舗装路を10分ほどで旧光谷村の跡に着く。今はふるさとセンターという建物が一つだけ残り、横が広場になっている。ここに車を置く。壁の略図で「大峰」の登山路を確認する。大峰は三角点は無いが地図に記載がある。略図には「大岳山」の登山路も載っている。









 登山路は道の先50m位で左に入っている。送電線巡視路らしく小さな評示がある。小川に鉄の梯子が掛かっている。登山路はこれしか見当たらないので登り出す。









 谷の小川沿いに登ってゆく。比較的に緩やかだ。最後に右の斜面を急登したら30分で1番目の鉄塔下に出た。なかなか見晴らしが良い。谷を隔てて次の鉄塔が建っている頂上が見える。大岳山や獅子吼方面が良く望める。ここで昼食にする。広場もあり気持ちの良い場所だ。




 振り返ると「大岳山」。赤白鉄塔があるからわかる。















 25分で、尾根伝いに鉄塔のある頂上に出た。さっきまで居た鉄塔が目の下に見える。


















 小松方面が切り開かれていて、小松の平野が見え海も見える。鉄塔が下の方に続いている。




 略図ではここから直接、村のほうへ降りる道が書いてある。ところが道が見当たらない。ここまでくる手前に、西の平野の方へ降りる、鉄塔に行くらしい道が分岐していたので、戻って降りはじめる。10分ほどで3番目の鉄塔に出た。道はだんだん村の反対側に降りてゆく。いまさら戻る気にもならず、覚悟を決めて下まで降りる事にした。









 10分で4番目の鉄塔を過ぎ、また10分で5番目の鉄塔に出た。杉林に入ると10分で林道にたどり着いた。











道の向かい側に6番目の鉄塔に登る道が続いている。









 林道を左に折れゆっくりと下りだす。20分ほど歩いたら東谷林道起点の票示のある三叉路に出た。私は今、東谷林道を降りてきたのだ。三叉路を左折して林道を10分ほど下ったら、麦谷林道の入口に出た。見覚えのある道に出てホッとする。私と同名の林道、麦谷線は一度歩きたいと思っていたが、はからずも何時の間にか歩いてきたのだ。








 谷間の舗装道路を30分ほどかけて車まで戻る。旧光谷村の入口に、地蔵さんのある湧き水があり、水が汲めるようになっている。水を汲みに来る人も有る様だ。おいしい水をたらふく飲んで家路につく。












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