加賀の里山逍遥
2005.04.より登山順

  [加賀]  深谷山(県民の森) 565m (加賀市山中温泉)173
[加賀]  御光山(県民の森) 769m (加賀市山中温泉)173
第6回 2023.07.27. 健康の森駐車場より、パノラマコース一周。
第5回 2021.05.04. 県民の森駐車場より、林道終点より

第4回 2020.04.16.
 
県民の森駐車場より「パノラマコース」一周。
第3回 2017.06.17. 立杉峠より「パノラマコース」一周。更に「展望台」往復。

第2回 2015.06.04. 県民の森駐車場より「パノラマコース」一周。
第1回 2014.05.24. 県民の森駐車場より「パノラマコース」と「なら林コース」一周。

  2023年07月27日(木)6回 駐車場-パノラマコース「深谷山」



 県民の森の「深谷山」は、最近は「はいの山」と呼ばれる。昔は名前が無かったので「深谷山」として記録を付けてきたので、そのままにしておく。立杉峠を越えて県民の森駐車場に車を置く。老人クーラーを付けて部屋に居ろ、とテレビで言っているが、無視して85才は深谷山に徘徊に来た。








 キャンプ場使用者のみ車で入れる。徒歩で休憩所の中を通る。







 キャンプ場突き当りから、パノラマコースを時計回りで一周の予定。標識より登る。








 中々の急坂となる。








 ジグザクに登って行く。








 立杉峠からの道が合流。ロープが張ってある。藪になっているな。あずま屋まで10分の標識。








 15分であずま屋が見えてきた。








 展望の良いあずま屋ピーク。








 鞍掛山。加賀温泉巨大観音像が見える。








 この辺りは時期ならばササユリ多し。








 あずま屋ピークから、三角点ピークに登る。








 三角点ピーク広場。大日山の方が切り開かれている。







 斜面広場の上に三角点がある。「三等三角点・深谷・556m」








 ここは最高点ではないな。この先の方が少し高い。








 ブナ林に出る。斧入らずの森の標識。この斜面の下が大土町で、冬期雪崩防止の為、木を切る事を禁じたので、ブナ林が残った。







 その先に、大日山の方が切り開かれた地点で昼食。今日も暑いが少しだけ風がある。12.00時。









 下山開始。尾根を降りて峠みたいな地点。「森林浴センター」の標識から斜面を降りる。






                              ホトトギス




                ハナイカダ         キツリフネソウ









 杉林を降りる。









 古ぼけた大きな建物が見えてきた。森林浴センターらしいな。







 建物の方へは行かず、ケビンの方へ行く。









 古ぼけた橋を渡る。








 川へ降りて冷たい水で顔を洗い、生き返る。








 ケビンの間を抜け、車道を戻る。








 「渓流の滝」が見えた。








 一周してきて、キャンプ場を抜けて、車が見えてきた。3年ぶりの深谷山は、熱中症にもならず無事に一周してきて来たぞ。






  ■次回登山は、7/27「作事嶺」へ■




  2021年05月04日(祝)5回 林道終点-「御光山」-パノラマコース



 「陶石山」とか「舟御光山」が、シャクナゲが多いというので、最近は人気がある様だ。ずいぶん昔、10年以上前のシャクナゲの咲く頃、県民の森主催で、人数限定で探訪の会をやっていた。その頃の地図では
「御光山」になっていた。山名札を作って登山のチャンスを狙っていたが、標識が不備なので勝手に入らないで下さいと、その時云われた。最近は蟹ノ目山の、市谷登山口辺りから「陶石山-舟御光山」を登る登山路が出来たようで、多くの記録を目にするようになった。そしてヤマップに、県民の森から「舟御光山」までのルートが掲載された。老人には少し無理かなと思ったが、S女史と挑戦する事になった。




 県民の森キャンプ場は賑わっている。コロナ騒ぎでキャンプが盛況らしい。駐車場に車を置いてキャンプ場のメインルートの林道を登って行く。キャンプする人は車で入り込めるが、登山者は長い林道を歩かねばならぬ。







 県民の森の「パノラマコース」は何度も歩いている。三角点があるので、三角点名が「深谷」なので「深谷山」にして載せてある。ヤマップでは「はいの山」になっている。







 キャンプ場を抜けると「かじか橋」がある。パノラマコースの標識がある。キャンプ場から登り、ここへ降りてくる場合が多い。今日は御光山からからここへ降りる予定だ。







 「上新保神社」の跡に出た。昔ここに「上新保村」があった。明治の頃に水害に遇い村全員が北海道に移住したとの事。村人が育てた杉の美林を通る。ここから先の林道は未踏破である。








 「屏風岩」がある。杉の水川沿いに山を拓き、営々と生活してきた村人が、この地を去るに当たり、色々の感情をこめてこの岩に書き残したものという。






 川に沿って林道は登って行く。











 林道を歩いてゆくが、気持ちの良い林道である。





 ワサビナ           ニリンソウ          ヤマブキ







 最後の建物はログハウス。これも宿泊施設らしい。車があり建物に電気が着いている。林道に鎖が掛かっていて、この先車は入れない。









 林道の突き当りに橋があり川を渡る。







 少し登ると道が分岐している。直進する林道があるが、分岐している急カーブで、戻る方向に登って行く林道に入る。地理院地図に載っている。








 川に並行する直進の林道を進み、直接「陶石山」に登る道がある様だが、ヤマップには登山路は載っていない。







 林道跡はジグザグに高度をあげてゆく。今では車は通らぬようだ。









 カーブだけに舗装してある。







 峠を越えて少し下った、ヘアピンカーブの手前に、戻るように右の尾根に取り付く、登山道の入口がある。標識は無し。この山はあまり人が登らぬようで、標識が余り無い。
 






 尾根を少し登って行くと、大きなシャクナゲの叢があった。中々きれいである。




 今日の目的地は「御光山」であるが、その先の尾根続きの「陶石山」にもシャクナゲが多いらしい。行ってみたいが老人にはちょっと遠いなー。






 ここが分岐である。標識は何も無し。右の杉林の中を登って行くのだが、直進する道が明らかに続いている。何の気なしに直進してしまった。道は続いているがだんだんと荒れてきて、やっと気が付き戻る。もっと早く地図を見るべきだった。分岐のこの地点に戻り杉林の中を登り出す。良く調べたら古いテープが残っていた。





 階段の急坂を登り切ると尾根の上に登り着いた。ここも分岐であるが標識は無し。左から深谷山から続いている尾根道が合流してきている。




 この辺りはブナの木が多い。新緑が目の覚めるように素敵だ。






 ここからはなだらかな尾根歩きとなる。杉林もある。頂上まで2つ程ピークを越えてゆく。











 白い山が見える。白山では無いらしい。大笠・笈辺りらしいな。




 ブナ。




 ブナ。あそこは頂上らしいな。




 ブナ。今度こそ頂上は近いぞ。





 「御光山」の頂上に到着。縦走路の左の高みに三角点がある。ぼさっとしていると通り過ぎそうだ。先着二人が食事中。展望無し。
 三角点情報「御光山」
 三角点名・津部田谷
等級・3三角点
標高・768.84m







 なだらかなブナ林の中で頂上らしくない。昔作った山札を提げる。我々も昼食。








 下山開始。


 






 どこが見えるのかな。







 太いブナの木がある。










 分岐より、登って来た道と別れて、北の方へ直進するよう降りてゆく。少し降りると緩やかなブナの道となり気持ちが良い。




 チゴユリ          ウラジロヨウラク        ミヤマシキミ








 この尾根歩きの小ピークに、ランドマークが2つ付いている。一つ目はまだか。これでは無い様だな。









 「鞍掛山」が見えたぞ。平野が見える。海岸線も見える。








 これが「志ゆう谷の頭」である。手作り札がある。展望無し。頂上らしくない。








 「富士写ヶ岳」が見えるな。









 これが2つ目のランドマークが付く「こいち谷の頭」である。展望無し。







 山の方が開けた所があった。山が特定できない。登った山もあるだろうになー。









 白い花。アオダモ、かな。







 パノラマコースの「深谷山」だろうな。私が勝手に名前を付けた山。三角点があり点名が深谷である。









 一度「上新保峠」に降り立つ。ここから上新保村跡に降りる道が地図にあるが、使われて居無い様だ。







 最後のピークを越える。深谷山が近いな。










 パノラマコースに合流する。ここから県民の森へ降りる道は何度も通っている。





 ヤマツツジ          マムシグサ          ヤブニンジン




 カキドオシ          タンポポ




 タンポポ          キケマン           






 ようやく川まで降りてきた。この辺りにクリンソウがいつも咲くぞー。










 かじか橋を渡って林道を降りるとすぐキャンプ地になる。テントは夕食の準備で忙しそうだ。
 ブナの新緑の中を、念願の「御光山」の札を提げてきた。まだ「陶石山」の札も残っている。登る機会があるかなー。


































              ■次回登山は、5/9富山の「三千坊山」へ■



  2020年04月16日(木)4回 パノラマコース-「深谷山」一周




 加賀の誰も登って居ないような山を探して登って居る。今日は山中温泉町の「県民の森」を、S女史と歩きに来た。鞍掛山・蟹ノ目山の登山口を通り、立杉峠を越えて10.25分に「県民の森」の広い駐車場に車を置く。この施設も石川県の施設なので、コロナの関係で臨時休園中である。







 キャンプ場を通り抜け、突き当り付近で、係の人が道路を整備している。ご苦労さん。突き当り付近の山の下刈りをしたので、突き当りのパノラマコース登山口が少し移動したと教えられる。突き当りを左の方へ作業道を進むと、登山口があった。この山はなんとなく藪っぽくて、花が多くて好きである。





 キクザキイチゲ        キケマン          スミレ



 イカリソウ          ミヤマシキミ         タムシバ






 藪っぽいと書いたが藪ではない。とてもよく整備されている。








 立杉峠からの作業道が合流した地点に到着。一度立杉峠に車を停めてパノラマコースを一周した事がある。一周すると最後にここまで登って来る事になる。







 車を置いた駐車場が見える。あそこから登って来た。ここまでは中々の急坂である。








 11.45分にあずま屋のあるピークに登り着く。「鞍掛山」が見える。








 あずま屋でちょつと休んで、頂上を目指す。ここからは登ったり降りたりの登山道となる。








 12.05分、三角点のある頂上に到着。広く刈られて頂上らしくなってきた。三角点名に因み
「深谷山」としている。三角点の反対側に「大日山」が見える。左が「鈴ヶ岳」。手前が「陶石山」。





 三角点情報・「深谷山」
三角点名・深谷
等級・3等三角点
 標高・556.13m







 先へ進むと「斧入らずの森」に到着。斜面下の大土町への雪崩を防ぐため、木を切らなかったので、ブナの大木が多く残っているようだ。ブナは新緑になりかかっている。






 ブナの新緑は柔らかい緑で好きである。










 12.30分、最高地点のピークに到着。海の方だけ展望がある。この地点は三角点ピークより5mほど高いと思われる。ゆっくりと昼食。40分ほどかな。




 「木の葉峠」より段々と下り始め、しばらくで鋭角で戻るようにして急坂を降り始める。国土地理院の登山路と一致している。

 ツバキ           「木の葉峠標識」       ミヤマシキミ



 ニシキゴロモ         ヘビイチゴ         ムラサキサギゴケ



 タンポポ           カキドオシ          エンゴサク



 エンレイソウ         キクザキイチゲ        ワサビナ



 カタバミ          イチリンソウ





 14.05分に県民の森の川まで降り立つ。川に掛かる苔むした橋を渡って中央林道にたどり着く。元気があったら向かい側の「なら林コース」を歩こうかと考えていたが、やめて林道で戻り始める。








 朝に出会った道路整備の皆様は、まだ整備中だ。








 道の横に「猿ヶ滝」があった。小さい滝だ。








 14.40分に駐車場に到着。暇を持て余してドライブに来た車が少しあり、散策している。山に登ったのは我々だけだったようだ。







         ■次回登山は、4/19加賀の「御堂山・後高山」へ■ 
奥獅子吼

         ■次回登山は、4/19加賀の「御堂山・後高山」へ■ 
後高山



  2017年06月17日(土)3回 立杉峠-「深谷山」-立杉峠-「展望台」





 明日は「赤兎山」の予定。その前日なので、うんと楽な山と云ったら
「深谷山」と云ってきた。ササユリに逢えるかもと、8.30分に勅使法皇山の駐車場でS女史を乗せ、荒谷町を越えて県民の森「立杉峠」の峠の上の駐車場に車を置く。8.50分。








 今日はここから林道歩きの予定。9.05分に、鎖をまたいで林道を歩き出す。荒れた林道である。初めて歩く。







 コアジサイ         トリアシショウマ?      アザミ





 9.30分に、県民の森からのパノラマコースに合流。ここからは知った道となる。



 左にパノラマコースを登り出す。







 右が開けて、県民の森の駐車場らしきものが見えた。









 ツルアリドオシ       やっとササユリを見付けた。



 9.50分、あずま屋に到着。




 「鞍掛山」と加賀平野。




 真ん中遠くが「大日山」。左が「鈴ヶ岳」。右が「小大日山」。手前が「陶石山」らしい。





 10.15分頂上三角点      ササユリ           ギンリョウソウ




                ウノハナ          ウリノキ




                              クリンソウ




 ササユリ           




 三角点からは「斧入らずの森」を過ぎて下山開始。前回の「クリンソウ」は終わっていた。森林浴センターの前で昼食。

 林道を歩いてパノラマコースを登り返し、分岐から立杉峠への林道を戻る。








 13.40分に立杉峠に戻る。










 車に荷物を置いて、向かい側の「展望台」へ登る事にする。







 この展望台は、前から気になっていたが、登るのははじめてである。立派な展望台があった。14.00分。しかし深谷山に登って来たものには、ちょっと物足りない展望である。







 ここにもササユリがあった。14.15分に車に戻った。県民の森の建物には寄らなかったので、誰にも遇わない山歩きだった。







               深谷山「YAMAP」記録
   ■活動日  2017/06/17(土)08:55-14:16
   ■活動時間 5時間21分 スタート8:55→7分→立杉峠9:02-9:04(2分)→
         分岐→あずま屋→頂上三角点→広場→4時間31分→立杉峠13.36→
         展望台往復→立杉峠14.16
   ■活動距離 6.1km  ■高低差 249m  ■累積標高上り/下り 636m/643m



            ■次回登山は、6/18「赤兎山」へ■


 

  2015年06月04日(木)2回 パノラマコース-「深谷山」-一周




 二日前に「ササユリ」を探しに行こうと蛇谷自然観察路を歩いたが、一本も見かけなかった。少し山奥過ぎたようだ。今日は一人で県民の森のパノラマコース
「深谷山」へ歩きに来た。去年は花は咲いていなかったが蕾を付けたササユリを何本も見かけた。一年前と同じ道で10.00時に県民の森に着いた。少し林道を歩いて前回と同じ場所から登山路に入る。標識は反対の方を向いている。ケビンの方から登ってここへ降りてくるのが正式の道らしい。私は時計の針回りで歩き出す。10.20分。




 ムラサキサギゴケ       コナスビ           ニガナ



 タニウツギ          ツルアリドウシ        サワフタギ
   


 ササユリが咲いていた



 林道合流点からあずま屋の間に、7.8本咲いていた。




 登り着いた最初のピークにあずま屋が在る。加賀平野が見える。




 鞍掛山に獅子岩が見える。平野に加賀温泉駅の観音像。




 少し登ると三角点が在る。「大日山」。




 反対側には加賀の平野が見える。




 斧入らずの森。ここら辺りが最高地点である。ブナの林が広がる。ここから降りになりどんどん降ると杉林になり、下のケビンの近くに出る。





 ナルコユリ          コアジサイ          ウマノアシガタ?



 クリンソウ



 去年見掛けた「クリンソウ」も未だ咲いていた。きれいな花である。











 ジュウニヒトエ



 シャガ
 






 ジュウニヒトエの群落がある。






 大きなケビンがある。今日は無人のようだ。ここにパノラマコースの登り口標識がある。建物の横を通り、クリンソウの咲く泉水の横を通って、杉林の中を登って行くのが本道らしい。


 橋を渡るとすぐ林道で、ぶらぶらと戻る。






 エゴノキ           ヤマボウシ



 朝登る時、キャンプ地で中学生くらいの生徒がテントの設営をしていた。今はテントが綺麗に張られているが誰も居ない。13.25分に到着。管理事務所でパノラマコースを歩いてきた、と話したら学生と遇ったかと聞かれた。山の中では誰とも遇わなかった。私と同じ時計の針回りで登っているようだ。


              
●次項2015年40回登山は、6/9「鷹落山」へ●



 

  2014年05月24日(土)初 パノラマコース-「深谷山」-なら林コース 



 県民の森の奥に「癒しの森」がある。石楠花やブナ林もあり、御光山や陶石山もある。年に春と秋の二回、探訪ツアーがあるのは知っている。健脚30人募集が、大人気で今年は60人も集まったらしい。最奥ログハウスよりさらに奥なので、車で送り迎えが有ったらしい。


 そんな事を調べていて、県民の森のすぐ裏に、遊歩道「パノラマコース」や「なら林散策コース」がある事を見付けた。今日は早めに帰りたいので、声を掛けたら大阪のN女史と相棒のK君とS女史。私をまぜての4人は「加賀の里山逍遥の会」の発足メンバー。それにN女史の友達М女史の5人になった。8.30分に加賀ゆめのゆに集合。車一台で県民の森へ。ゆめのゆの先の「松山」信号を左折して山に向かう。鞍掛山・蟹ノ目山登山口を通過。大土町への分岐を過ぎると「立杉峠」に登り着き、峠を降ると「石川県県民の森」の広い駐車場に着く。






 9.00時に駐車場に到着。車は少ない。










 ここから先は車道があるが車の乗り入れ禁止。新緑の中を歩き出す。 







 ジュウニヒトエ       キンポウゲ?          ムラサキサギゴケ





 林道を20分も歩くと「上新保橋」に出る。橋を渡らずに川ふちを進む遊歩道は、通行止めになっている。「パノラマ登山道上り口」の→がある。遊歩道が使えないから林道を歩けと云う事なのだがーーー。ここから反対側に登るパノラマコースの、登り口案内が無い。標識の手前20m程に、戻る方向に少し登る山道がある。







 半信半疑で100mほど入ったら、パノラマコースの標識があった。林道からの入口にもちゃんと欲しい。砂防ダムの横を通る。








 9.55分に林道を横断する。この林道は地図を見ると、立杉峠より続いている。荒れているので車では入れぬようだ。







 マムシグサ          エンレイソウ          ナルコユリ




 途中からこの付近までに「ササユリ」が多い。未だ蕾だが、咲くのは後10日くらいかなー。


 10.15分に「あずま屋」に到着。正面に鞍掛山。平野に目を凝らすと金色の観音像。車であの谷を遡ってきた。













 あずま屋で抹茶休憩。今度は三角点ピークを目指す。一度降って登り、二つ目かのピークが広く刈られていた。上の方に三角点があった。10.45分。









 この三角点は、一番高い地点には無い。この先の方がまだ少し高いようだ。この山には、地図を見てもパンフレットを見ても山名が無い。点名が深谷であるのでとりあえず
「深谷山」にしておこう。




 三角点情報「深谷山」
 三角点名・深谷
等級・3等三角点
標高・556.13m


 今日の5人の集合写真。北の方が少し切り払いされている。展望地点なので、東の方の白山が見えるのかなと思っていたが、白山の方は見えなかった。



 南の方も切り開かれている。真ん中が大日山で近い。左は鈴ヶ岳。右が小大日だろう。手前の高い山は「陶石山」と思われる。






 さらに進むと一番高い地点らしき所に出る。その東側には「ブナ林」が広がる。「斧いらずの森」の案内板に依れば、この斜面の下に「大土町」があり、大土町の人たちが雪崩から集落を守るため、斧いらずの森と呼んで、木の伐採を禁じてきたために出来た。上はブナ、真ん中はケヤキの森、下は杉林らしい。







 ノリウツギ          チャルメラソウ        カタハの花






 尾根を鞍部まで降り、分岐を右に斜面を降り始める。地理院地図には直進して次のピークを越える登山路もあるが、パンフレット地図には載っていない。手入れの出来た杉林にくると、林道も近い。








 川岸まで降りたら池が作ってあり、付近に「クリンソウ」が咲いている。いっぱい咲いていて、色々の色があり楽しい。園芸種を植えたものと思われる。













 ケビンの裏に登る橋がある。「いわな」「やまめ」の二つのケビンがある。今日は使用者が無いようなので、間のあずま屋を使わせてもらって昼食。12.00時。近くに中央広場があり、トイレがあるので使わせてもらう。






 13.00時に林道の向かい側の、二つの建物「倉庫」と「郷土資料展示館」の間を登って行く。荒れ道。パンフレット通りなのだが、上り口が中央広場の方へ少し移動したようだ。合流したら道は良くなった。尾根上の展望広場は展望無し。13.20分。







 サギゴケ           ヤマボウシ          タニウツギ




 ムラサキサギゴケ

 なら林をジグザグに降ったら「なら林散策コース・一周50分」の標識に出た。朝登った上新保橋のすぐ近くだった。13.50分。




 橋を渡って林道を車まで歩く。14.00着。登山者には誰一人合わない山でした。帰りは富士写ヶ岳の麓を廻り、山中温泉経由で戻った。、




 松山交差点近くまで戻ってくると「さえぐさの里」のポケットパークが有った。登山中で見られなかった白山を、じっくりと眺める。加賀市勅使地区は、さえぐさの里として町つくりをしているようだ。パンフレットが置いてある。この辺りは古来より、東西に粟津温泉から山代温泉に至る街道があり、片山津温泉から日本海に至る街道が交わる事から「三枝」と呼ばれていたようだ。



   
           
●次項2014年・第39回登山は、5/25「大日山」へ●



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