富山県の山逍遥
2006.09.より登山順

  [富山] 猿倉山-御前山-小佐波御前山 754.24m(富山市大沢野)67 
第3回 2020.08.19. 「御前山」-「小佐波御前山」と「猿倉山」
第2回 2013.01.20. 「猿倉山」登山路より、「御前山」-「小佐波御前山」まで往復。

第1回 2012.06.09. 「猿倉山」登山路より、「越前山」-「小佐波御前山」まで往復。

  2020年08月19日(水)3回 御前山-小佐波御前山-猿倉山



 7年前の雪中登山より7年目、3回目の「猿倉山・御前山・小佐波御前山」歩きである。距離があるのでへたばらぬように、今回は一番最初に「御前山」に登る。



 8.15分にS女史と小松を出発。富山ICで降り国道41号線で大沢野へ。猿倉山森林公園の方へ登って行くとトイレと事務所があり、その先で左に「御前山」へ入る林道がある。「猿倉山」を回り込んだ分岐があり車を置く。10.25分。分岐より右に「猿倉山」まで車道か登って居るが通行止めである。尾根の左に入る登山道が゜「御前山」に続いている。








 「中部北陸自然歩道」の標識がある。「ふるさと歩道」という標識もある。御前山の方へ歩き出す。ここからは大体尾根歩きとなる。







 歩いてきた方面に、富山の方面が見える。




 全体として林の中を歩いてゆく。







 坂を登り切ると、いきなり車道に出る。11.30分。右に車道を登れば「御前山」の頂上である。トイレ寮の廃墟がある。頂上は後回しで「小佐波御前山」の方へ進む。








 車道を直進し、分岐を右折。一番下の標識に「小佐波御前山」登山口方面と書いてある。







 500mほど舗装車道を歩くと、突き当りに駐車場があり、登山口がある。ここまで車で乗り入れ出来るようだな。11.50分。








 「獅子ヶ鼻岩」の分岐があるが、ここも帰りに寄る事にして、小佐波御前山へ進む。








 獅子ヶ鼻岩では無いが、登山路の横に岩場があった。下が少し覗ける。怖くてそばへ寄れない。





 「小佐波御前山まで 0.6q」「御前山まで 1.3q」の標識を通過。











 前方にピークが見えてきた。あれが「小佐波御前山」かな?。





 急な階段を登り切ったら、13.00時に「小佐波御前山」の頂上に到着。林の中て展望なし。標識のある木の下の横に「三角点」がある。こんな暑い日に登山者はいないと。登山路の真ん中に座って昼食。





 三角点情報・「小佐波御前山」
 三角点名・小佐波
等級・2等三角点

標高・754.13m








 少し離れた所に祠がある。前回は積雪がありと山の方が見えた。今は展望なし。








 記念撮影して下山開始。13.35分。








 山が見えるが何処か判らない。









 神通川の方面。結構高い所を歩いているな。





















 分岐に荷物を置いて「獅子ヶ鼻岩」に行ってみた。絶壁の上である。国道41号線と神通川らしい。




 岩壁に「ナデシコ」が咲いている。











 「御前山」に寄ってみる。石造りのあずま屋は、スプレーの落書きで埋め尽くされている。










 あずま屋の後ろに、遊具の並ぶ広場があるが、今は使われていないようで錆びている。





 展望がある。




 車を置いた場所に近づくと「猿倉山」と「風の城」が見えてきた。車の横にリュックを置いて頂上まで往復する。






 車道を、7.8分歩いたら「風の城」の横に登り着いた。前回は上まで登ったが、今日は疲れたから登らなかった。風力で発電しているらしい。風の城のすぐ下に三角点がある。城跡らしい。








 三角点情報・「猿倉山」
 三角点名・猿鞍
等級・3等三角点
標高・344.61m

 






 さらに下に「猿倉社」がある。参拝。



 ここも展望がある。












 暑い中を予定通り、三つのピークを取ってきて満足。




 ■次回登山は、8/29北信濃「斑尾山」へ■





  2013年01月20日(日)2回 猿倉山-御前山-小佐波御前山



 一週間前の日曜日、相棒と動山に登った。来週の日曜は何処にしようかと云ったら、相棒は猿倉-小佐波御前山と云った。彼は未だ歩いた事が無いらしい。富山は雪が深そうだし、一度しか歩いた事の無い山だし、冬の様子が判らないので、無理かなー?、と答えた。しかし猿倉山は国道のすぐそばである。登り口までは車で楽に入れそうだ。なだらかな山だったので、行けるところまで行って戻れば良いと考えた。 カンジキ散歩と名付けて声を掛けたら、5人の参加となった。8.30分、高速徳光SAで集合、車一台で出発。富山ICで下車、山に向かって国道41号線を走る。





 「笹津」信号を越えて300m、左に県道65号線に入る。前回通った三叉路の近道は除雪がしてない。そのまま直進して、案内板でぐるりと大廻りをしてコミュ二ティセンターの前に車を置く。9.30分。猿倉スキー場は2年ほど前に営業中止になったようだ。前回はここより突き当りのバーベキュー広場まで車で入れたが、今日はここより歩く。9.45分出発。






 ほかのパーティが出発して行く。林道に沿って深い溝になった登山路が付いている。我々はカンジキを履かなかった。相棒だけがカンジキを着けた。林道終点の広い駐車場を横切り、猿倉山に登る急斜面を登って行く。久しぶりに雪が止み、風が無くて木に積もった雪が綺麗である。






 10.20分、「猿倉山」の頂上に到着。風の城そばで、相棒が抹茶を点ててくれる。前回は霧だったのでこの城には登らなかった。今日は見通しが良さそうなので雪の積もった階段を登る。手すりがあるので怖くない。






 こちらは登ってきた方向。休憩所を兼ねた猿倉社。神通川第3ダム湖が見える。





 こちらはこれから登る方面。鉄塔の見える山が「御前山」らしい。手前の白い木の無い斜面に、登山路の雪道が見える。国道41号線沿いの神通川第3ダムが見える。霧が幻想的。




 10.45分、一度「猿倉山」を下りて、今度は「御前山」に登って行く。積雪は大分多いが、カンジキの跡をジェットスキーが通ったみたいで、綺麗に溝の付いた雪の道である。




 あまり急坂が無いので、カンジキ登山には最適のようだ。11.35分、雪に埋もれたトイレ小屋の横を通る。ここから右に登れば御前山だが、皆んなはさっさと先を進んでゆく。私としては御前山で帰っても良いと考えていたのに、さあ大変だ。「小佐波御前山」まで頑張らなくてはならぬようだ。




 黙々と歩く。いつもの通り皆より大分遅れて、真っ白の中を進む。




 雑木林を抜けた所から、小佐波御前山の頂上が見えた。ちょっと降ってから登る。楽に見えるがこの登りが一番急で辛い。もう下山してくるパーティがある。頑張ってと声を掛けられる。




 13.10分、少し見覚えのある平たい頂上に着いた。左の踏み跡に入ると小さな祠のある展望台である。丸く雪を踏み固めて男性一人が食事中。先発4人は小屋へ行きましたヨ、と云われる。ここから先はまだ進んだことが無い。小屋まで5分くらいと教わる。







 この丸いふくらみが、小佐波御前山の頂上の祠である。ここから小屋までは平坦な道である。林を抜けたら広場があった。広場に雪に埋もれた「小佐波御前山・開光記念碑」がある。







 広場の先の林の中に「小佐波御前小屋」があった。トイレもあり新しい無人避難小屋である。








 13.10分、濡れたシャツを着替えて昼食。S女史より暖かいお汁粉が出る。ありがとう。小屋には我々のほかに、5人位。







 13.50分小屋を出発して下山開始。小屋のある広場の隅からも富山平野が見える。








 15.00時、御前山のトイレ小屋の近くよりコースをそれて、「御前山」を目指す。ピークハンターの相棒によれば、ちゃんとここまで登って写真を撮らないと、登頂したとの記録にならないのだそうだ。






 この頂上の建物は、落書きでいっぱいだ。夏ならば下の広場まで車で入れるからだろう。もう少し手入れをすると綺麗な山頂広場になるだろう。今日の全員で記念撮影。







 御前山から降りていると、猿が2.3匹遊んでいた。猿倉山と云うだけあって、猿が多いのかもしれないナ。








 15.50分、猿倉山の風の城に到着。ここまで2時間。降りはやはり早い。後はこの坂を降りるのみ。






 坂を相棒一人が歩いている。ロープは駐車場の境である。前回はここに車を置いたが、今日はさらにスキー場の下まで林道を歩かねばならぬ。


 16.10分、車に到着。今日は良く歩いた。携帯万歩計は2万歩を越した。楽しい山歩きだった。






                 **次回登山は、1/23福井県「文殊山」へ**



   2012年06月09日(土)1回 猿倉山-御前山-小佐波御前山



 今にも雨が降り出そうな感じ。歩くのが目的なので、少々天気が悪くても出かける。今日は一人だからすぐ登れそうな
「猿倉山-御前山-小佐波御前山」にした。最近は初めての山ばかり歩いている。高速を走り、富山インターで降り、国道41号線を走る。大沢野の「笹津町」の信号を過ぎ、町はずれから道路は下の川に向かって急坂を下りてゆく。その急坂の途中に左に分岐する道がある。左折して150m位で二股分岐を右に入ると、スキー場下の駐車場があり、芝生広場で大勢の人が競技している。コミュニティセンターがあり案内図があった。






 センター横の道路を登って行くと、左に林道が分岐している。「御前山」近くまで林道が伸びているらしい。直進すると突き当りが駐車場になっており、二階建て喫茶店の屋上が展望台になっている。トイレがありバーベキューコーナーがある。目の前の山が「猿倉山」らしい。階段が頂上まで続いており、頂上の建物が見える。






 駐車場の端から下が見える。知らぬ間に大分登っている。天気が悪くなってきた。靴を履いて10時頃階段を登りだす。半分ほど登ったら雲の中に入り、下界は見えなくなった。







 10分ほどで
「猿倉山」頂上に到着。風の城と名付けられた不思議な建物がある。風力で発電照明するらしい。すぐそばの高みに「「史跡猿倉城跡」の大きな石碑があり、その前に三角点が在る。「猿倉社」と云う神社の社があり、前が展望台らしい。霧で何も見えない。






三角点情報「猿倉山」 
 三角点名・猿鞍
等級・3等三角点
標高・344.72m
所在地・富山市大沢野町








 「エゴノキ」花が濡れている。









 頂上より、裏から登って来ている舗装路を降って行くとあずま屋がある。さらに200mほど行くと、右に登山路が登っていて標識がある。「ふるさと歩道」とか「中部北陸自然歩道」と書いてある。鉄塔巡視路でもあるようだ。






 良く手入れされた遊歩道を行く。右下に時々、並行している林道が見える。


 「ノアザミ」







 御前山まで0.9km、猿倉山まで0.7km、そろそろ中間地点。








 ほとんど平坦であるが、少し坂になると階段が付いている。







 開けた場所に出た。
「御前山」の一角らしい。トイレ舎がある。林道が登って来ている。頂上まで行ってみる。11.20分、だだっ広い御前山の頂上到着。スプレーで落書きのあずま屋、錆びたジャングルジムの広場。端に送電線塔。晴れていれば展望は良さそう。






 雨でここから帰ろうかと思っていたが、地図を見るとこの先も緩やかな地形なので、小佐波御前山まで行ってみる事にした。トイレ舎まで戻り先へ林道を進む。顕彰碑のある広場みたいな四つ角を右に折れると、突き当りに駐車場があり林道が無くなる。その先の左に登山路が続いている。






 「ヒトリシズカ」?「フタリシズカ」?。
 右に「獅子ヶ鼻岩」への分岐がある。天気が悪いので行かなかった。奇岩があるらしい。








 「トウダイグサ」らしい。








 12.20分
「小佐波御前山」の頂上に到着。広い林の中。富山方面が開かれている。石の祠が祀られている。三角点が在る。






 三角点情報「小佐波御前山」
 三角点名・小佐波
等級・2等三角点
標高・754.24m
所在地・富山市大山町





 小雨の中で昼食。帰ってから気付いたのだが、この先5分ほどで頂上広場があり、小屋もあったようだ。






 同じ道を下山開始。獅子ヶ岩ではないが、大きな岩へ出る分岐もある。晴れていれば眺めは良さそう。









 14.00時、車を置いた広場に到着。バーベキューの建物は子ども連れのパーティで賑わっていた。山の中では誰一人とも遇わなかった。







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