好きな山逍遥
2006.9.より登山順

   [番外]  斑尾山       1381.5m  (長野県信濃町)
 [番外]  戸隠高原 奥社  1350m  (長野市戸隠)139
第2回 2020.08.29. ホテルタングラムより「斑尾山」を往復。翌日「戸隠高原」へ。
第2回 2020.08.30. 斑尾山の翌日、戸隠高原の
「戸隠神社奥社」「鏡池」周遊。
第1回 2016.10.15. ホテルタングラムより「斑尾山」の、野尻湖テラスまで往復。
第1回 2016.10.16. 北信五岳を眺めながら、野尻湖、戸隠高原ドライブ。
   

  2020年08月29日(土)2回 タングラムより「斑尾山」往復



 この年じゃ高い山は登れない。何処か行きたいと言う事で、「斑尾山」を思い出した。4年前にタングラムというホテルから「斑尾山」に登る途中の「野尻湖テラス」まで登った事がある。北信五山の「斑尾山」は未踏なので、登頂してホテルタングラムに泊まる事にした。




 6.00時にSNコンビと3人で小松を出発。妙高ICで降り、10時にホテルタングラムの駐車場に到着。ホテルの後ろの山が「斑尾山」だが、見えるのが頂上かは判らない。今日はこれから斑尾山に登り、夕方までに降りて来てこのホテルに泊まる予定。







 ホテルの1階を通り抜けると、アウトドア受付とかリフトの乗り場がある。リフトは動いていて、尾根の「野尻湖テラス」まで登れる。





 往復1200円。「野尻湖テラス」まで登り、帰りは歩いて降りようと思ったが、片道という切符は無い様だ。どうせ時間があるから歩いて登る事にした。リフト駅の横にトレッキングコース①の標識から登る。









 ②番標識に入る。遠回りになるがこちらの方が楽に登れそうだ。①番から⑤番まで直接に登る車道もある。

 



 黄色い花とススキが咲いている。







 「黒姫山」が見える様だ。黒姫山を見ながら降りる道が分岐している。









 ④番標識。誰も歩いていない道を、上から登山者が降りてきた。







 5番標識通過。









 頭の上をゴンドラが通っている。頂上駅が見える。




 下にはホテルが見える。「袴岳」という山が見える。「斑尾山」を起点した「信越トレイル」があるらしい。斑尾山に続くのがあの山らしい。






 「野尻湖テラス」に近づくと、ユリが植えてある畑があるが、花が全部切り取られていて一輪も残っていない。花が奇麗という記事を見ていたので残念。










 ➅番標識は「野尻湖テラス」だった。






 目の下に「野尻湖」、右の山は「黒姫山」で左の山は「飯縄山」、間の鞍部に覗く山は「戸隠連峰」らしい。



 野尻湖の右に「妙高山」が見えるはずだが、頂上に雲が掛かっている。




 野尻湖テラスは展望が良い。リフトで観光客が登ってきている。




 野尻湖テラスからは、ジグザグの急坂の登山道となる。ナ、ナ、なんとナント!!、上から山仲間の「N氏」が降りてきた。N氏は日本百名山完登に続いて、二百名山・三百名山に挑戦中。今日は日本三百名山の「斑尾山」に登り、次の山へ急ぐ途中。飛ぶように降りて行った。田中陽希君に似てきたぞ-。頑張れ!






 ようやくピーク分岐、主尾根に登り着いたぞ。リフトの駅がある。「斑尾山」を起点とする「信越トレイル」が設定されている。斑尾山からここまで降りて来て、リフト横から「万坂峠」に降りている。帰りは時間があったら、ここを降りようと考えている。







 信越トレイルの尾根道は緩やかになり、ブナ林が続き気持ちが良い。




 上から降りてきた老人男性と立ち話。年齢を聞かれた。私も年を訪ねたら80歳とか。私も同年代の80歳、お互い頑張りましょう。






 ピーク分岐。「斑尾ペンション街」からの登山道が登ってきている。山の展望図があるが、辺りは林の中で山は見えそうでない。昔は見えた?。









 次のピークの「斑尾山」の頂上らしい。待ち焦がれた二人が手を振っている。他に先着一組4人。13.25分に到着。すぐ昼食。昼食後全員がこの先の「大明神岳」に出掛けた。ここは展望が無いが大明神岳は野尻湖が見える様だ。しかし少し下って行く。私一人へたばってここで荷物番。







 頂上は展望なし。この先は右に「大明神岳」で、直進する下山路は「大池」と書いてある。








 三角点情報・「斑尾山」
 三角点名・斑尾山
等級・1等三角点
標高・1381.50m






 野尻湖の反対側の平野が少し見える。どこかな?










 「大明神岳」まで300mだが、へたばって行きたくない。情けない。






 小さな祠があり「薬師像」が収めらているようです。13体あるようで、1体は薬師像、12体は十二神将だとか。一体だけが見えるがあとは中に入っていて見えない。「斑尾山の薬師様は13体」という看板がある。この薬師様にまつわる民話を紹介してある。






 村人一体持ち帰ったら、不幸が続き、返しに行ったらどうしても一体祠に入らない。そのままにして帰ったら翌日ちゃんと中に納まっていた、とかとか。戻ってきた相棒二人と下山開始。







 振り返ったら斑尾山ピークが見えた。右に延びている尾根の先が大明神岳だろう。








 「斑尾ペンション街」らしきものが覗ける地点があった。信越トレイルを万坂峠へ降りる予定だったが、遠回りになるし、へたばっているし、時間も遅れてきたので、野尻湖テラスの方へ戻った。





 光線の加減で、野尻湖の雰囲気が変わってくる。








 切られるのを免れた「ユリ」が畑から外れて一輪あった。











































 ⑤番標識から①番標識迄直通車道を降りた。









 16.15分に駐車場に戻り着いた。斑尾山稜線に雲が出ていた。







 すぐチェックインして温泉に直行。夕食はバイキング。GOナントカで料金割引でした。





         翌日の戸隠高原は下に続く

  2020年08月30日(日)2回 戸隠高原「戸隠神社奥社」「鏡池」周遊





 朝もバイキングだが、広い窓から「斑尾山」が見える。8.30分に出発。野尻湖のふちを通り、戸隠高原に向かう。









 県道36で「戸隠神社奥社入口駐車場」に車を留める。広い有料駐車場で車が多く埋まっている。10.00時。







 トイレ寮がある。県道から一直線に2kmほどの参道が続いている。今日はまず奥社迄のトレッキング。







 鳥居をくぐって参道に入る。




 参道の脇に「シラヒゲソウ」がいっぱい咲いている。




 中間地点の「随神門」が見えてきた。杉並木。




 地理院地図に標高1241mの記入あり。標高が高いのだな。




 今日の仲間の記念撮影。一人だけ早くも、バンザイ降参している者がいるぞ。







































 奥社に近づくと階段状の登りとなる。










 11.00時に奥社到着。なかなか遠かった。若き頃一度来た無記憶がある。「戸隠神社・奥社」の後ろの稜線は戸隠山らしい。ちょっと見える。






 奥社の一段下に「戸隠神社・九頭龍社」がある。奥社と共に「戸隠神社五社」である。
 








 九頭龍社の下に「戸隠山」の登山口がある。登山届のポストがある。入山には歓迎しますが、非常に危険ですので、心して入山して下さい、と書いてある。





 随神門迄戻ってきて、今日はここから「鏡池」への遊歩道に入る。




 クマ除けの鐘を鳴らす。鐘を提げてある柱が熊にかじられている。熊も金を鳴らしたのに違いない。サラシナショウマ。キツリフネソウ。バイケイソウ。オオカメノキ。ツリフネソウ。





























 参道は人が多かったのに、遊歩道は誰も歩いていない。










 おばあさんが座ってる像がある。二つあった。なにか判らない。




 その先に「天命稲荷社」があった。




 稲荷社の先で「鏡池」に到着。12.35分。風が無く湖面が鏡のごとく、その上に戸隠連峰がのこぎりの歯のごとく影を映す、という写真を見て期待をしていたが、まあまあこのようだ。




 おまけに雨がパラパラと降って来た。食事もそこそこ、落ち着いて居られない。








 時間があったら「戸隠中社」まで歩いて、お蕎麦でもと考えていたが、鈍足で遠回りは出来なくなった。遊歩道を戻って途中から「戸隠森林植物園」を通って帰ることにした













 ミゾソバ                         


















 森林植物園の遊歩道は少し荒れている。木道に所々穴が開いて危ない。そうゆう訳で所々に周り道の標識がある。







 参道入口の鳥居の前の小屋に到着。14.45分。蕎麦風味のソフトクリームで、トレッキング終了で乾杯。帰途は山越えで白馬に出て戻る予定。








 「戸隠中社」に参拝。戸隠神社五社の一つ。








 この辺りは若い頃に何度も来ている。奥裾花の水芭蕉が日本一と聞いて尋ねてきたし、謡曲に「紅葉狩」にある、鬼女の岩屋を探しに来たこともある。平維茂が鬼女を退治したのでこの辺りの地名は「鬼無里・きなさ」と呼ばれている。「鬼無里の湯」があり営業していたので入って帰る。



                   ■次回登山は、9/6加賀「奥獅子吼山」へ■


    2016年10月15日(土)1回 タングラムより「斑尾山」テラスまで



 「北信五岳」という言葉を聞く。長野県の北信濃地方の平野から見える、五つの山を指すらしい。ホテルタングラムから斑尾山に登るトレッキングコースの、始まりの看板にも載せてある。
 「斑尾山」「妙高山」「黒姫山」「飯縄山」「戸隠山」の五山である。




 ところで、友達と山の温泉を探していて「ホテルタングラム」を見付けた。スキー場にあり今の時期料金が安い。しかもホテルから斑尾山へのトレッキングコースがある。温泉に入って翌日の午前中にでも少し歩いてみようかと考えていた。



 9時に家を出た。久し振りに天気が良い。ぶらぶらとあちこち回ってホテルに行く予定だったが、明日からだんだん天気が悪くなるらしいので、今日のうちに
「斑尾山」を少し歩いてしまへと言う事になった。北陸道から上信越道に入り、妙高高原ICで降り斑尾山に向かう。13.00時過ぎにホテルタングラムに到着。仮チェックインを済ませ、一人で駐車場の車で着替えて、目の前の山に向かう。







 建物外側を廻ったら「トレッキングスタート」の看板を見付けた。ホテルの前はゴルフ場になっていて、大勢がプレーしているが、トレッキングをしている人は居無い様だ。13.35分。








 はじめ森の中を進む。








 13.43分に「1」番表示。直進する道があるが帰りにここを降ってくる予定。








 右に入るとすぐ「2」番表示。ぐるりと遠回りになる。








 スキーの滑降にも使うゲレンデみたいな道である。










 右手に「黒姫山」が見えた。若い頃登った事がある。






 13.54分に「3」番表示。右に「黒姫山ビュートレイル」が分岐している。






 「野尻湖ビュートレイル」直進する。



 13.59分に「4」番表示。








 標高が高くなってきたら「妙高山」がせり上がってきた。若い頃登った事がある。







 「マムシグサ」の赤い実を見付けた。











 期待していたほど紅葉していない。「シラカバ」







 14.08分に、「5」番表示。左下からの道が合流。帰りはここを降りる予定。







 14.30分に、「6」番表示。ここは「第5リフトの山頂駅」である。


 「野尻湖テラス」という展望台がある。







 上がると「野尻湖」が見えた。少し逆光で見にくいのは残念。




 右に「黒姫山」。左は「飯縄山」。二つの山の間に「戸隠山」。何れも「北信五岳」




 「妙高山」。




 「野尻湖」






 上へ登って行く稜線に、「登山道 信越トレイル(合流0.9㎞)」の標識がある。


 「信越トレイル」とは、この上の「斑尾山」を起点に北へ向かって、長野県・新潟県の県境を、80㎞に及ぶロングトレイルコースが整備されているとの事である。ここを登って行くと0.9㎞で、このトレイルに合流するらしい。




 まだ時間が早いので少し登ってみた。「妙高山」が大きくなった。











 少し登ってみたが先が長そうなので、今回はこれで戻る事にした。











 ススキばかりで花はほとんど残っていない。







 ホテルが見えてきた。向かいの山は「袴岳」で、信越トレイルは斑尾山より、この袴岳を越えてゆく。








 誰にも遇わなかったトレッキングだった。15.45分に駐車場に着き、車で着替えてホテルに入った。



                  
■翌日は下の稿に続く■


  2016年10月16日(土)1回 「北信五岳」眺望ドライブ


 ホテルタングラムより斑尾山トレッキング。翌日周辺のドライブ。斑尾高原の「希望湖」と「沼の平湿原」を歩いた。二か所とも信越トレイルが通っていた。そのあと「野尻湖」を一周して、戸隠高原から鬼無里村を通って白馬村の方へ出て帰った。楽しいドライブだった。

 

 希望湖 信越トレイルが通る。妙高山の頭がのぞく。




 沼の原湿原 信越トレイルが通る。




 黒姫山 野尻湖より望む。




 妙高山 野尻湖より望む。




 斑尾山 野尻湖より望む。昨日登ったリフト頂上駅が見えた。


























 戸隠山連峰西岳 戸隠より白馬へ抜けた。途中の大望峠にて。




 白馬村が近い。左の「鹿島槍ヶ岳」から、右の「白馬鑓ヶ岳」迄の北アルプス稜線だ。


 


   ★次項2016年第64回登山は、10/22長野県「美ヶ原」へ★

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