日本百名山逍遥
2006.9.より登山順

  [日本百名山]  木曽駒ケ岳  2956.14m (長野県)134
第1回登山 2016.08.26-27 ロープウェイで頂上木曽小屋泊。濃ヶ池経由で下山。  

   2016年08月26-27日(金・土) 千畳敷-頂上-濃ヶ池



 第1日目 08月26日

 中央アルプスの
「木曽駒ケ岳」は、調べたら二度登って居た。1969.8月と1992.7月で、47年前と24年前である。時が経つのは早いものである。一回目は「駒ケ岳」でテントを張り、翌日は「空木岳」へ縦走した。二回目は奥さんがロープウェーの山頂駅まで見送りに来た。今回の三回目は、大阪のN女子とS女史の三人である。「木曽駒登りターイ」と云うので、ロープウェーで登れば標高差350mしかない。テレビの百名山番組で放映していた「濃ヶ池」巡りを加えても、楽に登れると計算して一緒に登る事になった。ロープウェーが大変混むというので日曜日は外した。


 早朝4.30分に加賀ゆめのゆでS女史を乗せ、高速北陸道から米原で高速名神道に入る。「養老SA」で大阪からのN女史と6.30分過ぎに合流。7.00時頃に一台で名神より、小牧を過ぎて東名に入る。小牧JCTより「中央自動車道」に入る。最後の「駒ケ岳SA」で装備を整えて、次の「駒ケ根インター」で降りる。山に向かって走ると10分くらいで、この先通行止めの最後の駐車場がある。この先はバスに乗り換えてロープウェーに行く。駐車場料金600円、ロープウェー往復とバス往復で3900円。




 用意してバスに乗り換える。9.30分。全員座わるとバスは出発する。昔は自家用車でロープウェー乗り場まで行くことが出来た。30分近くバスに乗る。バスがすれ違い出来ない細い道である。









 バスを降りてそのままロープウェーに乗り換える。10.20分。乗り場は1660m。終点千畳敷は2610m。標高差950mを8分ほどで登る。






 山岳ロープウェーと云う事で、非常に高い場所を登って行く。足元まで何百メートルもありそうな感じで、滝が何本も落ちているのが見える。高度感は怖いほどである。「宝剣岳」の頭が見えてきた。




 駅舎を登り外へ出ると、目の下に「千畳敷カール」が広がる。稜線の一番低い所が「浄土乗越」であそこを目指して登る。登山者が蟻のように登って居る。







 駅舎の反対側に回ると、南アルプスの方が見えるが、雲が出ていて見分けがつかなかった。










 10.45分、今日の三人のパーティは記念撮影をして、千畳敷カールの方へ降りてゆく。






 氷河で削られた圏谷「千畳敷カール」は高山植物の宝庫だが、今年はもう花期は終わっている。
 「ウメバチソウ」が目立つ。



 岩ゴロゴロの道を登って行く。段々と急坂となってくる。登山者も早くも降りてくる。








 振り返るとロープウェー終着点の「千畳敷ホテル」が見える。















 11.50分に「浄土乗越」に登り着く。右手の東方面は「伊那前岳」らしい。









 左手の西方面に青い屋根の「宝剣山荘」が見える。









 「宝剣岳」にはガスが掛かり頂上は見えなくなった。宝剣山荘の前の広場で、30分以上かけて昼食とする。のんびりと座り込んでゆっくりと食事。ガスが出てきたが天気は持ちそうだ。







 宝剣山荘の裏を廻って「中岳」を目指す。中岳を左側より回り込む登山路もあるが、崩落しているのでなるべく頂上を経由するように、との事である。13.10分に、なだらかなピークの「中岳」頂上到着。ガスで何も見えない。頂上らしくないピークだが、標高は「2.925m」もありずいぶんと高い。





 「中岳」を越えて降りてゆくと「駒ケ岳頂上山荘」と「テント場」が見えてきた。後ろの「木曽駒ケ岳」はまだガスの中。かすかに稜線が見える。




 13.25分にテント場と小屋のある鞍部に降り立つ。今度は「駒ヶ岳」の方へ登り出す。「コマクサ」が咲いていてうれしい。




 「コマクサ」を見るのは今年初めてである。ここの「コマクサ」は色が赤い。


 「トウヤクリンドウ」も咲いている。
 「イワツメクサ」も咲いている。




 振り返ったら突然に霧が晴れて、歩いて来た方面が見えた。手前の大きい山が「中岳」。向こうに「宝剣岳」が見える。下は「駒ケ岳頂上山荘」と「テント場」である。




 13.55分に「木曽駒ケ岳」の頂上到着。なだらかで広い頂上。残念ながらガスで展望なし。




 三角点がある。一等三角点である。
 三角点情報「木曽駒ケ岳」
 三角点名・信駒ケ岳
等級・1等三角点
標高・2956.14m


 頂上には「祠」が二か所ある。頂上は「伊那」と「木曽」の分岐にあるので、社が二つあるのではないかと思われる。








 霧が晴れるまで粘ろうと思ったが、雨がポツポツと混じってきた。西の方へ「頂上木曽小屋」の方へ降りだす。距離は短く200m位で小屋に着く。14.10分、赤い屋根に「頂上木曽小屋」と白い字で書いてある。昔ながらの山小屋で、周りはびっしりと石垣で囲まれている。入口も民家の入口のようだ。食堂でお茶を御馳走になる。小屋は満員でなく布団一枚分が与えられた。






 朝が早かったので小屋で昼寝一寝入り。


 16.00時頃起きて小屋の前へ出たら、「木曽前岳」が見え、鞍部に「玉の窪小屋」が見えた。小屋の周りを散歩したら「コマクサ」の群生地があった。






 コマクサを眺めていたら「イワヒバリ」が現れて、コマクサの中を走り回っていた。コマクサをつついているように見えた。










 「宝剣岳」もちらりと見えた。左が「中岳」で、越えてきたピークである。










 17.00時過ぎより夕食。カレーライスの食べ放題。一回で宿泊者全員のようだ。


 暗くなってから外へ出てみた。全天ではないが星が見えた。しかし明日からは台風の影響で、だんだん天気は降り坂の予報。








  第2日目 08月27日

 早朝5.00過ぎに、御来光が見えないかと外へ出る。「宝剣岳」の後ろが明るい。南アルプスが見ええるようだ。御来光は見えず。




 左の「宝剣岳」より、尾根続きで「三ノ沢岳・2847m」が見える。三ノ沢岳はトレッキングコースとして載っている。独立峰である。宝剣と三ノ沢岳の間に見える山は「空木岳」だろう。「三ノ沢岳」と「空木岳」は、この時に初めて見えた。「空木岳」は日本百名山である。







 朝食を済ませて「木曽駒ケ岳」に登り返す。6.30分に頂上到着。濃い霧。いつの間にか身体が濡れてくるので、合羽を着てズボンをはく。









 とりあえず「馬の背」と呼ばれる尾根を降り始める。「濃ヶ池」分岐まで行きたいが天気が悪い。「木曽頂上山荘」への分岐もあるので進む。






 「木曽頂上山荘」への分岐まで行き、ここから戻るか進むか相談。霧雨だが風は強くない。私がまだ歩いていない初めての「濃ヶ池」コースを進むことにした。








 登ったり降ったりして進む。ここは尾根道で晴れていれば、よほど展望が良いだろう。左手に「御嶽山」から北アルプスが大きく見えるはずだ。







 「ナナカマド」の実が赤い。単独登山者と二人ほど擦れ違っただけで、ほとんど登山者が歩いていない登山道である。








 7.55分、小さな広場で疲れていたので、立ったまま休んでいたら何かが動いた。「オコジョ」だった。昨日泊まった頂上木曽小屋の、食堂窓の石垣にもオコジョがいると聞いたが現れなかった。





 実にすばっこしい。一時もじっとしていない。写真が撮れない。すぐ足元まで走ってきた。かわいい。








 8.20分に「濃ヶ池」への分岐に出た。直進すると「西駒山荘」へ出るらしい。


 ここからUターンするように、歩いて来た尾根の壁をトラバースして降りてゆく。








 8.40分頃、ダケカンバ越しに「濃ヶ池」が見えてきた。


 8.45分に「濃ヶ池」に到着。先着の二人がお待ちかね。濃ヶ池は深い池を想像していたが、浅い池だ。





 「濃ヶ池」はお濃という娘が池の主をしたって入水し、池の主は竜の姿となって縞に見えるという伝説があるそうである。池の東端にある丘の上に龍神が祀ってある。




 小雨が降っているのでカメラを扱いたくない。このカメラは高いお金で修理したばかり。また毀したら大変だ。正面の向こうにかすかに「宝剣岳」が見える。




 登山路は段々と上りになってくる。直進する登山路が見えるが、今は使われてい無い様だ。谷を越えずに右の斜面を登って行く。長い梯子が二か所、橋みたいな梯子もある。







 下山途中の急な登りは疲れる。


 「ハクサントリカブト」









 ようやく平行な道となり「駒飼ノ池」の標識に出る。10.00時。だいぶ埋まってきたようで、池と云うよりは川である。





 「駒飼ノ池」から「宝剣山荘」までの登りも辛かった。前方上に山荘が見えるのだがなかなか着かない。10.45分頃に宝剣山荘到着。


 天気が悪いので「宝剣山荘」に入る。入った所が広いホールで、休憩料一人300円払う。室内でコンロを使って湯沸かしオッケー。昼食をとる。コーヒーを点ててもらう。1.00時間ほど休憩。




 腹拵えをして下山開始。













 12.40分頃ロープウェー駅に到着。合羽を脱いですぐロープウェーに乗る。土曜日なので、混む混むと宿の人に脅かされていたが、天気が悪くて全然混まなかった。








 13.00時に乗り、バスに乗り換えても、駐車場に13.55分に着いた。この駒ケ根高原にある「こまくさの湯」に入って、すっぱりとして帰った。高速を走り加賀ゆめのゆ着は、21.20分。だったかな。






 登山帰途最後のロープウェー駅到着の頃から、急に左足の親指の付け根が痛くなった。温泉に入りに寄った頃はびっこを曳いていた。何年も前に同じ事があったのを思い出した。その時は医者に診てもらった。レントゲンを撮って、親指付け根の軟骨が減っているので、仕方ない。無理をするとまたなるぞー、と脅された。腫れが引いたら痛くなくなった。それから恐る恐る歩き出して、今まで忘れていて歩いていた。今回また痛くなったが、腫れが引いたら痛く無くなった。しかしちょっとショック。無理はできないなー。








 
昔の写真引っ張り出しました。1969年08月(47年前)


 「宝剣岳」と「空木岳」。テント場に泊まり、翌日は「空木岳」まで行った記憶がある・



 「中岳」から撮った「木曽駒ケ岳」だ。向こうに「御嶽山」が見える。御嶽山の下辺りに、今回泊まった「頂上木曽小屋」が見える。



 「宝剣岳」と「天狗岩」らしい。今回ガスで天狗岩は見えなかった。







 従弟の「久保君」が一緒だったのか。よく一緒に登ったが、早くに亡くなった。










 
1992年07月(24年前)

 奥さんがロープウェー千畳敷駅まで見送ってくれた。本人はリュウマチで登れる状態ではなかった。







 お天気は良かった。「空木岳」から南アルプスまで見えている。






















 この日は「御嶽山」が見えた。今回は「御嶽山」は、一度も姿を現さなかった。


       ★次項2016年第57回登山は、9/10岐阜県の「天蓋山」へ★



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