福井県の山逍遥
2006.09.より登山順

[福井 136]  雄 島   36 m   (福井県坂井市)
第4回 2025.05.19. 荒磯遊歩道で「東尋坊」と「雄島」を往復。
第3回 2023.07.02. 越前松島より
「雄島」往復
第2回 2022.07.10. 荒磯遊歩道で「東尋坊」と「雄島」を往復。
第1回 2021.08.21. 荒磯遊歩道で「東尋坊」と「雄島」を往復。


  2025年05月19日(月)4回 荒磯遊歩道-「雄島」往復


 三人で「荒磯遊歩道」を歩きに来た。福井県三国町米ヶ脇三丁目に「荒磯ふれあい公園」駐車場がありトイレもある。ここに「有磯遊歩道」の南側入口がある。遊歩道は東尋坊を経由して「雄島」まで続いている。ここから雄島まで往復する。





 ここから東尋坊までを、荒磯遊歩道の「文学碑の小径」と呼ぶようで、案内板に場所の記入がある。いずれも福井県ゆかりの人達らしい。

  A・高見順文学碑
  B・則武三雄詩碑
  C・林光雄、みち子歌碑
  D・石原八束句碑
  E・三好達治詩碑
  F・虚子、愛子、柏翆句碑
  G・三好達治文学碑


 東尋坊までに文学碑が七ツある様だ。











 老人は足が遅いので、待ち合わせのA女史到着前に出発。10時。




 シャリンバイ         トベラ           シャリンバイ。







 海辺の際の遊歩道。










 Aの「高見順文学碑」








 遊歩道。








 東尋坊からの遊覧船が見える。








 遊歩道。








 東尋坊タワー。








 Bの「則武三雄詩碑」。








 柵が新しい。柵が無いと危ないぞ。








 きれいな海。








 Dの「石原八束句碑」








 Fの「虚子・愛子・柏翆句碑」。句碑は海側にあり句碑の裏側を撮って来た。馬鹿だね。







 東尋坊に近づき、目的地の「雄島」が見えてきた。









 岩場に観光客が大勢いる。









 危ないですよー。






 アザミ           マンネングサ ?       キンポウゲ








 東尋坊を抜けて「雄島」を目指すぞー。









 おや? 何か? いるぞ?







 記念撮影。こっち向けよ。人気者らしいね。









 東尋坊を抜けての荒磯遊歩道。今まではここは不通で通れなかった。







 初めて通る。大分海の近くに降りる。









 浜に降りる道もある。反対に登って遊歩道に入る。今までは上の車道から降りて遊歩道に入っていた。






 トベラの咲く游歩道。











 山口誓子の句碑があった。




 テンナンショウ ?      蝶             コバンソウ



 ミヤコグサ ?        キシヨウブ          ノイバラ







 あずま屋で休憩。「福良の海食断崖」が見えるらしい。案内板が壊れている。
 








 黄色い花が咲く。








 ジシバリ かな。








 安島と云う町に出た。もうすぐ雄島。








 大湊神社の前を通る。








 赤い「雄島橋」を渡る。








 島にも大湊神社がある。通って来た大湊神社の奥社かな。







 階段に掛る前に三角点を掘り出す。誰も気が付かぬ三角点。「4等三角点・点名は雄島・標高・3.8m」








 急階段を手摺に繋がり登る。登り切り左回りで神社へ。







 大湊神社の奥社と思われる。









 奥社前の、海に向いている鳥居。








 遊歩道を進む。タブノキの森。








 森を抜けて分岐を海の方へ降りる。岩の間に「瓜破清水」が湧いているらしい。







 途中の岩場に座れる場所を見付けて昼食。13.30分。ここ迄遠かった。腹が減って死にそう。乾杯。








 雄島の近くまで遊覧船。








 元気を取り戻し私は灯台経由で戻り出す。女性陣は雄島一周への遠回り。







 ヤブニッケイの林を降りる。子供の団体とすれ違う。こんにちわ。








 手摺に繋がり階段を降りる。









 雄島橋を戻る。






 ハマエンドウ         イモカタバミ         ナルコユリ







 ツワブキが多い。










 早くも2人が追いついて来た。浜辺に降りる道は降りなくて、車道で戻った。







 怪獣のベンチは賑わっている。









 東尋坊を抜け所にも三角点がある。「4等三角点・点名は東尋坊・標高は16.7m」






 東尋坊三角点は金属製の丸い三角点。危ない岩場の上に在り何度も訪れているので今回はパス。女性陣は三角点へ降りて行った。








 二人は三角点より早くも戻り追い越して行った。三角点より白山らしいものが見えたらしい。







 あと少し。









 16時。到着。往復8キロ。6時間も要した長い徘徊。しかし景色が良くて花も沢山咲いていた。楽しい一日だった。















 ■次回登山は、5/23金沢「箱屋谷山」へ■













  2023年07月02日(日)3回 越前松島-「雄島」往復




 三度目の「雄島」は、東尋坊の反対側の、越前松島辺りから歩いてみた。花好きのS女史とご一緒。越前松島水族館の前を通り過ぎた所に、海岸に近い所に駐車場があった。









 階段を降りるとすぐ遊歩道があった。







 この辺りを「二の浜海岸」と云うらしい。道の反対側は「海浜自然公園」らしい。








 あまり人の通らない様で、所々草茫々。








 トンネルみたいな所もある。「ツワブキ」がいっぱい。







 ハマヒルガオ        ハナダイコン          トベラ




 オカトラノオ         カワラナデシコ




 ミソハギ                         ホタルブクロ




 ワルナスビ          ウツボグサ








 いろいろ花がありうれしい。









 ようやく「雄島」が見えてきた。








 あずま屋を通り過ぎる。








 「ナホトカ号漂着の碑」に出た。タンカーが座礁し原油が漏れだし大惨事。大勢の力で元の海岸に戻る。







 ここから車道を歩きトンネルを抜ける。









 赤い橋を渡って「雄島」に入る。







 橋を渡ると鳥居と狛犬。









 石段コースに掛かる前に「4等三角点」がある。草むらの中に丸い三角点「4等・雄島・3.8m」










 滑る石段を登る。手摺に繋がり慎重に。




 


 
 「大湊神社」延喜式内社。







 
 タブノキ








 森を抜けた。








 灯台が見えたので登る。周りが繁って展望無し。








 灯台を越えて反対側にありる。こちらにも大木。








 食事場所を探して岩場に降りる。磁石岩の看板あり記録が飛びそうな気がして別の岩場へ。








 昼食。景色は良いが今日は暑すぎる。クルマユリが咲いている。





 クルマユリ








 下山開始。同じ道を戻る。









 ハマウド。もうすぐ駐車場。

 


 
 

                              ■次回登山は、7/9「木場潟一周」へ■



  2022年07月10日(日)2回 荒磯遊歩道-「東尋坊」-「雄島」往復

 



 暑くてたまらない。山に登るとへたばりそう。そういう訳でまた「荒磯遊歩道」に来た。二回目。前回と同じトイレのあるキャンプ場に車を置く。S女史と待ち合わせ、一時間も掛からず到着。








 荒磯遊歩道で東尋坊に向かう。









 最初の文学碑「高見順」、俺は荒磯の生まれだ・







 海が見えてきた。










 あまり風が無いなー。






 ホタルブクロ         ヘクソカズラ         赤い実がある




 トベラ            ヒメオウギズイセン      コオニユリ








 あずま屋。則武三雄の詩碑。東尋坊タワー。アジサイ。









 波は静か。








 アジサイ。石原八束の句碑。









 高須山が見える。








 虚子・愛子・柏翆の句碑。
 この句碑の前を降りてゆくと、丸い三角点がある。








 岩に金属の丸い三角点が埋めてある。「4等三角点・東尋坊・16.7m」








 東尋坊を抜ける。日曜で人が多い。









 観光遊覧船が何艘も出ている。









 遠くに雄島が見えてきた。あそこ迄往復する。








 カワラナデシコ        ハマヒルガオ        ツリガネニンジン




 ハマウド            ハギ            ワルナスビ







 去年の通行止め箇所はまだ通行止め。橋が二ヶ所危ないらしい・









 交差点を左折して、しばらく行ったところから左に降りて荒磯遊歩道に復帰。








 途中にあずま屋。一休み。









 あずま屋より、福良の海食断崖。







 クズ









 雄島に近づくと、ツワブキ









 雄島が近づいて来た。








 赤い橋を渡る。








 橋を渡ると鳥居。鳥居近くの草むらの中に「4等三角点・雄島・3.8m」がある。








 鉄製の丸い三角点。誰も気が付かない。








 すぐ急な石段。今日一番の難所。









 今回は階段の上より、雄島を時計の反対周りに歩く。タブノキとヤブニッケイの林らしい。林を抜ける。





                                 



クルマユリ


カワラナデシコ











 岩場に降りる道が在った。岩場で昼食。座ったまま撮った絶景。









 海辺なのにあまり風が無くて暑い。








 出発。灯台に登る。









 前回はキツネノカミソリが咲いていたが、今は藪。







 灯台から降りて神社が近くなると、タブノキとヤブニッケイの林。









 大湊神社。お参りして、跡は同じ道をひたすらにもどる。







 なかなか遠いぞ。









             ■次回登山は、7/13福井の「池ヶ原湿原」徘徊へ■




  2021年08月21日(土)1回 荒磯遊歩道-「東尋坊」-「雄島」往復



 暑いし天気も悪い、足腰の弱らぬように健康徘徊、S女史に何処行きたいの、の返事メールの中に「雄島」というのがあった。調べたら福井の海岸の「東尋坊・雄島」間に「荒磯遊歩道」があり、歩いている人の記録も見付けた。それを参考に歩きに行くぞ。



 三国町米ヶ脇に「荒磯ふれあい公園駐車場」があり、隣にトイレもある。ここから「荒磯遊歩道」が始まっている。「荒磯と文学のみち」という標識もある。今日はここから
「雄島」を往復する予定。9.30分。




 
まず「高見順文学碑」があった。作家で詩人の高見順はこの三国で生まれた。「おれは荒磯の生れなのだ おれの生まれた冬の朝 黒い日本海ははげしく荒れていたのだ 怒涛に雪が雪が横なぐりに吹き付けていたのだ ・・・・」。川端康成氏ら仲間が建立した。






 岩壁の上に遊歩道が通っている











 盛夏だか、海辺は少し涼しい気がする。





                ツリガネニンジン       クズ




 「則武三雄の詩碑」があった。米子の人だが福井に住んだ詩人らしい。
「三国・しらなみはよせてかえるぞ二十四時 悔恨のくらいおもいに似て 反むきしひとのごとくひるがえる ああ三国 ・・・」








 誰ひとり歩いていなかったが、誰かが一人追い越して行った








 「林光男みち子比翼の歌碑」があった。三国生まれの東京の実業家夫婦が、卒寿記念に建てられたものらしい。
「世の常の寂しさならず 岩に立つ我が足もとに ささめく潮騒 光雄」「三里浜の磯を目つたう 遥かに亀島か見ゆ 潮けむりて みち子」































 だんだんと東尋坊が近くなってきた雰囲気だ。










 「石原八束句碑」があった。石原八束は三好達治に師事した俳人。三好達治は三国に五年間住んだゆかりの人。師を偲んで建てた。
「彼の世より 光りをひいて 天の河」




 「三好達治詩碑」に出た。
「春の岬 旅のをわりの鴎とり うきつつとほく なりにけるかも」




 「虚子・愛子・柏翆 句碑」があった。遊歩道からは裏側が見える。正面に周る。中央に高浜虚子の句
「野菊むら 東尋坊に 咲きなだれ」。右に伊藤柏翆の句「日本海 秋潮となる 頃淋し」。左に森田愛子の句「雪国の 深き庇や 寝待月」。虚子は何度も三国に来ている。柏翆は三国に移り住んだ。愛子は三国出身の俳人らしい。






 ここから東尋坊が始まる。久しぶりだな。











 若い観光客が大勢いるぞ。






 遠くに「雄島」が見えてきた。あそこ迄往復だ。




 大きな「三好達治文学碑」があった。
「天荒れて日暮れ 沖に篇舟を見ず 餘光散じて消え かの姿貧し 燈台に 淡紅の瞳かなしく 點じたり ・・・・」




 ヘクソカズラ         センニンソウ        オトコエシ








 福良の浜へ降りる遊歩道が、通行止めになっていた。橋が二つ壊れているらしい。市道に回り、県道も歩くらしい。











 市道







 県道に出てから遊歩道に戻る道が見えたが、通行止めのロープが見えた。通行止めのロープの横から、遊歩道があったのだが、通行止めと勘違いして県道を歩く。






 

 遊歩道が塔路の脇に合流してきた。









 「あらいそ」と読むのかと思っていたが「ありそ」と仮名がうってある。










 「大湊神社」の前を通る。安島という地名である。







 赤い橋で「雄島」に渡る。横に駐車場がある。









 橋を渡ると鳥居がある。








 鳥居の後ろの広場に4等三角点がある。岩に丸い金属の三角点が埋めてある。点名は「雄島」
、標高「3.8m」。誰も気付かない。







 急な石段を登り、左回りで島内を歩き出す。










 しはらくで「大湊神社」に着く。福井県重要文化財で。航海漁業の守護神。横に大きな「タブノキ」







 この島には「タブノキの林」と「ヤブニッケイの林」があるらしい。白い大きな木がタブノキらしい。









 岩場に降りる道あったので、降りて昼食にする。








 左に東尋坊の搭が見える。あそこから歩いて来た。



 右側の山は「高須山」らしいな。





 島の中央に辺りの灯台に登る。赤い「キツネノカミソリ」がいっぱい咲いているぞ。12.40分。




 キツネノカミソリ       ハマゴウ           ヒルガオ







 島内は原始林みたいな雰囲気。白い太い木がタブノキ。









 細い黒い木がヤブニッケイらしい。


 





 帰りは、歩き損ねた遊歩道に入る。ちゃんと整備がしてある。







 福良の「海食断崖」と云う所へ出た。上にあずま屋の屋根が見えた。








 あずま屋を通過。










 「山口誓子之句碑」があった。
「盆の荒れ 三方 岩の壁の海」







 よく手入れのされた遊歩道。










 反対側の通行止め地点。浜へ降りるのは通行止め。雄島の方へは行ける。






 ワルナスビ         ホタルブクロ         カワラナデシコ




 東尋坊まで戻ってきた。東尋坊にも三角点があるので探してみる。三角点は朝通った「虚子愛子柏翆句碑」の近くだった。





 海に突き出した岩壁の上の岩に。丸い金属製の4等三角点が埋めてある。点名は「東尋坊」標高は「16.7m」。アベックが場所を占領していたが、写真を撮りに近づいて行ったら、逃げて行った。恋路を邪魔してすみません。









 14.55分に駐車場に到着。

























 ■次回登山は、8/26加賀の里山「倉ヶ嶽」へ■






















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