加賀の里山逍遥
2005.04.より登山順

[加賀]  下村山 469 m (小松市赤瀬町)103
[加賀]  向谷山 558 m  (小松市大杉町)
[加賀]  東尻高山 421 m (小松市菩提町)
第4回 2022.10.06. 「東尻高山」
第3回 2010.11.13 .赤瀬ダムより、向谷山三角点を藪漕ぎで往復。
第2回 2009.05.31. 赤瀬ダムより、向谷山三角点を藪漕ぎで往復。
第1回 2009.12.02. 三角点探訪で、下村三角点を藪漕ぎで往復 

  2022年10月06日(日)4回 「東尻高山」



 ネットで「役行山」の記録が出ていた。調べてみると役行山では無くて、役行山の隣の「東尻高山」と判明。登った事は無いが老人向けコースである様だ。急にN女史が半日歩きたいと言ってきたので、「東尻高山」にした。生雲や観音水に行くのに、三方か林道が登っている。那谷寺からの道・赤瀬那殿観音からの道・粟津岳山の下からの道。我々は赤瀬町から那殿観音を通って「赤倉峠」に上がった








 赤倉峠は四ツ辻の交差点で広い。今日は歩くのが目的。観音水や生雲には車で行けるが、ここに車を置いて歩き出す。案内板を眺めて歩き出す。










 この道を歩き出す。案内板ではこの方面は加賀市になっている。







 少し歩くと観音水。汲みに来る人がいるようだ。









 観音水の前は広場で展望がある。柴山潟。








 広場の隅に大きな石像。布袋さん?。








 次の広場。何の広場?。








 広場の隅に仏像。横に工事現場の事務所みたいなもの。







 この林道は展望が良い。加賀温泉駅の観音像が見える。









 前方の小山が「東尻高山」らしい。







                イワニガナ          アキギリ







 「神名火トンネルを通り抜ける。向こうが見える。









 トンネルを抜けると、すぐ斜面に登山口がある。







 ロープが張っている。プラ階段の急坂。









 尾根に登り着く。左に尾根を進む。右に進めば生雲に出るようだが道は無い。







 頂上手前で「役行山・生雲」が見える。









 「東尻高山」の頂上到着。丁度柴山潟に噴水が上がっている。






 頂上は広く刈ってあり展望が良い。小松ドームが見えるので「粟津岳山」だな。









 遅い昼食。







 頂上からの「役行山生雲」の宿泊施設。遠くに白山の一部。








 鈴ヶ岳から「大日山」だな。








 車道まで降りて、車道を横切って広場の先の道に入る。







 「役行山洞窟」に行ってみる予定。洞窟300m。役行とは役行者(昔の山岳修験者)が、行をシた所。








 荷物を置いて行く。斜面の道。








 「↓50m」の標識、矢印の方は急斜面で道があるように見えない。直行する道があるので、進んでみる。






 老人は急坂が嫌い。手入れのされた登山道。役行山の見える地点で、急坂の降りとなる。
 








 ロープの下がった大きな岩の道。S女史と完全に別道に居ると確信。電話を掛けたり大声を出したり。何とか連絡が付き戻る。





 やはり50mの急坂を降りるのが正解。私が下りにかかっていた道でも、同じ役行山洞窟にたどり着いた、と思うが今日は諦めて、寄らずに帰った。


 車を置いた峠が見えてきた。帰りは岳山の下から日用町を通って帰った。





             ■次回登山は、10/9金沢の「三ノ坂往来」へ■



  2010年11月13日(土)3回 向谷山」



 里山は、紅葉の盛りみたいな感じ。木々の葉っぱが落ちて藪漕ぎがし易くなった。そんな訳で
「向谷山」に出掛ける。8.30.せせらぎの郷で、老人コンビはSNハッスル女性コンビと合流。


 前回と同じく赤瀬ダムの、ダム堰堤の上を渡り、大杉谷川を遡る。ダムにはほとんど水が無い。広場みたいな所から右に「下大杉上戸谷」林道に入る。300mほど入り込むと三叉路になり、右の林道に通行止めの看板と鎖がある。左の「下戸谷」の林道に入る。細いガタガタの林道である。しかも結構長い。前方から車が一台下りて来て困ったが、バックしてくれた。この道は通り抜けられませんよ、と声を掛けられた。登山ですと言ったら納得してくれた。







 前回の林道突き当りの広場近くに来て驚いた。重機が入って林道の工事中である。折り返すようして林道の延長工事のようだ。赤土で道がドロドロ。ようやく片腹に留めて工事の人に、ここが今までの、林道の終点地点ですかと確かめる。間違いないらしい。今日の工事は昼で終わるからとの事。









 この山には全然登山路が無い。最初から藪漕ぎである。前回の記憶を頼りに、ヘアピンカーブの工事中地点から、しばらく谷を登るのである。9.20。谷に入ってすぐ小さな滝がある。この右側を登って行く。









 100-150m登って、沢の渡りやすい所で、沢を渡って左の斜面に取り付く。急な斜面をとにかく上へ上へと登って行く。少し下刈がしてあるようで、切った枝につかまると滑り落ちる。









 ようやく尾根上に出ると、一度だけ緩い細尾根に出る。「鞍掛山」が見える。また急斜面になる。私一人だけ遅れて、先の三人は何処から登ったか見当がつかない。もう頂上に着いているかも。









 こまめに赤いテープを付けて、一番高い所に直登したら、10.40.三角点到着。全然見通しは無いが広い頂上である。天気予報に寄れば、絶好の行楽日和のはずが、黄砂で青空なし。どんよりと曇り空のようだ。










 三角点の周りが広く開いている。ゆっくりと陣取って早い昼食。











 国土地理院地図には、下大杉町から直登する登山路が記入されているが、実際には存在しないようだ。山の名前も載っていない。









 今日のメンバーの4人。「向谷山」の山名札を提げる。三角点名が「向谷」である。登る人はほとんど居ないようで、三角点に興味のある人が登るようだ。










 頂上の北の方に切り開きがあり、大日山が黄砂に煙っている。一時間以上も長居して、11.50.に下山開始。











 下山コースはテープを頼りに、ほとんど直線に小さな尾根を降りる。北の方に円行山の生雲の施設が見えた。









 12.40.頂上より50分で車にたどり着いた。せせらぎの郷で、明日の「取立山」登山を確認して解散。






  2009年05月31日(日)2回 「向谷山



 小松国府町の氏に教えていただいた六山の内、五つは登った。知らない山を登るのは大好きである。
「向谷山」はその六っ目の山である。地図に名前は載っていない。小松の「動山」の近くである。地図を見ると、下大杉町の動山登山口(四角い穴の開いた石の標識)の向かい当たりに大杉谷川を渡る橋がある。その橋を渡ってまっすぐ林道が、向谷山の頂上に向かっている。途中から点線になっているが、山道は一直線に頂上まで続いている。昔は登られた山なのだろう。X氏から教えて頂いた道は、山の裏側に入り込んでいる林道の終点から登ることになっている。この林道の入口は、近くを通った時確認済である。この先幅員狭小のため車両通行は危ないと書いてあった。




 お天気が悪い。朝雨が降っていた。だんだん晴れてくる予定なので相棒と二人で出かける。標高も低いので、地図を見る限りでは簡単に登れそうだ。9.50.瀬領のせせらぎの郷で待ち合わせ。車一台で大杉の方へ出発。赤瀬ダムの堰堤の上を通り、対岸の舗装路を行く。ダム湖が済んで大杉谷川の方へ急に曲がる地点に、広場がありそこから林道が始まっている。「下大杉町上戸谷」と書いてある。








 しばらくで分岐に出る。左の道に「下大杉町下戸谷」と書いてある。地図で見ると右の「上戸谷」の林道はトンネルを抜けて那谷寺の方まで続いているようだ。左の道に入り川沿いに登ってゆく。禁漁というのはこの川の事らしい。3㎞ほどで突き当たりの小さな広場に着いた。







 道が細く日曜なので、山菜取りの車に合うと大変だと思ったが、一台も合わなかった。林道は想像していたよりも整備されていたが、それでも底を何度も擦った。  10.30.左の谷に沿って作業道みたいなものを登りだす。しばらくですぐ踏み後は無くなった。左の斜面の上の尾根に登るはずだが道が無い。







 しょうがないから、谷川を渡って適当に左の斜面を藪漕ぎに入る。覚悟の上なので赤いテープを用意してきている。この山は地図で見ると、この辺たりで一番高いから、とにかく高みを目指す。どんより曇っていて、雨は降っていないがびしょぬれである。ようやく尾根の上に出る。初めて西の方が見えた。









 どうも「鞍掛山」らしい。尾根の上にはかすかに踏み跡がある。下から続いている。テープを付けながら慎重に登る。所々杉林があるから、その作業道らしい。










 これは「ツクバネウツギ」かな。杉林が無くなると道も無くなる。氏より頂いた資料にも、最後の50mは道が無いので要注意と書いてある。案外広い斜面なので、経験からすると、こんな場所は帰りに迷いやすい。赤テープを付けながら高みを目指す。






 12.30.三角点到着。雑木林の中で展望無し。広い頂上のようだ。周りが刈ってあり小さな空き地となっている。加賀山岳会のの木札が下がっている。ほかにも白や赤のテープがある。
三角点情報「向谷山」
三角点名・向谷
等級・三等三角点
標高・557.83m
所在地・石川県小松市中村町









 雨も降らないからお湯を沸かして昼食。













三角点で恒例の記念撮影。持ってきた小さな山名札を提げる。誰も登らない山などに札を今年から提げている。時々札を見たと知らない人から、メールが来たりする。「山男のつぶやき」様、お便りありがとう。






 頂上の先に、踏み跡が続いているのでいってみた。斜面の木を刈って展望地点を作った形跡がある。こちらに白山が見えるのだろうか。
 これは「ササユリ」












 一時間近く在頂して、13.25.下山に掛かる。
 これは「フタリシズカ」











 帰りは登山路も見つけたから、簡単に降れそうだ。慎重にテープをたどって降りる。
 これは「シライトソウ」















 藪漕ぎして登った地点も過ぎ、順調に降っていたが、突然道が判らなくなった。無くなった。もう先が見えているので、適当に藪を滑り降り、谷川を渡って対岸をよじ登ったら、林道に出た。?と考えたら左に林道の突き当りがあり、駐車した車が見えた。まあこれで良しとするか。13.25.だ。




 車を置いたあたりに「カタハ」が多いので摘んで帰った。これで小松国府のX氏より教えて頂いた山はすべて登った。おかげで加賀の里山の数が97になった。今年中に百山の目安も立った。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします





  2009年12月02日(水)1回 「下村山」



 「下村山」と云う山名は地図には載っていない。「三童子山」と「鷹落山」のちょうど真ん中あたりの三角点のある山である。三角点の名前が下村なので
「下村山」と勝手に名付けた。「円行山」と尾根続きのため「奥円役山」でもいいかな。





 
 小松にある三角点を探訪している。赤瀬ダムの上に在る三角点を探しに行った。登山路は無いが周りにぐるりと車道があるのでどこからでも登れる。この時期あまり茂っていないので、適当に尾根の上までよじ登ったら、平野が微かに見えた。











 尾根の上には、獣道が通っているようで歩きやすい。シキミの赤い実が目立つ










 天気が良くて12月なのに寒くない。藪の中で抹茶を点てて「抹茶休憩」とシャレる。











三角点情報「下村山」
三角点名・下村
等級・三等三角点
標高・469.18m
所在地・石川県小松市大杉町








 適当に高い所へ登ったら簡単に三角点が見つかった。こんな山だが三角点探訪者がいるようで、テープが色々下がっている。辺りも少し拓けている。


 白山も見えた。山らしくない山だが、三角点の名前の「下村山」と命名しよう。円行山より尾根が続いているので、
「奥円行山」もいいかな。









 「動山」がすぐ隣である。














 那谷寺の円行山生雲の宿泊施設が遠望できる。この三角点から生雲まで尾根が続いている。










 三角点の周りに陣取ってゆっくりと昼食。














 下山の途中ナメコを見付けて大騒ぎ。







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